第27話 彼の技術特訓
メタ発現多数です。
あれ......今更かな......
今回は俺がイルシアにやって貰っている戦闘技術の特訓について語ろうと思う。俺が普段依頼やら何やらの話しかしてないが、必死になって特訓をしている事について皆には分かっていて欲しい。
ん?何故早い段階でやってないのか、だって?そりゃ作者が忘れてたからだよ、酷いよな。
さて、作者の罵倒と言うメタ発言をいれておいて、今回の話を開始する。
「マスター、起きてください」
朝はイルシアに起こされる。その次は朝食だ、食材は何処から来てるのか分からないが。
「マスター、今日は何の特訓に致しましょうか?」
基本的に最初の特訓だけは俺が決めて、その後にイルシアの特訓メニューに変わる。俺がやりたいのが無いとやる気でないしね。
「取り敢えず特殊魔法の特訓にしてくれ」
「畏まりました」
そうして、俺達は訓練場に入る。
訓練場の部屋は、最初は真っ白の何もない部屋なのだが、壁にある端末を操作すると、魔法なら魔法に関する物がある部屋に、武術なら武術に関係する物がある部屋に、と言った感じにかなり便利な部屋だ。
しかも、特訓の範囲が広いので身近な物だと家事や裁縫、可笑しい物だと睡眠や自慰の部屋などもある。睡眠の特訓って何なんだ...
特殊魔法の特訓は、基本的にイルシアに魔法の詠唱や、魔力操作を教わり、それを実行するだけの簡単な訓練だ。
「ここが...こうで......であるからして」
「あ、質問」
「何ですか?マスター」
以前気になっていた事を今更ながら聞いておく。
「爆撃系の呪文について質問なんだが」
「ふむ」
「何こかどういう原理なのか分からない物があるよな、あれどうやってんの?」
「どう言うことですか?」
「時空間魔法とか神聖魔法。神聖魔法については回復しないのか?」
神聖爆発、回復を広範囲に撒き散らす技かな?
「そうですね、まず時空間魔法についてですが。時空間魔法を用いて、時空そのものを歪ませる事によって一時的なブラックホールを発現させる事によって、広範囲に攻撃する技です。恐いですね。そして、神聖魔法についてですが、これは薬は毒にもなる理論です。神聖魔法によって回復力を50倍に一瞬でするので、体がそれに耐えきれなくなって死ぬと言う事です。これも恐いですね。要するに魔法は恐ろしいと言う事です」
「分かりました」
取り敢えず魔法が恐ろしい事はわかった。きちんと扱わないとなぁ...
さて、続けるか。
はい。次は戦闘技術です。
「はい、マスター準備は宜しいですか?」
「本当にやるんですか!?」
「これぐらいやらないと将来死にますよ」
今はどんな状況なのかを語っておこう。
まず、コロシアム見たいな形の訓練場で、50mぐらい先に拳銃らしき物をこちらに向けているイルシアが見える。
拳銃?だが、イルシアが言うには、「大丈夫です、当たっても死にはしません。只死ぬより長い苦しみを味わうだけです」とか言っていた。絶対に当たらないぞ。
ちなみに俺が持っている武器は刀で、これを使って弾丸を切れとか言う訓練だ。そんなの漫画じゃないんだから出来るわけ無いだろ!?
「大丈夫です、出来ます。だから、安心して構えてください」
「ちょっと!変なルビ振られてなかった今!?」
「遠くなので多分幻聴が振られているだけかと」
「今拡声器使って喋ってるからそう言うのは無いだろ!?」
「さっさとしてください、この糞豚」
「ありがとうございます!」
そう言い俺は刀を構える。居合スタイルだ。
「では、行きます」
イルシアのその言葉を聞き俺は五感を活性化させ、精神を集中させる。
イルシアが弾丸を放つ。回転を掛けられた弾丸は落ちることなく真っ直ぐこちらに向かってくる。自分は今周りの全ての物が遅くなっているのを感じた。
イルシアが未だ弾丸が目の前辺りにあると言うのに、まだ発砲する。二つの弾丸が俺に向かってくるのが分かる。俺は、一つのみならず、二つの弾丸に集中しなくてはならない状況になった。
一つ目の弾丸が自分の間合いに入ってくる。まだ速い。
二つ目の弾丸が自分の間合いに入ってくる。今だ!
