第62話 2024年について聞いてみた(2)
前回からの続きである。
「守護神様、今、世界の基軸通貨となっている米国ドルの信用が、本当に失われますかね?」
『基軸通貨の寿命だよ。一六世紀以降、八〇年から一〇〇年ごとに基軸通貨は替わってる。すでに米国ドルは基軸通貨になってから今年で一〇三年。いつ陥落してもおかしくない状況だ』
「そんな法則通りになりますかね?」
『なるよ。それに基軸通貨はその地位から落ちる時に、価値が三分の一になる法則のようなものもある。実際に前の英国ポンドの時がそうだったし、米国ドルについても、すでに、そうなりそうな指標が出てるだろ?』
「日米の経済力を比較した長期相場の指標ですね。日米の金利差や通貨発行量から導かれる短期相場は、アメリカの長期金利まで上がってきたことで一ドル二〇〇円を示してるのに、長期相場は昨年中頃からずっと五〇円付近を示してますもんね」
『そもそも数年前に始まった世界的なインフレは、国際的な品不足から起こったものじゃない。米国ドルの信用が失われたから起きている動きだ。間にドルを使わない通貨間の貿易では、それほどの価格高騰は起きてない』
「そこの理屈がわからないんですよね。通貨Aと通貨Bがあったとして、間にドルが入るかどうかで価値が変わるなんてことがあるんですか? そんなことがあったら両替を繰り返すだけで無限にお金を増やせますよ」
こういう金融錬金術は一八五四年の日米修好通商条約で、ハリスが日本にウソの金と銀の交換レートを教えたことでも起きている。その条約を利用して日本へ大量の銀を持ち込み、多額の金を巻き上げてボロ儲けしたのだ。
それと同じことは今でも世界中で起きている。日本でも財務省が金を通貨ではないとして消費税の対象としたことで、海外で手に入れた金を日本へ持ち込んで換金すれば、消費税の分だけ高く売れるという裏技だ。このことが国際問題にもなってるのに、財務省はこの消費税の扱いをやめようとしないのはなぜだろうか。
『それに答える前に、なぜ短期相場と長期相場があるか考えたことがあるか?』
「そりゃあ、ありますよ。長期相場は本来の価値の比較。でも、それをリアルタイムで計算するのは大変だから、市場では簡便に計算できる短期相場で動いてるんですよね?」
『まあ、大ざっぱに言えば、その解釈でいいだろう。ではもう一つ、短期相場の計算方法ではインフレやデフレが激しくなると、長期相場から大きくズレていくのもわかるよな?』
「それはもちろんわかりますよ。インフレは通貨の価値が落ちる時に起こる現象。反対にデフレは通貨の価値が上がってしまう時に起こる現象です。ところがインフレが起きて金利が上がると短期相場の為替レートは長期相場とは逆に上がって、デフレが起きて金利が下がると短期相場も下がる計算上のバグがあるんですよね」
『その通りだ。ただ、通貨安になった国ではそれによって輸出が増えて好景気になるから、すぐに通貨高になってズレが小さくなる。だから多少は放置していても大丈夫なのだが、今の日本は例外中の例外だ。いつまでもデフレが終わらないせいで長期相場の示す円の価値と、実際に短期相場で動いていた円の価値が、時が経つほど離れていくんだ。そのまま放っておくと円安で、日本企業の販売力が強くなりすぎる。実際に今、行き過ぎた円安のせいで世界中の同業他社を廃業へと追い込んでるだろ』
「日本と似たような製品を安く作って輸出していた中国と韓国の工場が、円安のせいで壊滅的になってますもんね。これは中韓だけでなく競合する製品を作っているヨーロッパの企業も、かなりの被害を受けてるようですし……」
