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23.毒の剣姫VS石の蛇姫①

「あらあら、何で君がここにいるのかなぁ?」


森の茂みから現れたのは……上半身が人間で下半身が蛇の魔族だった。 その魔族の見た目は派手な赤い髪と赤い鱗の尻尾、そしてニヤっと邪悪そうな笑みを浮かべているあの顔……間違いなくそれはアイシャだった。


(それにあれは……)


アイシャの首元には青色の首飾りが身に着けられていた。 今ならわかる、それはソフィアのお兄さんの首飾りなんだ。


(必ず……必ず取り戻す!)


私がナインシュに戻ってきた理由はただ一つ……その首飾りの奪還だ。 私はアイシャから逃げずに、ひとまず相手の出方をうかがう事にした。


「ねぇ君さぁ、コア地方に逃げたんじゃなかったのぉ? それなのにどうしてここに? あ……ふふ、もしかしてぇ……死にに戻ってきたとかぁ?」

「……借りを返しに来ただけだよ」

「借りを返す……? まぁどうでもいいんだけどさ。 あっ、そんなことよりもっと他に聞きたい事があるんだけどさぁ、それ聞いてもいいかなぁ?」

「……なに?」


ウキウキとしているアイシャに対して私は素っ気ない態度をとっているのだけど、アイシャはそんなの全く気にしていない様子だ。


「ふふ、君は私の話をちゃんと聞いてくれるから好きだよぉ。 どっかの馬鹿妹ちゃんとは大違いだねぇ」

「いいから早く要件を言いなよ」

「そんな急かさなくたっていいじゃない。 そうだねぇ、君に聞きたい事は2つだけだよ! まず1つ目、その首に付けてる首飾り……凄い綺麗だねぇ、羨ましいなぁ! 良いなぁ、欲しいなぁ! だからさぁ……良かったらそれアタシにくれないかなぁ?」

「……アナタも同じような首飾りを身に付けてるようだけど?」

「え? あぁ、これの事? ふふ、綺麗でしょ? 親切な人が私に譲ってくれたんだぁ。 快くアタシにくれたからもう嬉しくて嬉しくて、ぷ、ぷぷぷっ」


アイシャは首元に着けている青色の首飾りをチラっと見ると、そのまま口に手を当てて笑いだした。


(こ、こいつ……どの口が言うんだ……!)


もちろん私にはわかっている。 アイシャはその首飾りを譲って貰ったわけじゃないし、快くなんて絶対に渡されていない。 アイシャはその首飾りを……!


「アタシさぁ、宝石がすっっごい大好きなんだぁ、特に赤い宝石は良いよねぇ! ほら、アタシって全身赤いからさぁ、赤い宝石が凄い似合いそうじゃない? ねぇ?」


アイシャは恍惚とした表情で私の首元に付いている首飾りをじっと見つめてきた。


「あぁ、本当に綺麗だなぁ。 ねぇ? アタシがそれを身に着けたら凄い映えそうじゃないかなぁ? だからさぁ、君が身に着けてるその首飾りがとてもとてもとても欲しいんだけどさぁ……どう? 君も快くアタシに譲ってくれないかなぁ?」

「……断る。 これは大事な物だから、アナタには渡せない」


私はアイシャからのお願いを断った。 それでもアイシャは笑みを崩さず、非常に明るい口調で喋ってきた。


「あら残念。 まぁ仕方ないかぁ、大事な物ならそりゃ駄目だよねぇ。 ふふ、でもさぁ……そんなに大事な物だっていうんならさぁ……絶対に奪われないようにしないとだねぇ……!」


残念だとアイシャは口では言っているが、下卑た笑顔を崩す事は無かった。 私にはそんなアイシャの表情がただただ不気味に思えた。


「じゃあ2つ目の聞きたい事なんだけどさぁ。 まぁアタシ的にはこっちの方が聞きたいんだけど……何で君からあの馬鹿女の匂いがするのかなぁ?」

「……あぁ、ひょっとして……これの事?」


私は腕に巻きつけたローブの切れ端をアイシャに見せつけた。


「何それ、ただの布切れじゃん……あれ? その赤いのって……? あぁ、なるほどねぇ」


アイシャはその真っ赤な布切れを訝しんだ目で見ていたのだが、すぐに納得したように一人で頷き出した。


「アタシが感じ取った匂いはその布切れだったんだねぇ。 ……え? それじゃあ何? アタシは君におびき寄せられたってこと? ……へぇ、中々に面白い事してくれるじゃん、ふふふ」