二つの弾丸に自分の刀をまるで蒟蒻を包丁で切るように、すっと切る。弾丸が割れ、自分には当たらない。
と思っていました。弾丸の割れた部分が自分のお腹に直撃。
「ちょっ!?あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!?」
今の機動的に俺に当たらない場所だっただろ!?何故だ!?
「その弾丸は四つに斬らないと自分の体にホーミングしてきますよ」
「ば や ぐ い っ で く れ よ!?」
そのまま俺は、その一日を治療室に籠る事になったとさ。
「技術特訓パート終了だ。次は日常パートだ......って何これ?」
「演技力の練習です」
「そうか?」
「そうです」
技術特訓から一日後。取り敢えず俺は鍛冶をやろうと思う。特訓は少しやりたくない...
そうして俺は、鍛冶部屋に入る。中には色々な道具があり、何に使うのか未だ分からない道具とかもたくさんある。
カン カン カン
刀を打つ。神経を集中させ、細かな変化にも気を配り。それでいて、魔力を刀に打ち込んで行く。
カン カン カン
刀に命を吹き込むかの様に丁寧かつ豪快に金槌を打つ。自分の感覚に任せ、雑念を入れないようにする。
長い時間が経ち、ついに完成した。元の世界での刀の作成時間については分からないが、この世界では魔力とか言うくっそ便利な物があるので、中々時間が短い。
作った刀は、『名刀』になった。妖刀は何かを代償にする可能性があるが、『名刀』は特に無い。その代わり少し能力が弱かったりするが。
完成した刀の詳細はこれだ。
『名刀:間宮』「魔力に対する抵抗が少ない。斬撃範囲が少し長くなる。刀は成長する」
うん、最初の二つは名刀らしいが最後のは完璧に妖刀向けの能力だよね。成長し過ぎて刀が暴走するとかそういう言うが名刀にあっちゃ駄目だよね。
「マスター、お食事の時間です」
「分かった。ありがとう」
そう言い、片付けをしてリビングに戻る。
そこには既に座っているレミーラが居た。
「マモル君、久しぶりね」
「いつも会ってると思うんだが」
「十話ぶりよ!作者酷すぎない!?態々伏線の塊見たいな私を十話も放置したのよ!?」
「何の話だよ...?」
訳が分からん。まぁいいや。
「お食事をお持ちしました」
「ありがとう、イルシアちゃん」
「ありが...と...う?何だこれは」
真っ黒のスープってどう言うことだ。何のスープなんだ!?しかも何処からか禍々しいオーラがしてるし!恐い!
「食べれば美味しいですよ」
「そ、そうか?わ、分かった」
そうして俺はそのスープを食べる。
そのスープはまるで世界のありとあらゆる不味い物を集めた様な味で、食べれば一度舌は死に、涙が出て来て、気持ち悪くなる。なのに何故か全く吐けないで体だけがそれを食べ続ける。
ただ、一心不乱に涙を流し、鼻血も出てくる。他の人から見たらそれはまるで怨霊とも言えただろう。
その後俺は、三日間腹を壊した。
「私の出番も少な過ぎです。だから八つ当たりです」
「お れ は 関 係 無 い だ ろ !?」
この数日は間宮に取って地獄の日々だったとさ。
めでたし、めでたし。
日常会ってのを作ってないなぁと思っていたのでここで挟んで置きました。
シリアスにしようとも結局ギャグになってしまう間宮君かわいそう(他人事)




