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目覚めて始まる異世界生活〜チートが無くても頑張って生きてみる件〜  作者: どこでもいる小市民
序章〜異世界転移編〜
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どこだ、ここ?

序章はたまに書き方を変えているので、内容はともかく、文体は最新話の書き方です。

序章以降との差はご勘弁ください。

「……はぁ……」


 と帰宅の最中、自転車を漕ぎながら内山時也(うちやまときや)はため息をつく。

 自分の容姿を書くとすれば黒髮で、身長が173・2cm 。この0.2cmが重要だ。

 平均的な体つき。少しばかり部活の感動のおかげか、腕とふくらはぎに筋肉が付いている、どこにでいる中学三年生だ。


 家族は両親が離婚してから父に引き取られ、小学六年生の妹の(ゆき)と一緒に3人家族で暮らしている。


 ついでに言うが、ため息の原因は明日のテストだ。


 父は仕事で忙しいため、12時ぐらいと帰ってくるのが遅い。料理はいつも隣のおばあちゃん(父方の)が作ってくれていた。

 しかし最近は料理番を見て自分で習い、おばあちゃんに教えてもらいなどを繰り返し、自炊どころか妹の雪に料理を振る舞えるまでになった。


 そんな雪も現在は、修学旅行中で広島に行っている。

 父も今日は遅くなるといっていたので、深夜2時ぐらいだろう。

 そんなわけで今、家には誰もいない状態となっている。


 そして今日は塾でのテスト対策あり、帰宅する時間が遅くなってしまったため、コンビニで『ミートスパゲッティ』を買って帰っていた。


 季節は冬。もう十二月のため、ため息で吐いた息も白くなっていた。

 そんなどうでも良いことを心の中で独り言のように呟いているしてるうちに家に着いたので、自転車を家の入り口に立てて鍵を抜き家に入った。


 当然家は電気なんてついておらず、俺は真っ先にリビングの部屋の電気をつける。

 そしてさっきコンビニで買っておいた『ミートスパゲッティ』をレンジで温める。


 その間に風呂のボタンを押して沸かす。沸かしている間に温めておいた『ミートスパゲッティ』を食べながらテレビを見る。

 食べ終わり後片付けをした頃には、風呂が沸いていたので入る。

 風呂から上がるともう11時前。俺は自分の部屋に戻った。


「もう寝るか」


 テスト勉強も塾でした事だし、テストで寝落ちしないよう、俺は即座に眠ることにした。


 部屋の電気を消し、ベッドに入る。フカフカのベッドのせい(おかげ)で、おれの意識はどんどん薄れていった。

 ここの所、テストが心配で勉強ばっかりしてたからな。あまり寝てなかったので、そのせいだろう。

そんな事を薄れゆく意識の中考え、俺は眠りに落ちた。


***


 コキャーー!!!


 ん……? 今、なんか聞こえた……? それよりも眩しくて、目が開けずらい。あぁ、もう朝か。

 俺はゆっくりとまぶたをあける。しかしまだ視界がぼやけていた。

 ……視界は戻らないが、ようやく意識がはっきりしてきた。


「……あれ?」


 なんでだろう? ……いつものベッドの感触じゃないぞ。あるで草原で寝転んでいるような感触だが、そんな訳あるはずがないと、その考えを切り捨てて起き上がった。


「…………えっ?」


 5秒ほど思考停止して出た最初の言葉がこれだった。なぜか? それは、俺の目の前に広がっていた場所がいつもの部屋ではなく、全く知らない場所の草原だったからだ。


「は? ……どこだ? ……ここ?」


 俺はそんな間抜けな声を出してしまった。

初投稿です。二日前に始めました。

感想、誤字報告、ブクマ、なんでも結構ですので面白いと思った方はお願いします。

拙い文章ですが、これからもお願いします。

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