第55話 LGBTQについて聞いてみた
LGBTQが大きな社会問題となっている。そこで急遽スピリチュアル的な視点でダウジングした時の話題に触れてみる。
「守護神様。LGBTQは、人の権利として認めるべきものでしょうかね?」
『認めちゃダメだろ。神の世界から見たら、存在そのものが悪だ』
「悪なんですか?」
『悪に決まってるだろ。まず生き物としての、自然の在り方に逆らってる』
「自然界にはLGBTはいないから……ですか?」
『いや、自然界にもLGBTはいる』
「いるんですか? あ、雌雄同体はBですし、群の中の一匹だけが繁殖のためにT──性別が変わる生き物もいますもんね。でも、LとGは?」
『オスがいなくてもメスだけで子孫を作れる生物はLだ。ガチのG生物はいないが、生存戦略でメスを装う習性を持つ生き物はいる。オス同士の殺し合いから逃げるためにメスに化けるとか……』
「弱いオスは、そうやって逃げて、強いオスが共倒れになった場合の棚ボタを狙ってるんですね」
『他にも異性に見境のないオスにすり寄って射精させて繁殖競争から脱落させる生き物もいるぞ』
「それ、やられた方は、すごい屈辱を味わわされる話ですね」
実際にナショナル・ジオグラフィックの映像にあった。繁殖のために故郷の川をさかのぼってきたサケが、最後の最後に女装したオスに発情して射精して力尽きてしまう。これほどの人生の不覚はないだろう。
「じゃあ、今のLGBTは自然の何に逆らってるんですか?」
『繁殖に決まってるだろ。生き物の基本は子孫を残すことだぞ』
「子供のいない人は?」
『機会があれば欲しいと思ってるなら、それは正常だ。だが、LGBTQはどうだ? LGBTQは自然の理に従って子孫を残せるのか?』
「子作りしてる人はいますよね?」
『少ない例外は反証にはならん。そもそも神の世界から見ても、LGBTQは問題だらけだ。というか、その子作りが精子バンクなどを使った試験管ベビーだったり、代理母出産だったりと自然界の掟破りのオンパレードだ』
「G夫婦とL夫婦が協力して、子供を作ったは話がありますが……」
『そのケースはギリギリセーフ……なのか? だが、そういう少ない例外は反証にはならんと言っただろ』
「確認のために聞きますけど、神様の世界にLGBTはありますか?」
『あるわけねーだろ。霊や魂には、本来は性別がないんだ。とはいえ次元の低い神ほど、自分がしっくりできる姿で性別を選んでいる。その中には、おネエキャラの神がいないこともないが、それは個性だ。LGBTは関係ない』
あ、怒られてしまった。
『それ以前に、きみたちが何のために肉体を与えられて生まれてきてるか考えてみろ。この人生で、何かを学ぶためだろ?』
「それは神の器に限った話ですよね? ワンダラーや捕囚された魂の場合は……」
『ワンダラーなら、なおさらだ。神に無断で肉体を選んで生まれてきてるんだ。そんなに性別が気になるなら、肉体を選ぶ時にちゃんと確認しておけって話だろ?』
「言われてみれば、何というブーメラン……」
『捕囚された魂の場合は、邪鬼によってわざと魂の性質とは正反対の肉体を見つけて放り込まれてるケースが見つかってるから、被害者の肉体に感じる違和感は大きいだろう。それでも俺が知らないだけかもしれないが、ほとんどの人は思春期の頃までには自分の肉体の性を受け入れているようだぞ』
「誰でも受け入れられるものですか?」
『普通は自然に受け入れるものじゃないのか? きみだってそうだろう? さっきも言ったが、人はこの世で何かを学ぶために生まれてくる。神から与えられた肉体は人によって多少の偏りはあるが、前世とは別の性に生まれることを、誰もが何度かは体験するものだ。それに幼い頃は違和感を持ってても、大人になる頃には自分にとっての当たり前になっている。それを拒否するのは神への反逆そのものだ』
「厳しい言い方ですね。LGBTQの人たちにペナルティはありますか?」
『それは、ざっくりした質問だな。それは人によるとしか言いようがない』
「LGBTQで灰にされるような人は出てきますかね?」
『LGBTQの問題に限れば、他で何かをやらかさない限りは当事者で灰にされる人はいない。ただし、神に与えられた性別を否定したんだ。ワンダラーなら来世は性のない草木からのやり直しだぞ。それがイヤなら地球から出ていけって話だ』
「途中、『当事者で』と念を押したのは、それ以外の人には大きなペナルティがあるってことですか?」
『当たり前だ。政治的に推進してる連中、関わってる連中は、自然界や世の中の基本構造を根本から壊そうとした罪で、上の神は大変に問題にされてる。灰にされて当然という扱いだぞ。中でも体制を批判したいだけの理由で便乗した政治家、この問題を利用して公金で甘い汁を吸おうとしてる公務員や人権活動家は、軽い気持ちでバカなことをしたもんだ。上の神たちはもれなく灰にしてやるつもりでいるから、死んでから後悔する暇もなく灰にされるかもしれんぞ』
「良くて草木からやり直し……」
『そんな温情はない。まして、来世は獣に落ちるなんて甘い話もない。自分たちが神への反逆罪という大罪を犯してることに、せめて生きてるうちに気づけって話だ』
