俺らの過去 前篇
他の人間は過去と言う物自体を振り返らずに今を必死に生きているのだ・・だが俺と言う存在は無意識に前世と言う今では手に入れる事が出来ぬ物を只々無性に思い出してしまうのだ
そう俺の前世と言うものは学生時代に、両手両足が使い物に成らなく・・そして切断手術と言う物をしなくては成らない程の大きな事故と言う物を起こしたのだ
だが俺と言う存在は其の時当然の如く後悔をした物だ・・そう両親に恩返しと言う物をしずに親の厄介を受ける身に成ってしまうからだ・・だが其の時の政府系の会社で「事故を起こした際に遺伝子操作などで失った体を取り戻す」と言うキャンペーンをしているのを覚えていたのだ・・まあ其れが自分の人生が修羅道に成る切っ掛けに成ったのだ
だからこそ俺は其の時運がいいと言う思ったが・・だが其の無料で手術を受けるに当たり先程の会社と言うか病院で有る事によって有る条件を課せられたんだがな
そして其の課した医者の先生今思えばヤブ医者に「今から御前にお前の細胞から一から作った両手両足をくっ付けるが・・上からの命令でね、そうだな両方ともゴリラ並みの力を手に入れる様に細工をしといた
まあ気にする事は無い普段の生活ではゴリラ並みの力に成る事は無いがな・・まあ怒りや悲しみや復讐や殺意等の高揚状態となると先程の力が解放をする・・と言う訳だ
其れで何で無料でこんな手術が出来るかと言えば・・まあ簡単に言うとな近い内に此の街では治安が悪くなるんだよな
其れで御前さんがヒーローに成って治安を乱す奴を排除をしろ・・「そして体が不自由な人間をゴリラ並みにパワーアップをする力を手に入れさせて悪党共を始末させる様に協力をさせろ」と市長から言われて居てね・・
まあ其れで御前さんが調度其れに該当をしたからな・・今御前さんを手術をしていると言う訳だ、分かったか」とヤブ医者が言ったのである
人体実験をしたのかよ・・そう俺は心の中で「面倒事に巻き込まれたぜ畜生」と思ったのである・・だが普通に考えれば此の手術を受けるのに「1000万」は絶対に掛かるだろう・・そう俺は思ったのである
そして俺は多くの悪党を懲らしめて来た・・時には多くの辛酸や屈辱を味わって来たのである・・そして俺は敵との激闘で相打ちに成る形で死ぬ事に成る
だが俺は後悔が無い・・俺の爺ちゃんが俺が未だに小学生の時に「他人の役に立てる人間に成れ」と言う約束を確りと守る事が出来たので・・俺は後悔が無いのだから
だが俺は次の来世がどうなるか気に成ってしまったのである・・出来る事なら普通の生活を送れる様な人生を歩みたいなあと望んで要るんだがな
だからこそ俺は思うのだあの時事故を起こさなければ国の命令で人を殺す様な事をしずに・・そして襲撃事件で人を殺す事を知らない人生を歩めた筈だなあ・・そう言う風に思えて来てしまったのだ
そして俺の人生は前世で周りに悪魔だの殺人鬼だの所謂当然の反応に加えて英雄だの俺らの苦痛そして苦しみを払ってくれた恩人または救世主と言う様な反応も貰ったのだ
そう俺はを英雄になりたくて・・そして救世主に成りたくて人を殺して居る訳では無いのだ・・そう生き残りたいが為に人を殺すのだ
そして俺は此の前世の人生を無性に今でも振り返るのだ・・そう戒めとして