其れでも此の世界で私達は生きていく
私はこの神々の試練という名の巨大ダンジョン又は巨大な核シェルタ-に入っていったのだ・・そして最初に受けた試練の内容を端的に表すと「試練名がサバイブ」と書かれていたのだ
だからこそサバイブは多分だがサバイバルのことだからこそ「数週間無人島でも荒野でも転生特典の能力を使って生き延びろ」と言う事かも知れないなあ
さて・・いま私たち二人は其のサバイブを受けているのだ、其れでサバイブの真意というのは「戦争状態に成っている世界で空襲や砲撃と言う鉛又は鉄の雨から逃げて戦争が終わるまでの間生き延びろ」という内容だったんのだ
そして今私達がいる世界の情勢というのは私が以前いた並行世界の第二次世界大戦を生き残れと言う事だったのである
まあ・・だからこそ南極大陸をのぞく世界中の大陸が戦争状態に陥っている世界を私達二人は生き延びなければ成らないのだ
そう確か並行世界での第二次世界大戦自体は「1939年の12月から1945年の12月間での合計6年間」の期間しかないが・・だが空くまでも第二次世界大戦の世界より前に第二次世界大戦の前哨戦である「第二次欧州戦争」と「第二次太平洋戦争」が起きているのだ
だからこそ仮に先ほどの間も生きろと言うのであれば、確か第二次欧州戦争が始まったのが「1937年否1936年」の頃だから・・まあ早い話は10年間の間生き延びなければならないのである
さて今私達が居るのは何処の国の何処の場所という具体的な場所は解らないが、だが見た感じ目の前の景色が砂漠が広がって居ると言う状況下を踏まえて・・まあ多分だが「アラビア半島地域」か「北アフリカ地域」か「ネバダ砂漠」だろうと私は踏んでいるのだ
仮にネバダならば下手したら第二次米墨戦争が行われている可能性も充分にあり得るのだ・・だからこそ下手したらアメリカ軍かメキシコ軍の爆撃機での爆弾投下地点で爆弾が直撃をして死ぬかも知れないのだ
其れか戦闘機の銃撃に巻き込まれて死ぬかも知れないなあ・・だからこそ此の私が居た並行世界での20世紀の前半は「世界の何処彼処で戦争が起きている」と言う何とも物騒な世界なのだ
さて其れで私は神々の試練を詳しく見たら「あなたは今1938年1月2日のアメリカ合衆国のテキサス州にいる・・其れで貴方は第二次世界大戦が終わる1945年12月間で生き延びろ」という内容だった
私が居た並行世界でのアメリカは第二次世界大戦で一旦枢軸国と停戦合意を結んだあとにアメリカ人同士が殺し合いをした第二次南北戦争が確か1940年に起きたのだ
そして第二次南北戦争でアメリカ連合国が勝ち、其の後アメリカ連合国は再度枢軸国と結んだ停戦合意を破棄をして、そして枢軸国側に宣戦布告をしたのだ
だからこそ私は逸早く・・否私達は逸早く「アメリカからの脱出」をする為に「日本への亡命」・・日本への亡命はやめとこうかな、何しろ反米勢力と言うか長きに渡るアメリカの統治によって「日本は日本人の手で運営をしなければならない・・だからこそアメリカの指図は受けない」という風潮が流れているのだ
だからこそアメリカから日本に亡命をしても撲殺とかされるのが関の山である、だからこそ何処に逃げようかな