増減する子供達
前回と同じく
ー第二の話ー ~増減する子供達~
ある日、増田小学校職員の山奈は、とあることに気がついた。
自分の担任のクラスの人数が、増えたり減ったりするのだ。
全34人のうち、10人しか来なかったり、34人全員きたり、欠席の人数の差が激しいのだ。
そして、奇妙なことに、たまに35人になったりするのだ。
どういう意味か?
ある日のこと、欠席を確認するとき、そこの学校では子供たちが出席番号順に「○番出席してます」と言うのだ。
その欠席の確認の時.....。
「33番出席してます。」「.....。」
「今日は、34番の若田君が欠席ですね。」
「35番出席してます。」
「あ、ごめんなさい。飛ばしてしまいま.....え?」
35番?
「今、誰が言ったの?」
「僕言ってないよ?」「俺も。」「私も!」
「おかしいな.....。」
なんと、クラスのみんなが聞いていたのだ。
結局誰が言ったか分からずに、校長先生の佐久間に言ってみた。
「またですか。」
「また?」
「実は.....」
数年前にその教室で、とある少女が窓から落ちてしまったらしい。
その時、何故か死体が消えてしまったのだ。
その日を境に、その教室で不可解な現象が起こるようになったらしい。
さて、それはさておき、急に少なくなったりする現象は、死んだ少女の亡霊の仕業とも言われています。
略