『倍の値段がしても「高品質だから」と日本製を買う人が多かったのに、円安でほぼ同じ価格で買えるようになったら、結果は火を見るより明らかだよな。それもこれも世界的なインフレが起きてる中、日本だけが今もデフレから脱出してないせいだ。そのおかげで短期と長期の相場のズレが、ますます大きくなっていくのだからな』
「どこかで本来の価値へジャンプしますよね?」
『そりゃあ、どこかでやらないとダメだ。だが、最後にリセットしたのはリーマン・ショックの頃──二〇〇八年九月の話だから、もう一五年も前だ』
「リーマン・ショックの頃というと、一ドル七五円になった民主党政権の頃ですか?」
『その通りだ。だが、そういうリセットが必要になるのは、アメリカやヨーロッパの各国が一九九〇年代に入った頃から次々とインフレ・ターゲットという経済政策を始めたためだ。これをやると四半世紀ごとに通貨の価値は半分になるが、景気循環の九割が好景気になるという魔法のような経済になる。リーマン・ショックという大不況が起きても、アメリカではわずか八か月で好景気に戻ったんだぞ。そのおかげで半年分の経費を蓄えていた企業の多くが、誰一人解雇せずに不況を乗り切れたんだ。不景気の中でも営業さえ続けていれば半年に二か月分ぐらいの売り上げはあっただろうし、たとえ売り上げがゼロでも銀行からの借り入れが数か月分で済むなら何とかなっただろうからな』
「世界的には二〇一〇年までサブプライム問題による世界金融危機が続いてましたけど、アメリカでは翌年のクリスマス商戦の頃にはすっかり元の経済状況に戻っていたのには、そういう裏事情があったのですか……」
あの当時、ニュースを見てて思ったのは、まだ世界が金融危機のとばっちりで喘いでるのに、アメリカはすっかり元の好景気に戻ってるのが不思議だった。
ちなみに守護神様はリーマン・ショックを最後のリセットとしてるが東日本大震災のあとにも急激な円高が二回あったので、日本円に対してはこの時にリセットではないが相場の微調整が行われたのではないかと思う。
こういうリセットや微調整は通貨ごとに少しずつ行われている。そのためリセットや微調整が行われる前と後の通貨間では、間にドルを挟むかどうかで交換レートにズレが生まれるケースが出てくるようだ。
「とはいえ、その後もアメリカではインフレ政策を続けたのに対して、日本はデフレが……」
『それでもこまめに相場を微調整していれば良いのだがな。今の世の中には日本でしか作れないものが増えすぎた。それを安く手に入れられる機会だ。これが大資本の経済的な思惑から、日本円に対するリセットどころか微調整まで先延ばしにされる原因だな』
「その結果が長期相場と短期相場のズレが三倍にも広がった原因ですか。これはもしかして日月神示にある、『何もかも三分の一』の一つですかね?」
『そこはどうだろうなぁ? ただ、今回は放置しすぎた。為替レートと本来の価値が、すでに限界近くまで乖離している。これをリセットすることになったら、ドルの基軸通貨からの陥落は免れられないだろうな』
「それがグレートリセットになるんですかね?」
『都市伝説で言われてる預金封鎖などのグレートリセットとは違うが、この原因を作った金融システムから何から、全体をリセットし直さないといけないだろうな。この混乱で倒産する銀行や金融機関が、どれだけ出るか……』
「次の基軸通貨になるのは、ウワサ通りの日本円ですか?」
『それ以外にないだろ。その時は一気に長期相場通りの一ドル五〇円まで行くかもしれんが、取り敢えずは八〇円ぐらいで落ち着くんじゃないか? そのあとドルがもう基軸通貨には戻れないと世間に認知されたところで、更に価値を落としていく流れになるだろう。その時には一ドル一〇円台なんて信じられないことが起こるかもしれんぞ』
「物価や賃金が日米で同じぐらいになるとしたら、一ドル三〇円ぐらいになるんでしょうかね?」