「どのくらいの人が灰にされるんですか?」
『全世界で四一七四人、審議中が一人だ』
「四千人は多いのか少ないのか、判断に悩みますね。そのうち日本はどのくらいですか?」
『政治家、官僚、人権活動家を合わせて五六人。それと日本を壊そうとしてLGBTQを利用した外国人スパイ三二六人だ。この中に審議中の者はいない。すべて確定済みだ』
「スパイ、めちゃくちゃ多いですね」
『今の日本はすっかり法律の運用を骨抜きにされて、どうしようもないスパイ天国だからな』
「法案可決を強引に進めた岸田首相も灰確定ですか?」
『あぁ〜……。これは言いづらいが、意味がわかってないバカ数名には、ペナルティがないそうだ。生きてるうちに改心してくれれば良し。もしも生きてるうちに問題に気づいてもいなかったら、あの世に帰ってからたっぷりお説教してやるらしいぞ』
「そのレベルの人……ですか……」
すごく悲しい話である。
「当事者とのペナルティの差が激しいですね」
『悪に利用された当事者と、悪に加担した推進派の違いだ。自分から悪に手を貸してたら、そりゃあ罪も重くなるだろ』
「直接手を出してなくてもですか?」
『自分ではいっさい手を出さず、誰かにやらせれば罪はないと思うのは、今のすっかり悪に染まった地球らしい倫理観だ。セントラル・サンへ連れていかれて灰にされたデイヴィッド・ロックフェラーが、まさにそれを主張し続けて最後まで自分の罪を認めなかったそうだぞ』
第四一話でも触れた話題だ。
今進められている岩戸開き、地球の大浄化作戦、次元上昇は、地球の神々だけでなく、銀河系の神たちまで関与してきている一大事だ。
先に名前を出したセントラル・サンは、日月神示に出てくるプレアデス系の神々の中心星──大奥山ではない。銀河系の神々にとっての中心地の方だ。
地球では犯罪者の魂を捕まえても、灰にすることはできない。せいぜい草木に落とすのが地球の神々にできる最大の罰。灰にされる魂は、それができる神々の国へ連行されたのちに処刑されていく。それほど大掛かりな浄化作戦だ。
昨年時点では灰にされる候補者リストのうち、確定は全世界でも七百人ほどだった。
だが、昨年の旧九月八日(一〇月三日)が今の時代を生きている人にとっての最後の審判。そこで来世は神か人になるグループと、獣以下への降格ないしは地球からの追放が決まったグループに分けられている。当然、灰にされる候補者は後者だ。
「そういえば灰にされる候補者リストって、今、どうなってますかね?」
『候補者の洗い出しは、ほとんど終わってるんじゃないか? 最新版のリストには全世界で約三八二万人、その中に日本在住者が七三万人ほど載っている』
「多いですね」
『それだけ上の神々に目をつけられてる身勝手が多いってことだ』
「その中で灰にされると確定したのは?」
『全世界で約八一万人。日本だけで一〇万人を超えている』
「人口が世界の一・五%しかないのに、灰にされるのは八分の一ですか?」
『今の日本の生活環境を考えてみろ。どれだけ貪りまくった国に搾取されてると思ってる。それだけ神々から問題視されるほど、甘い汁を吸ってる連中が多いんだ』
「この数を考えると、LGBT関連の四千人が少なく見えますね」
『そりゃあ、死の商人、グローバリスト、リベラル、共産主義、原理主義、エセ健康ビジネス、温暖化ビジネス、SDGs、……。今の世の中にはいろんな悪がはびこってるからな。天の神はそれを一気に浄化しようとしてるんだ。それだけ候補者が増えるのも道理だ』
「そう聞いてしまうと、本題のLGBTQが小さく見えますね」
『でも、錯覚するなよ。悪いものは悪いんだ。今はまだなあなあで流されてる悪も、一〇年先には許されない時代になる。かつては見つかっても示談で済んだ子供のイタズラや煽り運転も、今ではネットに証拠が流されて一億円クラスの訴訟になる時代が来てるだろ』
「街中に監視カメラや車載カメラがあって、証拠映像が集まりやすいですからね」
ましてや犯行現場を自撮りしたものとなると、もう何というか……。
『これからの時代は多くの人たちの魂に響くものでなければ、受け入れられない世の中になっていく。戦後は多くの人たちを騙して利権を貪ってた連中が大勢いたが、今はその理屈の闇が暴かれていく時代だ。頭と舌の回る連中が好き勝手してきた時代は、そろそろ終わりだ。LGBTQは、最後に出てきた大きめの闇……だろうな』
「でも、世論に流されたら、民主主義は確実に間違えますよ」
『それは数の暴力になった今の民主主義の話だ。ちゃんと民衆から信頼された有識者が物事を決めていく民主主義なら間違いは小さくなる』
「民衆の持つイメージの暴走は怖いですもんね。飛行機の死亡リスクは自動車のわずか二千分の一なのに、事故が起きた時のイメージから飛行機を怖がる人は多いんですよね」
『それは移動距離での比較だから、乗ってる時間で比較したら、もっと差は大きくなるだろうな』
民主主義の問題の話題は第四七話で触れている。
「後半、けっこう脱線しましたけど、伝えたいことはすべて言ってますかね?」
『そうだな。じゃあ、このあたりで終わりにするか』
「今回もありがとうございました」
ということで、今回の話題はここまでである。