アイシャは笑った表情を保ってはいるけど、先ほどよりも喋る声のトーンが1段階下がった。 内心はイライラしだしているのだと思う。


「それで? 聞きたかったのはそれでいいの?」

「……ふぅ、さっきから君は凄いせっかちさんだねぇ……あぁもういいや、単刀直入に聞くわ。 結局あの馬鹿妹は死んだの? それとも生きてんの?」


(やっぱりそれが気になっていたんだ)


ソフィアが生きているのか死んでいるのか……それをはっきりさせるためにアイシャはここに来たようだ。 アイシャの目はもう笑っていない。 完全に苛立った表情でこちらを睨みつけてきている。


(でも本当の事は言えない……)


もし生きていると知られたら、ソフィアがまた狙われてしまう可能性もあるので、私は嘘をつく事にした。


「あの子はあの日以来見てない……お前が殺したんだろ……! それに私は言ったよね、お前に借りを返しに来たって」

「……あぁ、借りってそういうことか。 なぁんだ、じゃあやっぱり……あの馬鹿妹は死んじゃったんだねぇ。 残念だなぁ……ぷ、ぷぷぷっ!」


苛立っていたアイシャの顔は再びニヤニヤとした笑顔に戻り、そのまま私に向かって喋りかけてきた。


「でも君もあの兄妹と同じでただの馬鹿だったんだねぇ。 かたき討ちっていうの? そういうのはさぁ、人間みたいな弱い奴がやっちゃいけないんだよ? お母さんに習わなかったの? ぷ、ぷぷぷ」


私の事を馬鹿にしたような口調でそう言ってきた。 もしかしたら私の事を怒らせようとしているのかもしれない。 でも今はアイシャの挑発には乗らずに、冷静にこちらも聞きたい事を聞いてみる事にした。


「……ねぇ、私もアナタに聞きたい事があるんだけど、いいかな?」

「ぷぷぷ、うん、なぁに? 私は魔族の中でもすっごい優しいから何でも答えてあげるよぉ! 聞いて聞いてぇ」

「アナタが身に着けてるその首飾り……それ、あの子の大切な物なんだよね。 親切な人からどうやって貰ったのか知らないけど、それ返してくれないかな? アナタは凄い優しいんでしょ? それだったら……それくらい良いよね?」


私はアイシャが身に着けている青色の首飾りの事を指さしながらそう言った。 アイシャは一瞬だけキョトンとした顔をしてきたけど、それでもすぐにニヤニヤと不気味な笑顔に戻った。


「うーん、これ? これはぁ……ちょっと無理だなぁ。 だってこれは私の大事な物なんだよ? 大事な物を快くあげる奴なんていないでしょ? そんな事もわからないの? 君もさっきそう言ってアタシに赤い首飾りくれなかったよね? あれ? ひょっとして……君は物凄いお馬鹿さんなのかなぁ、あははは!」


アイシャはここぞとばかりに大笑いをしながら私の事を馬鹿にしてきた。


「でもさっきは親切な人から快く貰ったって言ったよね」

「ぷっ、ぷはははは! そんなわけないじゃん、君って冗談通じない子なのぉ? も、もうこれ以上笑わせないでよ、ぷ、ぷぷぷ! これの持ち主はねぇ、頑なに渡そうとしなかったからさぁ……ふふっ、首をねじり切ってそのまま奪ったんだよぉ!」


あははと大笑いしながらも恐ろしい事を口にしだした。 私は初めてこの魔族の事に恐怖した。


「……なんでそんな惨い事をして……そんなに笑っていられるんだ……!」

「なんでってぇ? そもそもアタシ惨い事なんてしてないんですけどぉ? 人間だって必要な物は大切にするし、逆に要らない物は捨てるでしょう? だからアタシも宝石は大切にするし、それを身に着けてたゴミは要らないから捨てた、ただそれだけだよ? ね、人間だって同じ事するでしょ?」


アイシャは私達人間の事を生きている生物としてではなく、そこら辺に転がっている不要な物としてしか見ていないような言い方だった。


「違う……私達は物なんかじゃない……私達だってアナタ達魔族と同じで生きているんだよ……! それなのに……なんでそんな簡単に人間を殺すことが出来るの……?」

「いや別にお前達人間がどれだけ死のうがアタシの人生には一切関係無いしさぁ。 ってか弱いし邪魔なんだからさっさと全員死んでくれた方がアタシ的には煩く無くて良いねぇ。 あぁでも、人間が全員死んじゃったら奴隷がいなくなっちゃうから魔族的には多少は生きてて欲しいのかな? うーん……まぁ結局アタシの人生には関係無いからやっぱりどうでもいいや。 うん、全員さっさと死んでくれた方が静かでいいかな、あは、あはははは!」