『今のアメリカの物価と賃金は、バブル経済による一時的なものだ。時間が経てば長期相場通りのところに落ち着くだろう。あくまで更なる価値の下落が起きなければ……だが』
「新たに基軸通貨になった日本円も、その地位は八〇年から一〇〇年で終わりでしょうかね?」
『いや、千年は続くぞ』
「日本には基軸通貨の宿命みたいなものは起きないんですか?」
『そんな宿命などない。たまたま同じような現象が続いたのは、ユダヤ資本家たちが富を独り占めしようと好き勝手に金による政治介入を繰り返して世の中を乱してきたからだ。その資本家たち──レプティリアンが大グレンで一掃されるのだから、基軸通貨の信用失墜による交替劇は、もう二度と起こらないだろう』
「それが年内に起きますか?」
『その可能性は高いが、アメリカ……というよりもディープステートの連中が素直に基軸通貨の座を日本へ明け渡すとは思えない。何かの延命策を講じてくるか、日本にワナを仕掛けてくるかもしれないぞ』
「太平洋戦争の時のように、日本を戦争に追い込みますかね?」
『少なくとも今の日本は国際的な評価が高くなってるため、昔のように悪者に仕立てて戦争を仕掛けることはできないだろう。いいとこ中国とぶつかるように仕組んでくるんじゃないのか?』
「ここで起きないかも……と言っていた中国発の第三次世界大戦ですか?」
『そうだ。前の質問はあくまで、中国が自発的に戦争を仕掛けてくるという意味で……だ』
「ああ……」
つくづくダウジングというものは、質問の仕方が難しいものである。
『東アジアから大戦が起こるとしたら沖縄の米軍に手を出させる形で、日本を戦争に巻き込むんだろうな。たぶんあとで事実を知るまでは、アメリカが誘い込んだことを隠したまま「中国が先に手を出してきた」とか言い張るだろう』
「だからといって、いきなり沖縄の米軍基地を奇襲しますかね?」
『さすがに、そこまではしない……というより、今は時間が経つほど軍備の劣化が止められないから、できないな。やるとしたら沖縄にある米軍基地から遠く離れた八重山列島や宮古諸島への侵攻だろう。被害に遭うのは、宮古島、石垣島。与那国島の三島あたりか……』
「尖閣列島や、沖縄に次いで大きい西表島は?」
『領土的にはともかく、戦略的には上陸する意味がないからな。奪うとしたら戦略的に重要な三島を占領したあとだろう」
「占領される島は出てきますかね?」
『中国にはもう上陸する力もないと言っただろう。それよりも気がかりなのは、中国が動いた時のロシアや韓国の振る舞いだ。たぶんロシアは動かないで様子見をしてくる可能性は高い。もしも動いたら、その時は戦後にシベリアから東を丸ごと失うことになる』
「北海道を攻め取ろうとしてるというウワサがありますが……」
『それはロシアの願望でしかない。だが、ロシアには日本やモンゴルに対して、屈辱的な負けを喰らったトラウマがある』
「チンギス・ハンのモンゴル帝国と、日露戦争ですか?」
『その他にも旧ソ連時代に受けた太平洋戦争の千島列島でのトラウマもある。日本はポツダム宣言を受けて武装解除させられていた。島では本土へ持ち帰るものは解体して荷造りされ、そうでないものはその場で爆破処分したり海へ投棄したりして多くの武器を失っていたんだ。まあ、本土に戻るまで最低限の武装を残す部隊もあったようだがな。それでもう戦う力がないと確認したところへ、ソ連が騙し討ちで、それも深夜、夜陰に乗じて攻め込んできたんだ』
「占守島の戦いのあたりですね」
『その通りだ。日本軍はすぐに使える武器が少ないため、慌てて荷を解いて応戦したんだ。それを空からの爆撃まで喰らう中で組み立て、三日間も持ち堪えた。というよりも初日こそ不意討ちで拠点を次々と占領されていった日本軍だが、翌日には奪還して上陸部隊を海岸まで押し戻した。それでソ連軍は日本の五倍もの死傷者を出したんだ。そりゃあトラウマにもなるさ』
