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『拳闘士』闘う猫の物語  作者: みたらし
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第3話


集落にたどり着いたみたらしは辺りをきょろきょろ…


「……おや…誰かお探しですかな…?」

辺りを見回しているみたらしに気づいた集落に住んでるおじいさんが声をかけてきた


「にゃん!…俺は、土竜退治にきたのにゃ!」

小さな胸を可愛く張るみたらしにおじさんは少しほっこりする


「ほっほっほっ…頼もしいのぅ……土竜退治の依頼なら、向こうの畑がそうじゃよ」

おじさんはある方向を指差す。みたらしはおじさんに礼を言って指してもらった方向へ歩いていく


みたらしが畑に辿り着くと、確かに張っては荒れに荒れていた。畑には無数の穴がポツポツ…と空いている


みたらしは土竜をどうやっておびき出すか小さな頭で考える


(…にゃー………どうしようかにゃぁ……)

みたらしは心を落ち着かせる為か無意識に毛づくろいをペロペロと始める


みたらしが無心になって毛づくろいをしていて、心が落ち着いたのか毛づくろいをやめてふと畑にみたらしが目を向けると

畑に空いている1つの穴から土竜が顔を出してみたらしをみていた


「………にゃ……発見にゃ!!」

みたらしは目をパチパチさせて一瞬で理解すると土竜に飛びかかる


土竜はサッ…と穴に引っ込む

土竜が違う穴から少し顔を出してみたらしの方をみると、みたらしは既に土竜へ飛びかかっていた

土竜はたまらずに頭を引っ込めて回避して違う穴から顔を出すと、みたらしは一瞬で土竜を察知して飛びかかってくる


みたらしと土竜の攻防はしばらく続いた



土竜:土の中で暮らす魔物。土を掘る事を得意とする。好物は畑に植わっている食物。地上にいれば大したことはない魔物だが、地中にいる場合の脅威は恐ろしい魔物



1時間近く、みたらしは土竜とモグラ叩きをして両者肩で息をするぐらいに疲れているがみたらしはどこか余裕そうな表情を浮かべている


「ウォーミングアップは終了にゃ!」

みたらしは腰につけたポーチからちゅーるを取り出す


「ドーピング…覚醒にゃ!!」

みたらしはちゅーるを食すと体から湯気のようなオーラが漂い始める


「…覚悟するのにゃ!」

みたらしは一気に加速する。ちゅーるを食すことで、通常の倍の力をみたらしは得ることが出来る


土竜はみたらしの速度には勝てず、みたらしの正拳に叩きのめされる


「これで一件落着にゃ!」

みたらしは決めポーズを決める


そんなみたらしの決めポーズに、いつの間にかみたらしと土竜の戦いを見物していた、集落の住人はみたらしの可愛い姿にほっこりする



ど、どうでしたでしょうか。。。iPhone XRが嬉しくて嬉しくてつい記念に更新したくなって拳闘士更新しました。。炎の錬金術師も随時修正している最中です。

炎の錬金術師が一段落したらたぶん拳闘士の更新頻度上げるかもです。


誤字などご指摘ありましたら感想頂けたら善処したいと思ってます。

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