アイシャは明るい口調でそんな事を喋り出した。 しかもアイシャはその間もずっと腹を抱えながら笑っていた。 そんなアイシャの姿を見て、私は戦慄を覚えた。


「お、お前は……私達人間の事を一体何だと思っているんだ……!」

「人間の事? そうだねぇ、まぁ一言で言えば……クソ弱いゴミみたいな存在かな? ふふ、それ以上でもそれ以下でもないよ」


私はもう耐える事が出来ず、アイシャに向かって怒りを爆発させた。


「ふ、ふざけるな! お前に殺された人達が……どういう思いで殺されていったのか……死んでいったのかわかってるのか!」

「はぁ? んなの知らねぇよ。 何突然キレだしてんの? 必死過ぎて笑うわ。 それに勝手に死んでいった奴の事なんかアタシに関係あるのか? ねぇだろ! 弱いクセに喧嘩を吹っ掛けてくるのが悪いんだろうがよ!」

「こ、こいつ……!」


アイシャと実際に話してわかった。 こいつは生粋の悪だ。 対話でどうにかなるような相手じゃない。


「はぁ……最近アンタ達人間を見てると本当に疲れるわ。 前の馬鹿兄妹もだいぶ酷かったけどさぁ……君も大概だねぇ」

「……私もお前と話してると頭が痛くなるよ。 ならお互い様だよね」

「はんっ……! 減らず口を叩くねぇ! でも……ふふ、わかったよ。 それじゃあ試してみる?」


そう言うとアイシャは不気味な笑みを浮かべながら私に近づいてきた。


「……なにを……?」

「そんな怖がらなくていいよ。 それにさっきも言ったけどさぁ、アタシは魔族の中ではすっごい優しい方なんだよ? 本当本当、ふふふふ」


アイシャはゆっくりと私に近づいてきて……そして私の目の前でピタッと止まり、アイシャは自分の両手を広げた。


「さっきアタシはさぁ、人間の事を“クソ弱いゴミみたいな存在”だって言ったじゃん? そしたら君はそれに対して怒ったよね。 じゃあさ、証明してよ。 君達人間はゴミじゃないって所をさ」

「……どういうこと?」

「アタシ達魔族はねぇ、力の強さで上下関係の優劣が決まるんだよ。 力が強ければどんどんと高みを目指していけるし、逆に力が弱ければ淘汰されていく……そんな世界なんだよ。 だから君がさぁ……ふふ、本当にクソ弱いゴミじゃないっていうんだったらさぁ……どう? 試しに私の事を殴ってみない?」

「は、はぁ?」


唐突にアイシャは私に対して奇妙な提案をしてきた。


「ふふ、それでさぁ。 もし君がそれなりに良いパンチをアタシに食らわせる事が出来たらさ、君の強さを認めて……ほら、この首飾りを返してあげるよ。 当然君の事も見逃してあげる。 ふふ、どうかな?」


アイシャはニヤニヤと笑いながら自身の首に着けている首飾りを指さしてきた。


(そんなの……絶対に嘘だ……!)


これは明らかな挑発行動だ。 アイシャは笑いながら私の事を挑発してきているんだ。 そしてこれには……何か裏があるような気がした。


その提案に対して私は何も返答せずに様子見を続けていると、アイシャの方から再度喋りかけてきた。


「うーん? どうしたのかなぁ? あ、そうそう! そういえばあの馬鹿妹ちゃんもさぁ……同じ事をやったんだよねぇ」

「……え?」

「でもさぁ、あの馬鹿妹ちゃんのパンチなんて貧弱すぎて……痛くも何とも無かったなぁ。 し、しかも逆にさぁ、ぷ、ぷぷ……殴ってきた馬鹿妹ちゃんの拳がそれで壊れちゃったんだよ! じ、自分から殴っておいて大怪我するって……い、意味がわからないよね、ぷ、ぷははは!」

「そ、そんな……」

「あははは! あぁ面白いなぁ! ねぇ、やっぱりどう考えても人間ってクソ雑魚のゴミでしょう? いやゴミは燃やせば温まる事が出来るからなぁ。 それなら人間よりもゴミの方がまだ役に立つか! あはははは!」

「こ、こいつ……!」


やはりソフィアの拳を壊した原因はアイシャだったんだ。 そしてそのアイシャの言葉は、私にヒントを与えてくれた。


(ソフィアはアイシャの事を殴った。 でもそれが原因で拳が壊れたって……どういうことなんだろう?)