「でも、結局は占領されてますよね?」
『そりゃあ、降伏した軍隊が勝っちゃマズイだろ。だから戦いでは勝ってたのに、大本営からの停戦命令で降伏させられたんだ。戦った兵たちは悔しい思いをしただろうが、旧ソ連──ロシアの兵士たちにしっかりと深いトラウマを植えつけたんだ。「敗戦国の残党に、圧倒的なまでの力の差を見せつけられた」とな』
「リベンジは考えてませんよね?」
『ロシアの「北海道を侵略したい」という願望が、まさに日本へのリベンジだ。だが、トラウマがあって動けない。これは中国も同じだ。日清戦争以降、一度も日本に勝ってない。前の大戦では数え方にもよるが、日本との戦いでは六二戦六〇敗二分けだ。それで戦勝国になったから、余計にこじらせてる。だから、どんなに卑怯な手を使ってでも武力で日本に勝ちたいが、やはりトラウマがある。だから日本に対しては、やたらと「弱い犬ほどよく吠える」の状態になってる』
「中国の行動原理って、そういう感じだったんですか?」
『その一方で厄介なのが、韓国だろうなぁ。東アジア周辺で有事が起きたら、韓国は国民の反日感情に押されて日本へ宣戦布告してくる』
「日月神示にも韓国には『気をつけろ』『一時は敵になる』『気を許すな』と警告してますもんね。でも、この神示があったのは一九四四年で、実際に朝鮮戦争の時、釜山まで逃げてきた六万の韓国軍が、そのまま武装してない日本へ攻め込んで、山口県に臨時政府を作ろうとしたんですよね。さすがに、やる前にアメリカに止められましたけど……」
一九五〇年七月の話だ。当然、アメリカとしてはこんな馬鹿げた目論見を見過ごせず、この事件からわずか一か月後に、日本を再軍備させるべく警察予備隊を作らせたのである。
『日月神示は。朝鮮戦争のことを書いてるのではないぞ。いくつも前の帖からの流れで読んでみろ。メガネの曇った報道、増税増税の財務省、そこを襲うコロナパンデミック、そのあとに口先ばかりでろくな政治のできない岸田内閣が来て、韓国・朝鮮に気をつけろという流れだ。今を言ってるとしか思えんだろ』
「その流れで言ったら次は貪る政治から与える政治に切り替えて、ベーシックインカムを始めろという指南に読み取れますね。それに抵抗するのはレプティリアン、オロチ、悪狐の息がかかってる連中だから騙されるなと注意されてますけど、いまだオロチと悪狐については正体がわかりませんね」
『時が迫ってるのだから、早く正体にたどりついてくれ。ダウジングでは教えてやれんのがつらいぞ』
「すみません。でも、この預言は建て替えに失敗した一の御用を語ったものでしたので、やり直しとなる二の御用には当てはまらないと思ってました」
『多少は順番が入れ替わったりするが、書かれた事件については建て替えを進めれば必然的に起こる可能性の高い事柄だ。だから二の御用ではあっても、期間を定めなければ日韓戦争は一〇〇%起こる事件だぞ』
「それが年内に起きますか?」
『年内に四割、三年以内に九割、一〇年どころか二〇三〇年までに一〇割だ。とはいえ昨年の一月に同じ預言を語っていたら、二〇二四年が終わるまでに七割と答えていただろうがな』
「それは建て替えの終わりが数か月遅れることになった影響ですか」
『その通りだ』
日月神示が降りた頃の預言では地球の建て替えが終わるのは、今年──二〇二四年の七月の予定だった。それが昨年四月に見直されて、数か月だが先延ばしされたのである。
「これが前々から守護神様が言われてた、日本人がブチ切れて目覚める事件になるんですかね?」
『それまでに目覚めてくれてればいいが、いまだ目覚める気配がないからなあ』
