表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

第五話 其の八

第五話 其の七の続きです。

それは、周囲が焼けこげている紙切れの「元の形」。

彩が持っている紙切れと合わせると元の文章が浮き上がった。

『あなたのせいじゃない。最後までお世話できなくてごめんね。

私の分も頑張って明るく生きて。』

「これ、私が最後に病院で書いたの。」

そうか…と彩は思った。

「あなたのせい」

ではなく

「あなたのせいじゃない」

だったのだ。

とんだ誤解だった

酷い勘違いをしていた

「ごめんね…お姉ちゃんがそう思っていたのに、

 今まで暗く引きこもって…」

感情を閉じ込めていた彩はもういない。

今は姉と暮らしていた時と同じように

涙を少し流しながら、笑顔を浮かべている。

涙を拭ったその視界には赤い紅葉の木がたくさん生えていて、神社の境内は茜色を帯びていた。

・・・・・・・・・・・・

(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