「戦国魔神ゴーショーグン」って知ってるかい?
まぁ本県では放映されなかったかもしれないアニメなんですけどね。タイトルと造形を知っているのは当時隆盛を極めていたアニメパロディ雑誌の「おかげ」というか「せい」というか。このエッセイもどきのタイトルにしたのと多分同じタイトルの漫画を読んだのですよ。その雑誌を手にしたのはそれが初めて。うん。お陰さまでアニパロの世界にはまったよ。読む一方でしたけどね。同時にその漫画家さんの作品も好きになりましたね。今は名前忘れちゃってますけど。
見てみたい! と思っても、当時は見逃し配信もない時代。三十分アニメのセルビデオなんていうものもない。都会は知らないですけどね。アニメショップなんて当然。ともあれ悶々としたところでどうしようもないんですよ。蛇の生殺し~でしたね。
なぜそんなに? と思うかもしれませんけどね。多分その頃アニメージュで取り扱われたんですよね。巻頭の特集だったと思う。しかも雑誌に折り込まれているポスターが件の局長さんの幼少時代の母親とのワンシーン。ーーー所謂妄想ちっくなイラスト。それがとてもきれいでね、初めてアニメージュ買いましたよ。アニメージュはこれと「FSS」の劇場版アニメ特集の時だけ買ったかな? 萩尾望都さんがキャラデザした「時の旅人」の時も買ったかなぁ? パンフレットと混同してるかな? 「FSS」はまだ家にある気がするけどね。
このキャラクターがメインのひとりとはいえ敵側。
とあるコングロマリットの情報局長。
ロボットバトルアニメだけどね、ラスボスは世界的巨大企業のトップなのよ。
肩書きは将軍とか局長とか使ってましたけどね。
その局長さんが金髪碧眼の美形。赤いバラを片手にマントを翻す男性で声優さんが故塩沢兼人さん。当時は声優さんには特段興味はなかったのですが、このかた後年結構juneとはあさからぬ縁を持ったかたでして。その後年に当たる頃になって見たいなぁってね。
「美しい」「美しくない」が口癖だね。ナルがはいってるのかどうか。
名前がレオナルド・メディチ・ブンドル。
敵側三人衆、スグーニ・カットナル、ヤッター・ラ・ケルナグール、ブンドルなんですが。ネーミング遊んでるよねぇ。
劇場アニメが2本あったようで、本編絡みが一作。番外編が一作。こっちのビデオ買いましたよ。タイトルが「時の異邦人」。本編知らなくても楽しめましたが、ロボットなんか絡まないヒロイン? のレミー島田さんの死に絡むくっらーい話でした。これでブンドルさんが動いているのを初めて見まして~まぁおおむね満足。
その後徳間さんのアニメージュ文庫で4冊くらい続編が発売されて買いましたよ。読みましたよ。まだ我が家の本棚にありますね。本編のノベライズもありますが、これは買った記憶はあるけど既にロボットアニメからほぼ遠ざかっていたので読んだかどうか記憶になくって。
つらつら書いてきましたが、この間全編見たのですよ! 見れたのですよ!
ん十年後に叶いましたよ。
劇場版も2本とも。楽しかったです。
ブンドルさん可愛かった。んですが~今の私、なぜか、なんでか判らないんですが、カットナルさんがお気に入りになってしまいました。いつも一緒にいる1羽のカラスが友達な病弱だった暗い過去を持つ貧相なオジサンです。服を脱いだらガリガリ。なんでこっちにずれたかなぁ。
内容はまぁ、ロボットバトルアニメです。
主人公は真田ケン太少年。なんだけど、なんだけど~ロボット動かす成人男女がメインな気がして仕方がない。
引っ掛かって仕方なかったのが成長してローティーンになる主人公の服装が4年の放浪&バトルと言う長丁場なのに子供用の服のままなこと。サロペットなチェック柄のズボン(パンツ)。気になって気になって。
後は~ロボットにも心があって~って流れかなぁ。いいんだけどね。無機物に心が宿るって言うのは日本のお家芸的なものだし。基本否定はしない。けど、なんかね。ケン太少年の最終的なながれにもにょってしかたなかったのよ。新たな段階に進むために旅立つ的なーーーーまぁ、当時はやってたしね。