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シフト -真理を映す目-  作者: らきむぼん(raki)
問題編
1/12

PROLOGUE - The Old Testament


 かみかれらを祝福しゅくふくしてわれた。

()めよ、えよ、ちてしたがわせよ。うみうおそらとりうえものをすべて支配しはいせよ。」

 旧約聖書 第一章 二十八節



 古代ギリシアの哲学者アリストテレスはこう主張した。「動物は感覚性を有する生物であるが理性を欠いており、自然界におけるヒエラルキーの中では人間よりはるか下位に存在する。したがって、人間の目的の為の用途として、自由に使える資源なのである。動物は理性的な魂をもっていない。動物に対する人間の取り扱いには、あらゆる正義に関わる問題を生じないのだ」と。

 そして彼だけではない。ローマ末期最大の教父アウグスティヌスやイタリアのスコラ哲学者トマス・アクィナスも動物の理性の欠如が、人間への従属を正当化すると主張した。

 聖書はこのような人間観、そして動物観を、歴史に強く刻みつけた。

プロローグです。

次話からが本編ですが、このプロローグも後に重要になります。

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