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我が物顔をするこの男に私は惚れる!

作者: 七瀬




私は、自分の意見や考えをあまり表に出せないタイプの控えめな女の子

なんだと思う...。


だからなのか、、、?

自分の意見をはっきり言える人に憧れを抱くの、、、!



私の働く職場に、我が物顔をする男性ひとがいて、、、!

みんなは、彼の事を凄く嫌がるけど、、、?


私は、彼に物凄く魅かれたわ、、、!

自分勝手に、思ったことをオブラートに包む事なく、、、!

ガンガン言う姿に、カッコイイとさえ思ったの、、、!



彼のそういう、男らしさが素敵に想えたわ、、、!



私の名前は、『広瀬 みく』23歳で、事務の仕事をしているの!

彼は、この会社の営業マンで名前は、『川越 尚弥』35歳で仕事は

そんなにできる方じゃないけど、、、口は達者だと思う!



私と一緒の事務の女の子達は、川越さんの事をこう言うわ、、、!


『川越さんってさ~口は達者だけど、、、? 仕事はあんまり出来ない

んだよねぇ~言っている事とやってる事がちがうんと思うんだ~!』

『そうそう! 傲慢だし! 我が物顔をするじゃん! ああ~いうところ

わたし嫌いなんだよね、、、!』

『でもさ~思った事を、ズバッと言うのは凄いと思わない、、、?』

『普通、あんな風に言ったら、、、? 嫌われると思わないのかな?』

『ねえ、みくもそう思うでしょ?』

『・・・えぇ!? まあ、ううん、』

『そりゃ~そうだよ! “皆の嫌われ者川越!”なんだから、、、!』

『・・・・・・』






私が、川越さんを好きだなって、、、!

口が裂けても、言えないのかもしれない、、、!


私が、川越さんの事を好きって言ったら、、、? みんなの冷たい視線をずっと

感じる事になるし! 川越さんだって、、、? 嫌な思いをするかもしれない!

いや? それは、いい訳なのかもしれないけど? 川越さんは、周りの人たちに

何を言われても、平気な人だと思うし。私は、周りの人たちの視線が凄く気にな

るから、自分の気持ちさえ言えないの、、、! 情けないけど、それが本音なん

だと思うから! 嫌われ者の川越さんには言えないよ! 私の気持ちなんか...。



それから数日後、、、。

私と川越さんが偶然、帰りのエレベーターで二人きりになったの、、、!



私は心臓がバクバクしながら、二人きっりの密室のエレベーターの中で

ドキドキしていたわ、、、!


川越さんは、私に不意に話しかけてきたのよ、、、!


『・・・今日は、広瀬さん残業だったの、、、?』

『えぇ!? あぁ、はい! 川越さんもですか、、、?』

『うん!』


【チーン】


『着いたよ!』

『ははい!』




その時は、それだけの会話だったんだけど、、、。

何故か? 川越さん、、、私の名前を覚えててくれてたみたいで...。



あんまり話す事が、なかったから、、、。

私の名前を覚えててくれた事がとても嬉しかったの、、、!





・・・本当の、川越さんはそんなに我が物顔をする人でもないのかもしれない!

仕事だし! みんなの前だから強く見せてるだけで、、、。


本当の川越さんは、優しい男性ひとなんだと思ったわ、、、!

また、そんな川越さんも私は好きなのかもしれない、、、!



・・・いつか? 私の気持ちを川越さんに伝えよう。

その日まで、内緒に自分の心の中だけにしまっておくわ、、、!








最後までお読みいただきありがとうございます。

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