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『拳闘士』闘う猫の物語  作者: みたらし
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第1話



「にゃっ、にゃっ、にゃーんっ!」

白猫は貫禄のある仁王立ちで立って、腕を組んで胸を張る


白猫は集落の畑を荒らす迷惑なゴブリンの群れを成敗した



ゴブリン:小鬼(ゴブリン)はヒト型の魔物。知能は低い。群れをなして本能で生きる下級の魔物



「ふっ…他愛もないのにゃ」

白猫はゴブリンの死体を流し目で蔑む


戦闘が止んで恐る恐る長老は建物から顔を出す

「おぉ……流石はみたらしよ!」

集落の長老が討伐されたゴブリンの死体をみて建物から出て感謝を告げる


「気にするなにゃ!」

白猫のみたらしは長老の感謝に気分よく応える


長老は御付きの者から小袋を受け取りみたらしへと差し出す

「いつもすまんのぅ…報酬じゃ」


みたらしは小袋を受け取り腰につけた小さなポーチへ突っ込む

報酬の小袋の中身は銀貨5枚

小さなポーチはアイテムボックス、見た目に反して大容量。山一個分くらい余裕で入る


「なんかあれば俺に言うのにゃ、じじい!」

みたらしは胸板をぽふっと叩く


集落の長老と野次馬の村人はみたらしの愛くるしさにほのぼのとする


みたらしは集落をあとにする




紹介しよう。この小説の主人公、名をみたらし。

種族は猫族。職業は拳闘士

両目は金色。肉球はピンク色。

一括りに白猫だが身体に少し薄い茶色が入っている


この世界には多数の種族がいる

全ての種族と闘い世界一になるのがみたらしの夢だ




みたらしはキーズア王国の王都へ帰ってきた

キーズア王国は世界を治めている大国


みたらしはギルドへと向かった

依頼の報告のためだ


「ただいま帰ったのにゃ!」

ギルドの扉を開けて元気よく声を出す


「あら、おかえりなさい♪」

受付の女性がみたらしの声に入り口へ顔を向ける


「依頼完了なのにゃ!」

みたらしは受付の女性に近づいて報告する


「おつかれさま♪」

みたらしの容姿に女性はほのぼのと微笑む


「新しい依頼何かあるかにゃ?」

みたらしは受付の女性にきく


受付の女性は少し考えて机の書類をガサガサと探す

2枚の紙をみたらしに見せる

「みたらしくん向きのはコレとコレぐらいかな?」



1枚はもぐら退治。もう1枚は暴れ牛の退治

みたらしは2枚の紙を見比べる

「もぐらの方が面白そうなのにゃ!」


みたらしはもぐら退治に決めた


「オッケー♪コレが詳細のヤツだよー」

受付の女性はみたらしへ紙を差し出す



紙には…

土竜退治!

畑に土竜が現れて作物が食い荒らされて困っている至急頼む!

場所:西都の西集落


と書かれていた


「すぐ出発するにゃ!」

みたらしは紙を口に咥えて四足歩行で走り出す



「気をつけてねー」

受付の女性は手を振って送り出す





不定期更新で書いていきます。


毎日更新で炎の錬金術師は書いてます

短文ですが。


拙い文章ですが楽しんで頂けたら幸いです

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