第6話
はぁあぁぁ…っ……と、山賊の1人が盛大にため息をつくと
「……ぃ……おいっ…!そこの猫!」
みたらしは山賊の言葉に、顔をその山賊に向けて[にゃ…?]とみたらしは可愛らしく小首を傾ける
言葉を発した山賊は、小首を傾けて自分を見つめてくるみたらしの可愛らしさにう…っ……と、少しやられたが山賊はなんとか持ち直すと「…お、俺たちが案内するから!…なっ?」
と、山賊はみたらしにそう提案して、他の山賊たちに目を向けて同意を得ようと見渡す
「……そう…だな……俺たちで案内しよう」
山賊たちのリーダーは、提案してきた山賊の考えを即座に見抜くと肯定した。未だ寝続ける山賊以外は、リーダーが肯定したのでリーダーに従うように頷いた
「て、ことで…案内してもいいか?」
山賊はみたらしに提案すると、みたらしはにゅ〜……と少し考えて
「任せたのにゃ!」
と小さな胸を反らし、みたらしなりにカッコよく決めポーズで山賊たちへ命令する
みたらしの決めポーズは…
ただ可愛らしい白猫が可愛らしい決めポーズを決めただけなので、山賊たちはそんなみたらしに捕まっているのにほのぼのと癒されていた……
少しの間、みたらしの可愛らしさに癒された山賊たちは立ち上がると案内を開始する
今までみたらしに引きずられて進んでいた方向の真逆へと……
軽く説明しよう。
今回たまたま、そう!たまたま!みたらしが進んでいた方向は集落へ続く正解の方向ではあった。
ただ始めに紹介したように、みたらしは方向音痴なので山賊たちを引きずって歩いてた当初はもちろん違う方向へ進んでいた。
しかし、みたらしは道に迷いに迷い。時間に時間をかけて、ついに正解へとみたらしは進めていたのに、山賊たちの目覚めによりみたらしの正解はなかった事になってしまった。
山賊たちは方向音痴ではないので、みたらしを誘導して山賊たちは自分たちに都合がいい場所へと向かっているのである
更新遅くなって申し訳ありません。。
ポケ〇〇してたら遅くなりました
次回の更新の予定は未定です。
炎の錬金術師で告知するかもです。
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