表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/41

第29話 少女との出会い ①

少し纏めてから書いたので遅れました。

少しの間こう言うのが続くと思います。


長編(予定)序章1話目

 俺は何時も通り朝イルシアに起こされ、何時も通りギルドに向かって依頼を見て、何時も通り夜眠る。そんな生活がほぼ大半だ。

 しかし、とある少女との出会いでこの生活は少しの間変わる事になった。これはそんな少しの間の物語だ。






「マスター、今日のご予定はどういたしましょうか?」

「そうだなぁ...取り敢えず【ネスト】で何かしてくるよ」

「畏まりました」


 そうして俺はご飯を食べ終わり、外への扉に手を掛け


「じゃあ言ってくるよ」


 そう言って外へでる。




 扉を開けると、そこは【ネスト】の宿屋の部屋の中。

 何故宿屋の中で『自宅』に入ったのかは何となくだ。別に外で入っても変わらないから殆ど意味がない。


 そして、そのまま扉を開け宿屋の女将に挨拶をして外に出る。

 今日は【ネスト】の散歩をするつもりなので、何時ものギルドへの道じゃない通りを進んでいく。

 様々な露店がある通りへ向かってみる。



「どうだ!俺の勝ちだ!」


 露店の中でも一際野次馬を集めている店があった、それは腕相撲で勝ったら景品が貰えるタイプの店の様だ。

 今は一人の挑戦者が店主に負けている場面だった。


「くっそ!もう一回!」

「お客さん、連続はもう一回後ろに並んでからしてくださいな」

「そんな事知るかッやるぞ!」


 店主の警告を聞かずにそのまま居座る客。店主は困ったように頭を掻きつつも、飾ってあった大剣に手を伸ばす。

 そして、手を伸ばしてるのに、そのまま喚き続ける客を大剣の側面の部分で吹っ飛ばした。


「おお」


 思わず声に出てしまう程綺麗に吹っ飛んでいった客。

 他の野次馬や並んでいる客も皆拍手をしてしまう程には綺麗だった。


 そして、そんな出来事の後の客は140cmちょっとの女の子だった。

 周りの一般人や戦闘経験が少ない冒険者は彼女を侮っていた。だけど、この中にもBランク以上の実力を持っている人や店主は彼女の実力に気付けた。

 歩き方から気配の断ち方まで何から何まで、鍛えられている。それもかなり年季を感じるレベルまで。

 実力者は彼女の動作を見極め、実力のない奴等は彼女を嘲笑う。


「おいィ、嬢ちゃん大丈夫かァ?ここは腕試しの場だとは言え、男性でも勝てない場所だ。嬢ちゃんだと腕が折られちまうんじゃないのかぁ?」


 その男性は口調はともかく、警告のつもりで言ったのだろう。それもそうだ、彼女の腕はかなり細い、それも筋肉がどこに付いてるのか分からないぐらいには。

 それに彼女は


「大丈夫」


 感情のあるのか無いのか分からない声でそう言った。

 警告をした男性は「けっ」と言ってすぐ後ろに下がった。


「次の相手は嬢さんで良いんだな?」

「そうよ」

「了解、じゃあここに腕を置いてくれ」


 店主は余り侮った様子もなく、緊張を抑える様に丁寧に接する。彼女は何を考えているのか分からない顔で頷いて、腕を土台に置く。


「じゃあ、用意はいいか?」


 一緒に店番していた一人が手を抑え、二人に聞く。二人は「ええ」「大丈夫だ」と答える。


「よーいッ、スタートッ!!」


 合図が出る。

 すると彼女は目を少し間瞑る。そして目を開けると勢い良く腕を動かす。

 店主は少し勢いを緩めた物の、そのまま机に腕を叩き付けられる。


 周りは何が起こったんだや、手加減するな等とほざいているが、実力者はきちんと理解出来た。目を瞑った間に何かを発動したのだと。

 目を瞑った瞬間に魔力が腕に回っているのが理解出来た。

 だが、魔力が腕に回ったのは分かったが何故強化がされたのかは分からなかった。

 彼女はそのまま報酬を貰ってルンルン気分で城門へ向かっていった。

 俺は彼女が何者か気になりそのまま付いていった。



 彼女はそのまま城門から外へ出ていき森を観察しながら(当てがあるのかは分からないが)何処かへ向かっていく。

 俺はそんな彼女に声を掛けてみようと思った。


「おーい、君ー!」

「?」


 彼女は後ろを振り向き俺を見る。

 首をかしげ、合ったことあるだろうか?見たいな表情をして俺を見る。


「君は?」

「俺はマモル。君ってさっき腕相撲で店主に勝ってた人だよね?あれどうやったの?」


 それを言ってから俺は気付いた。


(あ、考えたらこう言うのって言わないのが普通か)

「ごめん、何でもない」


 そんな俺の反応に彼女は


「アッハッハ、自分で言って自分で訂正するんだ!やっぱ人間って面白いなぁ!」

「えっ?」


 そんな反応に俺は驚いてしまい、少し口が開いたまま思考を止めてしまう。そんな状態の俺にも関わらず彼女は言った。


「私は......そうね、ホムラ。ホムラって呼んでちょうだい」

「お、おう?」


 そんな強引に自分の名前を名乗ってきた彼女、ホムラ。俺は呆気に取られながらもホムラとの会話を始めた。








 この会話が俺とホムラの短いようで長い間続く、不思議な物語の開始地点だった。

 例えばの話だ、もし時が戻ると言われても俺はこの選択をするだろう。

 それほど、ホムラとの時間は面白かった。


今回の話は割りと設定を決めてから書いております。

もしかしたらつまらなくなるかも知れませんがよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