第8話
山賊の1人が息を殺して、静かにみたらしの背後に忍び寄る。山賊の手には、地面に落ちていた拳大の石が握られている
「おら!」
山賊は拳大の石でみたらしに殴りかかる
「に"ゃ"…!?」
みたらしは予想だにしていなかった山賊の攻撃を食らう。みたらしはすかさず山賊から飛び退いて距離を取る
「逃がすかっ!」
山賊たちは連携してみたらしへ殴りかかる。小さな猫へ弱い者イジメを行うが如く、醜悪な笑みを浮かべながら
ただ、山賊たちは知らない…みたらしの本気を……
ただの小さな猫だと油断したが故に………
説明しよう
みたらしは体重5kgに満たない、至って普通の猫である。しかし、その小さな体から想像する事が出来ない。どこにその小さな体にその力があるのかわからない
みたらしは大人1人を片手で軽々と持ち上げることが出来、ひとたび拳を振るえば鋼鉄すらも穴を開ける程の威力を持つ
それが、この主人公…可愛い白猫のみたらしである
「やっぱり、お兄さんたちはワルモノにゃったのにゃ!」
みたらしは後脚で立ち、腰を落として拳を構える
「今さら遅い!食らえ猫風情がっ!」
山賊のリーダーが火の魔法を放つ
「ん〜…っ……にゃっ!」
みたらしは腰だめに溜めた拳を放つ。みたらしの拳圧は、火の魔法ごと山賊たちをもれなく吹き飛ばした
みたらしは吹き飛んだ山賊を1人ひとり捕まえては、完膚なきまで叩きのめして気絶させた……
「一件落着にゃ!」
みたらしは一仕事終えたとばかりに、勝利のささみを取り出してハグハグ食べた……
ど、どうでしたでしょうか。。
炎の錬金術師で、替え歌が完成することが出来なくてすみません。ちゃんとしたものにしようと頭を捻ったんですが結局出来なかった・・・
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次回の更新は未定です