ソフィアの拳の怪我について思い出す。 痛々しく真っ赤に腫れていて、見ただけ拳の骨が折れてるとわかるような大怪我だった。


(でも……アイシャを殴っただけであんな大怪我するの?)


いやそれだけであんな大怪我をする訳が無い。 そもそもアイシャの上半身の肌質は人間と同じなわけだし。 鋼鉄のような何か硬い物と衝突でもしないと、あんな大怪我にはならないと思う。


(鋼鉄……硬い物……硬化……? ……あっ!)


それで私はようやく気が付いた。 今の私がボス戦の“固有技”を所持しているように……アイシャも“固有技”を既に所持しているんだ。


以前、ソードファンタジアのエステルにはボス戦用の固有技を所持していると言ったけど、当然、他の幹部ボス達にもそれぞれの固有技を所持している。


アイシャの持つ固有技は“超硬化”(ハード・エフェクト)という技だった。 名前の通り、自身の物理防御力を超大幅に引き上げる技だった。 さらに物理攻撃を一部反射するという追加効果もあるので、この技を発動されたら物理アタッカーは攻撃をしてはいけなかった。


(きっとソフィアの拳が壊されたのは……その技を使われたからだ)


おそらくアイシャは、ソフィアの事を今の私と同じように激高させてわざと殴らせたんだ。 そしてその時に“超硬化”を発動して、逆に殴ってきたソフィアの拳を破壊したのだろう。


(何でアイシャがそんな酷い事をしたのか……そんなの……!)


そんなの深く考えなくてもすぐわかる。 アイシャはソフィアの苦痛に悶える姿が見たかっただけだ。 そしてきっと今は私の苦痛の表情が見たいのだろう。


「まぁそんなわけだからさぁ。 何の期待もしてないけどさ、良かったら全力で殴ってみてよ? ほら、君達人間がゴミ以下の存在じゃないぞって証明してみなよ」


アイシャは私の事を完全に舐めているようだった。 そんなの当然だろう、だって私の見た目はただの小さい女の子なのだから。 でもこれは……私にとっては最大のチャンスなんだ。


「……約束は守ってくれるんだよね……?」

「当たり前じゃない! さっきも言ったじゃん、アタシは魔族の中ではかなり優しいんだよ? 嘘なんてつくわけないよ、ぷ、ぷぷぷっ!」

「それじゃあ……アナタの言葉に甘えて……」


私は拳を握りしめた。 私のそんな姿を見てアイシャは笑いをこらえているようだった。


「ぷ、ぷぷ。 そんなに張り切っちゃって……可愛いねぇ。 そういう真面目な所は大好きだよぉ! さぁさぁ、早く殴ってみなよ」


アイシャは両手を広げたままの状態で、私に殴らせやすいようにわざと隙を見せてくれていた。 だから……!


「行くぞぉおおおおおお!」

「あははっ! 頑張れ頑張れぇ!」


だから私は……その油断の隙を突く!


中級麻痺技(パラライズ・ミスト)!」

「あは……は?」


私は拳を振り上げたまま、即座に麻痺技を唱えた。 この技の効果は敵を1ターンの間行動不能にしてくれる強力なデバフ技だった。 強力な技な反面、魔法耐性が高い相手にはレジストされてしまうので、どんな相手にでも使える技というわけでは無い。 でも……


「か、から……だが……うごかな……い?」


でもこのボス……アイシャは、魔法適正がほぼ無いボスだった。 だから麻痺や毒などの弱体技を容易に食らってくれるボスだったんだ。


「く、くそ……! ふ、ふざ……けんなよ……!」


麻痺技を食らったアイシャからは笑みが完全に消えていた。 私はこの好機を見逃さない! 私は拳を再度握りしめて、アイシャの顔面を今度こそ……全力で殴りつけた!


「今度こそ……吹き飛べぇえええええ!」

「な……なんだよ……これ……がはっ!!」


 ドゴォオンッ!!!


アイシャは文字通り遠くまでぶっ飛んで行き、そのまま奥の木に叩き付けられて地面へと倒れ込んだ。


「ぐ……がっ……!」

「……まずは1発……!」


私の最初の奇襲は成功した。 痛みに悶えながらもアイシャは信じられないといった表情でこちらを睨みつけてきた。


(でも本番はここからだ……!)


私にとって初めてのボス戦がいよいよ始まる。 しかもこの戦いはソードファンタジアでは決してあり得なかったマッチアップ……魔王軍の幹部ボス同士であるエステルとアイシャの戦いが今始まるのであった。

いよいよ2章も終盤です。

最後までお付き合い頂ければ幸いです!

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