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やばい話

 白雪さんは、彼氏と別れたのか。

 

 いつそんな話になってたんだよ‼︎

 

 てか、白雪さん…いつも通りなんだよな。

 ほんとはずっと辛かった?とか⁇

 

 だからオレにハグしてなんてお願いしてき

 たのかもしれない。

 

 パパとは、どうなっているのかも気になる。

 

 

 なんて悶々としていたオレとは大違いな河

 野さん。

 

 最近バイト先で生き生きとしている。

 

 …やっぱり彼氏が二股をやめたおかげだろ

 うか。

 

 ハァ…

 思わずため息が漏れてしまった。

 

 すると河野さんが

「どうしたのーっ?ため息なんかついて。そ

 れは、恋わずらいかなぁ?もう彼女と喧嘩

 したのかなぁ?」

 と聞いてきた。

 

 あーもう…

 

「オレは、白雪さんとは付き合ってないから

 ね」

 というと、

「へー、彼女でもないのに抱き合うのかー」

 と河野さんは、言い返してきた。

 

 …

 返す言葉がない。

 

 

 

 その数日後、オレはとんでもないことをま

 た、聞いてしまったのだ。

 

 

 休み時間に階段の方から声が聞こえてきた。

 

「うんうん。わかったよ。おろしてくる……

 えっ、ちょっとこわいけどでも…ひとりで

 大丈夫。」

 と。

 

 ⁉︎

 白雪さんの声だ。

 

 しかもおろすって何⁉︎

 

 赤ちゃん産まないの⁉︎

 

 待て待て‼︎

 誰と電話してんだよ‼︎

 

 やっぱりパパか⁉︎

 

 しかもそんな大事なことひとりでやらせん

 のかよ⁉︎

 

 

 オレは、電話する白雪さんの元に足が向か

 っていた。

 

 そして、オレに気づいた白雪さん。

 

 もう、電話は切れていた。

 

「あっ、白代くん」

「ごめん。立ち聞きするつもりじゃなかった

 んだけど、偶然聞こえちゃって」

 

「あー、うん」

「それで、おろすって聞こえたんだけど」

「うん…」

 

「それって、オレが付き添うのじゃだめかな

 ?」

 と白雪さんに聞いてみた。

 

 すると白雪さんは、

「えっ、いいの?助かるー。ほんとは少し不

 安だったのー。ありがとう」

 と笑顔になった。

 

 

 一時的な笑顔…

 白雪さん、不安だろうな。

 

 もーさー、なんでほんとこんなことになっ

 ちゃったんだよーー。

 

 オレは、白雪さんの笑顔をみてやるせない

 気持ちと同時に、この笑顔がずっと続いて

 くれたらなと思った。

 

 続く。

 

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