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目覚めて始まる異世界生活〜チートが無くても頑張って生きてみる件〜  作者: どこでもいる小市民
第二章〜No.8編〜
28/158

確認

タイトル通り確認です。ですが読み飛ばすのはお勧めしません。理由はその方がもっとこの小説を楽しんでほしいからです。

無事クエストをクリアした俺たちは王都に戻って来た。

ハクちゃんをまた馬小屋に預けてとりあえず、チワも泊まれる少しだけお高い所の宿をとる(今回の報酬は現地受け取りだったのでギルドには行かない)。


チワは汗を流すためシャワー……ではなく井戸に水浴びをしに行っている。

この国では風呂は富裕層しか無い。そのため平民は水浴びが基本だ。

風呂屋もあるはあるが高いため、普通は何かの祝い事などでしか使われない。

だが、それでも値段が高いため儲かってはいるらしい。

ちなみにこの国に風呂屋は1つしかない。


……さて、ひとまず俺は魔法が使えた……はずだったのだが、今は何故か使えない。

やはり才能ではなく精神的な要因だったのだろう。本来は魔道具屋の書物を買い、初めてできるはずだ。


そういえば、魔猪を倒した事でレベルが上がったが、最近はステータス画面をロクに見てなかったので見てみる。


『内山時也 人族 男 年齢 15歳


装備 麻製の服一式


レベル 30


スキル 料理人 育成上手


魔法 火球(仮)


称号 転移者 人殺し 奴隷使い 魔物殺し


(実際には色々な画面ごとに分けられているが下のはまとめてあります。例、装備一覧 スキル一覧など)』


上から順に見ていく。装備で剣や盾などは今現在持っていないのでカウントされていないらしい。


次に、レベルが30となっている。……あれ?魔猪を倒した時って28のはずじゃ?

……盾男を殺したから?だとしたら俺はそれ以前に一人殺しているが、そいつのレベルが低すぎたのかもしれないな。


スキルは変更なしだ。前から思っていたが『育成上手』とか称号の方が近いような……。

主に『料理人』は料理関係に自動的に発動される。これは獲物の素材などを取る時にも発動しているので、結構ありがたい。


『育成上手』は仲間の経験値が増える。『自身は増えないが仲間の経験値が増える。仲間が多いほど効果を発揮する』と、説明されてあるが仲間の条件はわからない。

パーティを組むことかもしれないし、俺自身とその仲間(チワとか)の両方がお互いに認識し合うことが条件かもしれない。

だが今の俺たちにはあまり関係がない。そしてこの効果はいつまで続くのかというのが重要だ。

一度仲間と認めたら一緒にいる限り永遠なのか、お互いが認識している間だけなのか。

これはもし仲間になった裏切られた時に厄介になる。仲間ができる予定は今のところはないが…。


次が魔法、これに関しては1つだけ……《火球(仮)》……使えはしたけど今は使えないから(仮)だと。

銀貨はあるし魔法用の書物(初級編の火、水、風)を買って練習するか。

火属性は俺の遠距離攻撃など、水属性はポーション切れの時など、風属性はチワに。

確か一冊銀貨4枚だったから全て買える。今日はいつもの森で練習しつつ素材を稼ぐか。

最後にギルドに寄って魔猪の素材でも売ろう。どんな顔されるかな?

ちなみにパーティランクはギルドに行かなければ更新されない。

DランクになるにはEランクのクエストを10回クリアだ。残り9回。


話が逸れたが次で最後、称号はロクなものがない。知らない人が見たらやばいことはわかる。

ただそれだけだが。


次はチワのステータス画面を確認するため開ける。ちゃんとチワには確認は取ってある。

奴隷のとはいえ、女の子だからプライバシーの塊を勝手には見られたくないだろう。

確認を取らずに見ることもできるがもしバレた時、関係が悪化するのは避けたいところだからだ。


『チワ 犬耳族 女 肉体年齢18歳 実年齢14歳


装備 麻製の服一式、短剣


レベル 15


固有スキル 超嗅覚 超聴覚


スキル 命中精度アップ


魔法 無し


称号 トキヤ様だけの奴隷 魔物殺し 』


色々突っ込みたいところがあるが上から順に。


まず、名前、性別は普通だ。……年齢の数多くね⁉︎肉体年齢18。

確かにレベルが10を超えたことで肉体は成人になった。

身長は元が130センチ程度だったのが、140センチに、そして今は150センチぐらいまで伸びている。

おそらくのモデルがチワワなのでこれでも犬耳族の中では小さい方に入るだろう(チワは150センチで成人です。これ以上大きくなりません)。


胸も結構ある。D、Eカップぐらいかな?ハクちゃんに乗っている時も当たっていて正直言ってやばい。

このままじゃまずいことになる。俺はそんなことのためにチワを買ったんじゃない。


実年齢は見た目との区別をつけるために亜人専用で付いているものだろう。

見た目は成人でも年齢は未成年だ。


装備は俺とほとんど変わらない。短剣が映っているのはもしもの時に俺を守れるように護身用に持っている。

この国では当然、銃刀法違反などの法律はないが限度というものはある。

これ自身はモラルやマナーの問題だ。


次がレベル、魔猪を倒した時点で14だったが、盾男を倒したことで1つ上がっている。

……あれ?普通は俺よりもチワの方がレベルは俺のスキルで上がりやすいはずなんだかな。

偶々だろう。


次がスキル、出会った頃から2つ増えている。『超聴覚』と『命中精度アップ』だがいつ取ったのだろうか?

