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席替え

 とある日、先生がいきなり爆弾発言した。

 

「そろそろ席替えするか」

 と。

 

 …

 

 え?

 

 えぇエぇエえっーーー‼︎

 

 先生…

 せ、席替えなんてしなくてもよかろうよー。

 

 大丈夫です。

 先生。

 間に合ってます。

 とオレの心の声は全く届かず、クラスの特

 に男子が大喜びだ。

 

 だってみんな白雪さんのお隣さんになりた

 いんだし…。

 

 白雪さんは、めちゃくちゃ美人。

 さらに性格もよく男女問わず好かれている。

 

 そんな白雪さんの奪い合いさ。

 みんな大喜びで席替えに挑んだ。

 

 で、オレはコッパミジンに砕け散る。

 

 白雪さんとぜんっぜん席が近くない。

 むしろ遠い…。

 

 山を何回越えれば白雪さんの席にたどり着

 くのだろう。

 途中遭難するかもしれないってくらい遠い。

 

 終わった。

 

 …

 

 仕方なく机と椅子を持ち上げ大移動開始。

 思い出の場所から巣立つ鳥のように飛び立

 とうとしたら白雪さんが、

「離れちゃったね。さみしいな。」

 なんて言ってくるじゃねーか。

 

 なんだよ⁉︎そのキュンキュン発言‼︎

 さみしいな⁉︎

 あー、オレの着信音にしたかったわー。

 

 すかさずオレも

「うん。オレもさみしいな」

 なんて発言してみた。

 すると、

「でも、大丈夫」

 と言いながら美女は、ニッコリして去って

 行ったのである。

 

 ?

 何が大丈夫なのだろう…。

 

 と思ってたら、休み時間白雪さんがわざわ

 ざオレの席まで遊びに来てくれたじゃない

 か‼︎

 

 わざわざオレのところにはるばるやって来

 てくださった。

 

 ゆるキャラってそんなすごい効果あるのか

 よ⁉︎

 

 さすがにクラスの男子もビックリしている

 じゃないか。

 

 懐かれてんなーと。

 

 えと…

 嬉しいけど少し困惑した。

 魔法をかけられて動くなくなる状態に陥る

 オレ。

 

 だ、だれか呪文を使って魔法を解いてくだ

 さい状態だ。

 

 …もしかして白雪さん…

 オレの何かを狙ってる⁉︎

 

 ‼︎

 

 オレを家畜豚に…

 なわけないし、んー…。

 

 休み時間は、そんなに時間があるわけじゃ

 ないから大した話をしたわけじゃなかった。

 

 で、帰りも一緒。

 

 …

 

「ねぇ、白雪さん」

「ん?」

「もしかして、ゆるキャラとか好き?」

「えっ、なんでわかったのー?大好き」

「あー、なるほどねー…」

 とオレは納得した。

 すると白雪さんが思いもよらない発言をし

 てきた。

「ねぇ、〇〇パークにかわいいゆるキャラが

 いるの。一緒に今度行かない⁉︎」

 と。

 

 ‼︎

 

 あ…これはデート⁇

 

 なわけないか。

 

 で、その〇〇パークでビックリ連続の沼に

 ハマることになるのだった。

 

 

 続く。

 

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