表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『拳闘士』闘う猫の物語  作者: みたらし
2/9

第2話


白猫のみたらしは口に紙を咥えて四足歩行で西都へ駆けていく


みたらしが進んでいる方向は東で東都の方向なのだが……



紹介しよう。この小説の主人公で白猫のみたらしは方向音痴であると!

今まで一度も直接たどり着けたことはない!

西に向かっているはずがいつのまにか東に進み、北に進んでるはずがいつのまにか南に進む。しかし、いつもなんやかんやで目的地にたどり着くラッキーにゃんこ!それがみたらしなのである!!



みたらしは道端でおもむろに立ち止まる

みたらしの視線の先に蝶々が飛んでいたからだ


(ちょうちょだ〜♪)

とみたらしは尻尾をフリフリする


蝶々が道端の草に止まったのをみたらしはジッと観察して次第に尻尾の振りが速くなる

みたらしはダッ!と駆け出して口を開けて蝶々を捕まえようと飛びかかる


蝶々はひらひらと舞ってみたらしの魔の手にはかからなかった

みたらしは四足歩行から二足歩行へと立ち上がって蝶を捕まえられなかったことを悔いる


みたらしは今まで自分が何してたか思い出して口に手をやるとそこに紙はない……

「にゃ?…にゃにゃにゃ??…なぜないにゃ…?」

みたらしはふむ…と、考えて蝶を捕まえようとした時に口を開けた事を思い出す


みたらしは辺りをキョロキョロすると西の方へ紙が飛んでいるのを見つける

「そっちは逆にゃー!!元来た方にゃー!!」

と二足歩行で紙を見ながら追いかけ始める


紙がひらひらと西の方へ飛んでしばらくして木に引っかかって止まるとみたらしは木に登って紙を掴んで木から飛び降りる


「……んー…どっちから来たっけにゃ??」

みたらしは木から降りた拍子で方向を見失う

「たぶん、こっちにゃ!」

みたらしは歩き出す。北の方向へ


しばらく歩いて小腹がへったみたらしは立ち止まって腰につけたポーチからささみを取り出す

「今日はささみにゃ!にゃーん♪」

ささみをはぐはぐ食べて毛づくろいする


毛づくろいがすんだみたらしは西へ進む

西へ進んでいるみたらしは牛魔族に遭遇した



牛魔族:二足歩行で歩く魔族。比較的温厚な種族でのんびり屋。主食は主に草で闘いになると好戦的な種族。



「こんにちわにゃ!西都はどっちにゃ??」

みたらしは1体の牛魔族へ近づいて西都の方向を聞くと

「あっちだモゥー」と南西の方向を指差す


「助かるにゃ!」とみたらしは軽く頭を下げて南西の方向へ駆け出していく

牛魔族は去っていくみたらしに手を振って見送る


みたらしは牛魔族の指差した方向をちゃんと守って西都にたどり着き西都で少し日向ぼっこの休憩をしてから西の集落へとたどり着いた


ど、どうでしたでしょうか。。。

3話目の更新はまだ未定です。

炎の錬金術師の修正が完了とか気分次第で更新するかもです。

誤字とか指摘などあったら是非教えて頂ければ修正かけます!!

よろしくお願いします!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