……『命中精度アップ』はいつか取るとは言われていたし、動物でも狩った時に手に入ったのだろう。


『超聴覚』だが……固有スキルなのに増えるんだ。普通に考えると、盾男との戦いで目で見えないなら耳でと考えているうちに取った。

……とかならいいことなんだが、それではチワは使えているのに使わなかったことになる。

それはおかしいだろう。アクセサリーの効果で使っても意味がないとかならあるかもだが、それなら言ってくるはずだ。多分。


あと考えられるのは……あれかな。

村長の娘さんを勧められた時、なぜが村の入り口にいたはずのチワに聞こえていたのは不思議だったが、これならあり得る。

おそらく心配して聞き耳を立てていたのだろうが、娘さんの話の部分で偶然このスキルが取れた……とかなら、盗み聞きしていたのがバレたら恥ずかしいはずだから取ったのを隠すのも納得がいく。

おそらくそうだが黙っといてやるか。


次が魔法、これは適性があることがわかり、使えることが判明したが使える魔法がない為、こういう事になっているのだろう。

普通の人は魔法の画面すらないはずだ。


最後に称号だが……トキヤ様だけの奴隷ってなんだよ。

いや、事実そうなんだけど。なんか書き方に悪意があるというか。

これじゃあ……なぁ。


魔物殺しは俺と同じだろう。それにしても盾男をチワに殺させなくてよかった。

もしそうならチワまでもが人殺しの十字架を背負って生きていく事になる。

チワは気にしないかもだが俺が気になる。チワをそんな事にはしたくないからだ。


あと、召喚されて一ヶ月ほどは気にならなかったが(人殺して、生き物殺して、飯食って、悪夢見ての繰り返しで)最近気になったことがいくつかある。


1つ目はトイレがボットン便所(汲み取り式)これは現代っ子には精神的にも匂いもかなりきつい。

あと調味料はあまり貴重では無い(塩に限る)。リリア海岸という海があるらしいからだ。


カチャッ、パタン


ドアノブを捻りドアを開け、そして再び閉める音がした。チワが水浴びから帰ってきたのだろう。


「トキヤ様。水浴び終わりましたよ」


チワが言う。やはりそうだった。


「そうか。ならしっかりと髪の水分をタオルで拭き取っておけよ。タオルは自分で洗えよ」


チワは言われた通りにする。洗濯物は基本自分のもは自分でが俺の信条だ。

チワは奴隷だからと、しつこく言った方が断った。「ならチワは俺に自分の来ていた服とか洗ってほしい?」と聞くと顔を赤くして納得してくれた。

理由だが…だって恥ずかしいじゃん。思春期のの男が思春期?の女の子に自分の服を洗ってもらうって。

洗った服や下着は部屋干しだ。

チワの下着が干されているが現実世界のいろいろな色や形などは無いのと、チワのと言う心のブレーキでほとんど興奮はしない。

……少しだけドキドキするが。


そんなことを考えていると、チワがこちらに来て床に座り、反対向きに向く。

俺は何も言わずにヘアブラシを取りチワの髪をとく。


チワの髪は初めは毛先だけ茶色が少し混じっただけの黒髮だったが今では成長するとともに茶色は抜け、黒髮になった。

黒と言っても俺みたいな染めたような真っ黒ほどではない。

近いのは焦げ茶色……かな?


チワの髪はこれも日課になりつつある。。一回久しぶりにやってみたかったのでやったらこうなった。

まあ、悪い気はしない。向こうでも雪の髪もしていたから慣れているからだ。

髪をときながら話を振る。


「チワ」


俺が名前を呼ぶ。


「なんですトキヤ様」


チワが聞き返してくる。


「クエストの報酬で魔法書を買うんだけど、それを買ったらまたお金がなくなるから、またクエストを受ける。しばらくは魔法の練習を兼ねていつもの森で素材を売って稼いでいこうと思うからまだ先だけど。てな訳でこれからもよろしくな。チワ」


「はい、これからもずっと一緒です。何があっても」


うん、俺の最後の言葉とチワの返し方で結婚のプロポーズみたいになったがチワは無意識だろう。多分。


髪をとき終わり、俺たちは魔道具屋に向かっていった。

他の小説の更新頻度を見たらはじめの方は三時間ごととかで投稿していますね。すご!

普通、こう言うのを描く場合どのくらいのストックがあるのだろう?ちなみに俺は1話が完成してすぐ投稿してしまいました。初めてだったので浮かれていました。なので更新ペースは遅いですし、書溜めもほとんどありません。ミスった。

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