第1話 器用貧乏な彼はキャラクタークリエイトで何選ぶ?
ここは伊勢貝天成高校のクラスが一つ集団神隠しにあった、という珍事件の被害者の一人に目線を合わせた物語である。
俺は、間宮守、部活には入ってない。
得意な事だが、得意というものは無い。苦手な事も無いのだがね。
好きな物だが、ラノベやゲーム、漫画やアニメ等、オタクだ。
学校での地位なのだが、イジメには合ってないが、別にリア充グループって訳では無い。
「おっす守~どうだった昨日のアニメ?」
こいつは、何故か良く隣になる奴、名前は岡崎攻勢。
良く俺とこいつで、攻めと守りと一区切りにされる。
例えば、この地域限定のスポーツ、ファイト&ブロック、二体二の攻めて宝を取り、宝を守る。
というスポーツでは、良くこいつと一緒に組むのだが、攻勢が攻め、俺が守る、と言った感じに進むと、何故か良く勝てるのだ。
お陰さまなのかは知らないが、攻めと守りで一区切りにされ、他の人とグループが組めない。
「あぁ俺は好きだったな、あぁ言うの」
きちんと返事をしておく。
「やっぱりか、やっぱ俺とお前、結構アニメの趣味似てるもんな」
「お前もかよ...これだから俺達は一区切りにされるんだよ」
「俺に言われてもなぁ...」
――キーンコーンカーンカーン――
「おっと、じゃあまた後で話そうぜ」
「おけ」
授業面倒くせぇなぁ...まぁ頑張るかなぁ...
『やぁ』
あれ?学校のスピーカーから変な音が聞こえるんだが?
「攻勢、これ何があるか聞いてるか?」
「いや、知らん。何だこれ?」
攻勢も知らないか...皆も知らないっぽいな、サプライズかな?
『二年三組の皆、今日から君達には異世界に行って貰います!わぁーパチパチ』
は?異世界?これが集団転移モノですか?
「守!集団転移モノだぞ!実際に合ったんだ!」
攻勢が俺に耳打ちしてきて、クラス全体がザワザワする。すると、
『ちょっと、静かにしてようねぇー』
すると、何故か一気に静かになった、何でだと思って攻勢を見ると、口を開けてるのに声が出てないといった感じだった。怖!?
『はい、じゃあ自己紹介から行こうかな?僕は君達の言う、異世界の神なんだ。僕の住んでる世界『メルサ』は、君達の所にはない、ゲームみたいな、ステータス、剣や魔法等がある世界なんだ』
キターーーー!?異世界や!
『ただし、危険な生物や、危ない盗賊等、君達の世界とは比べほどにならない程危険なんだ。だから、君達には僕から、祝福を上げようと思う。選ばせて上げるけど自己責任だからね?他の人と相談等は駄目さ』
そう言うと周りが暗くなり、机の上に、パソコンみたいなのが出てきた。
画面には、祝福選択とあり。
①ステータス
②スキル
③アビリティ
④道具、武器
⑤その他『僕に言ってねぇ?気に入ったら上げるよ』
残りポイント50
とあった、時間制限は無いみたいだ。
ステータスを見てみる。
マモル・マミヤ LV1
性別 男
種族 人族
筋力 D
体力 D
瞬発力 D
魔力 D
幸運 D
かぁ...まぁ後ででいいや。
次はスキルだ
①武術
②魔術
③生活
④特殊
だった。
気になったので、特殊を開いてみる。
特殊
鑑定 鑑定妨害 探求 直感 夜目 気配遮断 アイテムボックス 気配察知..etc
なるほど...他のは後でもいいか、予想できるし。
次はアビリティだ。
アビリティ
①武術系
②魔術系
③生活系
④才能系
才能...?気になるな。
才能系
武術(武器等の総合的な才能) 剣術 槍術 弓術 棒術 拳術 暗殺術
魔術(魔法の総合的な才能) 火炎魔法 水魔法 氷魔法 土魔法 風魔法 時空間魔法 無魔法 闇魔法 光魔法 聖魔法
その他(他の有象無象の才能)
あ、これだわ、俺はこれを極めよう、そうしよう。
ビビッと来たわ。
えっと、才能系全部取得っと。
残りは31か...考えたら何も考えずにやるもんじゃないな...まぁいいや。
次は道具、武器か
道具、武器
①道具
②武器
③金
⑤セット
セットを見てみるか。
てかさっきから、俺ずっと一番下を見てねぇか?まぁいいや
セット
おすすめセット(金貨1枚、銀貨十枚、体力ポーション十個、魔力ポーション十個、冒険者セット)
武器セット(鉄剣、鉄槍、鉄棍棒、弓、杖)
魔術本セット(猿でも分かる魔術、初級魔術本、中級魔術本、上級魔術本)
これは最優先かなぁ...まぁ後で、
次はその他だ。
その他
『ご記入ください』
「」
か...駄目は元々行ってみるか
「自宅作成」
行けるか...?
