第34話 再会 ③
大っ変遅れました!
イベントとかアイデア湧かないとかそんなこんなありまして結構遅れました。
いや元々結構長いペースで投稿してたんですけどねw
俺は【居合】との戦いが終わり、軽く応急処置を終えた。幸い俺も【居合】も後遺症に残りそうな所は何もなかった。
そして近くの椅子ぐらいの大きさにカットされていた木の幹に座る。
先程の戦いの悪い点とか疑問に思った点を纏める作業を始めよう。
まず悪い点だ。悪い点は自分の予想になかった物を使われた時の対処法だ。そもそも最適解をもう少し甘くして対応を楽にしておけばこんなに苦労する必要は無かったのではないだろうか。他にも悪い点は合っただろうが、今回で一番気になったのはこの所だった。
次に疑問だ。【居合】の言動。【居合】は戦いの真っ只中にあんなに喋る人だったか?少しは喋っていただろうが、ここまで頭おかしい言動では無かった筈だ。しかも何処か病んでれが入っていたのも怖かった。『妖刀:月口』の影響あんな感じになる見たいな物では無かった筈だしな。
様々な思考が現れるが、結論には至れない。
「ぁ゛ぁ゛ぁ゛疲れたなぁぁぁ」
反省会を止めて集中を少し緩める。
「こっからどうすっかなぁ...取り敢えず【居合】は近くの都市に連れてって宿屋で休ませれば大丈夫かな」
「その必要は無い」
俺が休んでいる木の幹、その前の木と木の間。不自然に真っ黒な空間から、黒髪ポニーテールの右目に切り傷の付いている男がやって来た。
不自然に真っ黒な空間。それに気がついた途端、周り30mに黒い幕の様な物があることにも気付いた。
「結界か」
「ご名答、その通りだ」
結界。時空間魔法の応用だったり、光魔法、闇魔法などの様々な魔法でも結界はある。今回使われているのは、多分、魔方陣を用いたベース闇魔法の結界だと思う。他の魔力の痕跡もあるから絶対とは言えないが確定だと思う。
この結界の効果は、一つは魔法の発動禁止だと推察してみる。もう何個かあると思うがそれは分からない。
「魔法の発動はっと......無理っと、正解だったか」
魔法の術式に邪魔をされる様な感じで発動が阻害される。これだと多分SSSランクの【魔術王】なら効果無いだろうな。
──冒険者【魔術王】 魔法を全属性操れる上に、魔力がEXを超えて※※とか言う、神が作り出したステータスボードの上限を超えたリアルチート野郎だ。転生者でも迷い人でも無いのにおかしな知識を持っていたりする。今回、この結界が効果無いと言った理由は、【魔術王】なら阻害されてもその状態からゴリ押して発動する。(と、思われる)
いや、まぁ俺だと無理なんだけどね。
「断ったらどうなるんだ?」
「首が落ちるが構わないか?」
まるで冗談の様な口調で言っているが、その男から放たれる威圧感がそれを真実だと語っている。
実力的にも【居合】の数倍はあると思われる。先程の【居合】との戦いで危うかった俺では多分手も足も出ないのでは無かろうか。
「...あ」
「?」
あれを聞くのを忘れていた。
「どちら様で?」
「.......答えると思っているのか?」
「いや、思ってなかったけど。一応聞いておけばワンチャン教えてくれるかなって」
「無いな」
「うん、無かったね」
軽口を叩きつつも自分の出来る最善を探る。
説得は厳しいだろう。頭固そうだし、途中で強行突破に来られると困る。
だからと言って素直に差し出すのも何だが腹立つ。何か手段は無いだろうか。
「手段はない。素直に差し出したらどうだ?それとも何だ、お前、お嬢様の正体を知らないのか?」
「さりげなく心を読んでるんじゃねぇよっと......ん?お嬢様って何ぞや?」
思わず思考を一瞬止めてしまったのは悪くないと思う。なんだ、【居合】がお嬢様だと?
「割りと親しそうな仲だったが話してないのか」
意外そうに俺と後ろで横になっている【居合】....を...?
「回復早くない!?」
「これぐらいは当たり前に決まってるではないですか」
「え、えぇぇ?」
結構良いところに当たったと思ったんだがなぁ...回復も傷ぐらいしか治してないし。
「イアお嬢様、いい加減国に戻られてはどうでしょうか?」
少しだけ腰を低くしつつ、【居合】に話し掛ける謎の人。
それに対して【居合】...イアさん?イア様かな。イアちゃんでは無いよなぁ...イア殿?いや待て、胸の大きさ的にはイアちゃんであってるか。
「ちょっと待ちなさいミカ。今この馬鹿が変な事を考えていた。殺す時間を貰うわ」
「だから何で二人とも思考を読み取るわけ!?」
「イアお嬢様。胸の事は諦めた方がよろしいかと」
「殺すわよ」
なんか【居合】のキャラ?口調?気配?が変わっているんだがどういう事なんだろうか。
「イアちゃん、この人について教えてくれるかな?もしくは君のその口調とかさっきのとか」
「子供あやすみたいな口調はやめなさい。殺すわよ」
「あらやだ最近の女の子は怖いわねぇ」
団地のおばちゃんみたいな口調で【居合】を煽る。
「殺す」
一切の躊躇なく刀を振ってきた。ギリギリ避けれたが少しでも前に居たら死んでいた。
少なくとも【居合】の動作には注目していたのだが、全く見えなかった。
「何で進化、強化、変化どれか分からないがしてるんだ?【居合】」
「そちらについては私が説明致します。イア様の暴走を止める事からですね」
「了解」
そのまま居合とのバトルに変わっていく
【居合】だか、マテライトだが、イアちゃんの秘密は次回に持ち越しです。
次回も多分結構遅れるかもしれませんが、長々と見ていってください




