表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/120

ついに…

 …気を取り直して話題を。

 

「えっと…、その昼間の電話の話なんだけど

 さ、いつ…その…」

 と聞いてみたはいいものの…はっきりいい

 づらくしていると白雪さんが、

「明日なんだ」

 と言い出した。

 

 ⁉︎

 明日⁈

 

 ハヤッ。

 

 でも仕方ない。

 

「あー、明日ね。うん。わかった」

 というと、

「予定あるなら無理しないでね」

 と言われた。

 

 イヤイヤ…

 そんな大事なこと他の用事なげやってでも

 行くわ。

 と思った。

 

 明日…

 白雪さんは、明日とても辛い日になるんだ。

 

 

 その日オレはなかなか寝付くことが出来ず

 にそのまま朝を迎えてしまった。

 

 

 そしてついにそのときがやってきてしまっ

 た。

 

 放課後…そのまま二人で病院に行くんだよ

 な。

 

 昼間は、白雪さんいつも通りだったな。

 

 …でも、心穏やかじゃなかったんだろうな。

 

 

「じゃあ、白雪さん。行こうか」

「うん」

 

 白雪さんは、いつも一緒に帰る感じで返事

 を返してくれた。

 

 

 …

 

 病院まで何話したらいいんだ…

 昨日どうせ寝れなかったんだからそこらへ

 んきちんと考えておくべきだったな。

 とオレは反省しながら歩いていた。

 

 すると白雪さんが、

「今日は、わざわざ付き合ってもらっちゃっ

 てありがとうね!やっぱり男の人がこうい

 う時ついていてくれると安心だなー」

 と言った。

 

 男の人…

 

「あー、うん。まぁオレじゃ全然役に立たな

 いんだけどね」

 と返事をしたら白雪さんは、

「ううん。とっても大助かりだよ。ほんとは

 兄が行く予定だったんだけど用事が出来ち

 ゃったみたいでね」

 

 ⁉︎

 お兄さん⁉︎

 

 なんでお兄さんよ⁉︎

 

 そこ、お母さんじゃないんだ⁇

 

 やっぱりお母さんとは、あんまり仲が良く

 ないのかな?

 

 てか、お兄さんいたんだな。

 

 オレは白雪さんのこと知っているようで、

 知らないことばかりなんだな。

 

 

「あ、じゃあここで待っててくれる?」

 と白雪さんは、銀行に入って行った。

 

 …

 

 そうか。

 病院に行くにもお金かかるもんな。

 

 しばらくすると白雪さんが、

「お待たせ!ありがとう!」

 と笑顔で出てきた。

 

 …その笑顔は、やっぱり無理してるんだよ

 ね。白雪さん…

 

 オレは心が締め付けられたような気がした。

 

 

「じゃあ、行こうか」

「えっ?もうここからは一人でも大丈夫だよ。

 今日は、ありがとう。」

 と言い出す白雪さん。

 

 …ここからは、一人なんて…

 

「そんなことさせられないよ。オレもついて

 行くよ」

 というと、

「なら、お願いしちゃおっかな」

 と白雪さんが歩き出した。

 

 続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