「天の神様も呆れてますもんね」
「あと二〇二四年の予言といえば、今年来るとされる『闇の三日間』は起こるのでしょうかね?」
『あ、それな。今年の九月とは言われてたが、地球の建て替えの終わりが延びただろ。その関係で来年以降になったみたいだぞ』
「一応は起こるんですね。今年じゃないけど……」
ヨハネの黙示録や、ノストラダムスの予言に書かれてある天文現象だ。
「闇の三日間は、建て替えが終わった二か月後に起こる感じですかね?」
『そんな決まりはないぞ。それに太陽に巨大黒点ができて暗くなるだけだから、それで地球が滅びるなんてことはない。太陽からの光が、最大で八六%弱まるだけだ』
「昨年までのダウジングでは九三%でしたけど、少し下がってますね」
『そりゃあ、いろいろ変わってくるさ』
「悪神たちが仕掛けようとしてる大飢饉は起こりますかね?」
『食料は十分にあるのに、闇の支配者たちが物流を止めて引き起こそうとしてる食糧不足だな。これは世界線によって七月から一〇月とズレがあるが、引き起こそうとはしてくるな。まあ、うまくは行かないだろうが、念のために三週間分の食料は用意しておけ。電気、ガス、水道は無事だし、国産のものならお店で買えるから、そんなに大変ではないだろう。これが過ぎればコスト優先の愚かな農業政策もやめるだろうさ』
「愚かな政策といえば消費税はどうなりますか?」
『四月を過ぎたら、何らかの動きは出てくるんじゃないか?』
「財務省が改心するからですか?」
『まったくしないから、四月までは何も動かないんだ。大正時代に始まった腐った風習──一度始めたことは一〇年間は見直すのはダメ、検討するのもダメっていう無責任な思考放棄だ』
「一〇年って……」
『一〇年一昔。何か変えるとしても一〇年経てば、政策ミスじゃなくて時代の変化だからメンツが保てるという、性根の腐った理屈だ。そして今年の四月は、消費税が八%に上げられてから一〇年だろ』
「まったく改心してませんね。でも、本当に動きは出てきますかね?」
『そこは目覚めない日本人と同じだな。心の中までは見えないから、何とも言いようがない』
「消費税を八%にした年から本当は税金が余って、日銀資産として蓄え続けてるんですよね。それも毎年GDPの一割ずつ積み増してるところから。本当は消費税なんか貪る必要なんかなかったと……」
『それなのに増税増税と頭がおかしいことをやり続けたから、天の神は改心しなくていいから死後一六〇人の官僚を追加で灰にすると決めた。だから奴らにとって今生は最後の人生だ。どうせ最後は地に落とされるだろうが、それまでは好き勝手にやってろ……とな』
「その被害を受ける市民にとっては、洒落にならない決定じゃないですか」
『日本人が戦後に掛けられた洗脳を解いて目覚めれば、何も苦労はないんだよ。いい加減に目を覚ませ!』
「結局は、そこにたどり着きますか……」
いろいろと根深い問題である。
「ところで私も目覚めてない一人でしょうかね?」
『それには答えないぞ。自分の魂に聞いてみろ』
「それを教えてくださるのが守護神様なのでは?」
『さて、きみの状態はどうだろうなぁ? 目覚めたから、こういう原稿を書いてるかもしれん。でも、下手な目覚め方をしたせいで苦労してる可能性はある。実は明晰夢の中で起きてるつもりで、本当は布団にくるまって、ぬくぬくと惰眠を貪ってるかもしれん。中途半端な目覚め方をしたせいで、最近、やたらと眠いのかもしれん』
「それは……心当たりがありすぎて、自分で判断できませんよ……」
『ということで、今回はこれまでだ』
「ううう、どっちなのだろう……」
『まあ、最近やたらと眠いのは原稿を書きながら、確認のためにダウジングしすぎてるせいだけどな」
「………………あ、そっか……」