『詳細を聞こうかな?』
「」
お、やった!
「自分か、自分が認めた者しか入れなく、マンションみたいに様々な部屋があって、ドアで入れる。例えば、練習場とか」
さて、行けるかなぁ...
『おめでとう!このクラスでその他を貰える人抽選で君が当たったよ!良かったね』
いよっしゃぁぁぁぁぁぁ!これで安全に練習が出来る!
その後は、色々考えながらやったため割愛しようと思う。
で、結果のステータスを見せよう。
マモル・マミヤ LV1 総合使用ポイント 5
性別 男
種族 人族
筋力 C 体力 C 瞬発力 C 魔力 C 幸運 C
スキル 総合使用ポイント 6
鑑定LV1 鑑定妨害LV1 直感LV1 話術LV1
アイテムボックス
アビリティ 合計使用ポイント 25
スキル成長率アップ アビリティ取得率アップ 成長限界無し 寿命増加
武術の才能 剣術 槍術 弓術 棒術 拳術 暗殺術
魔術の才能 火炎 水 氷 土 風 時空間 無 闇 光 聖
その他の才能
道具 合計使用ポイント 9
おすすめセット 武器セット 魔術本セット
その他 合計使用ポイント 5
自宅製作
残り0ポイント
全部使えたのは、殆どが1ポイントで、所々に少し高いのがあったという感じだったからだ。
寿命増加がどれくらい伸びるかは分からんが、一応取っておいた。
よし、これで、完了っと!ポチッとな
『これで終わりで良いかな?』
おう!
『君はクラスで一番早かったよ、じゃあ一旦待合室にて待っててね』
唐突に、周りの暗黒が光出して、それが無くなると、自分がいた場所が草原になっていた。
そして、そこには、とてもキレイな女性が居た。
「やぁ、間宮君、僕の世界に来てくれてありがとう」
「え、あ、はい!」
僕ッ娘だっただと!?不覚にもトキめいてしまった...不敬で訴えられそうだなぁ...
「さて、一番に来た君には、何かご褒美を上げようかな」
「え!ほ、本当ですか!?」
「本当だよ、じゃあねぇ...才能系に一つ新しいのを上げるよ、君見たいに、才能特化みたいな子も他には居ないし、それに特化させて置いて上げるよ」
「え?マジ?やったぁ...あ!?すいません!」
やべぇ...神様にタメ口とか絶対駄目だろ!?
「ははは、構わないさ、ステータスを見るには、『ステータス』って念じるか、喋るかだからね?」
「ありがとうございます!」
ステータス!
~~~~~~
アビリティ
スキル成長率アップ アビリティ取得率アップ 成長限界無し 寿命増加
武術の才能 剣術 槍術 弓術 棒術 拳術 暗殺術
魔術の才能 火炎 水 氷 土 風 時空間 無 闇 光 聖
その他の才能
神の才能
~~~~~
ふぇ?
「ちょっ!?神さm」
「他の子が終わったから、もう君とは喋れないなぁ...ハッハッハ」
あぁぁぁぁ!逃げたぞ、この神様!?
結局その後は、他の人の喋る事が許されず、ずっと口を閉じたまんま、皆が終わるのを待たされた。
すぐ待つのは終わったけど。
「では、君達の命運を祈ってるよ!では是非とも楽しんで来てねぇー」
そして、光に包まれ、自分は気を失った。
―――――――――――
「メル様、彼等に気に入った人は居ましたか?」
「そうだね、一番最初に終わった子かな、才能に迷わずポイントを注ぎ込むのは凄いよね」
「他の選択も結構いい線いってますものね彼、抽選に当たったのは彼の元々の運だったんですか?それとも神様が選んだのですか?」
「元々の運さ、彼が俗に言うラノベ主人公なのかな」
「なるほど...」
「じゃあ自分達は自分達の仕事に戻ろうか」
初期ステータス
マモル・マミヤ 男 職業:無職 LV1
筋力 C 体力 C 瞬発力 C 魔力 C 幸運 C
スキル
・特殊
鑑定LV1 鑑定妨害LV1 直感LV1 話術LV1 アイテムボックス
アビリティ
・特殊
スキル成長率アップ アビリティ取得率アップ 成長限界無し 寿命増加
・才能
武術の才能 剣術 槍術 弓術 棒術 拳術 暗殺術 魔術の才能 火炎 水 氷 土 風 時空間 無 闇 光 聖 その他の才能
道具
おすすめセット 武器セット 魔術本セット
その他
自宅製作 神の才能
作中では神の才能は才能欄にありましたが、異世界で本格的に成果を始めると、その他の欄に入ります。
どうぞこれからよろしくお願いします