日常の生活の終わりと何かの始まり
「てってれてってってー」
思わず口から溢れでる
「は?」
ーー「一言目から『は?』なんて君も酷いなー。せっかくこんな平日に何もせずゴロゴロしてるだけの君の願いを叶えてあげようと思ったのにさ」
なんだこいつ口悪いな。まぁ気にするのはそこではない。
「願い…?叶えてくれる…?」
「そそ、君が言ってたじゃないか。異世界に行きたいって、だから異世界行く権利を君にあげるって話」
ものすごく自分に都合のいい話だ!しかし、ニートの俺だって心配事は何個かある。訊くべきだろう。
「行くなら行くで家族に挨拶とか、行くための準備とかやりたいんだけど」
「無理だよー無理無理。どうせ即答でいくって言うと思って、もう君の身体消滅させっちゃってるんだよね。
ごっめーん。ちなみに、断ったら死後の世界行きだから。」
ものすごく当たり前のことのように言ってきたし、こいつはなんてことをやってくれたんだ。てか、なんだこいつ超殴りてー
「てか、あんたは何もんなんだ!?人の身体を勝手に消したり、異世界に行かせるとかさ!」
訊いた瞬間、超興奮気味になった
「よく訊いてくれたわね!!私の名前はサラスヴァティ水と豊穣を司る神よ!」
やっべどうしよ、すっげー聞いたことがある神の名前が出てきた。けど、夢の異世界をできるのは確かだ!このチャンスは逃せない!
「とにかくすげー神様ってことは分かったし拒否権はないんだろ!なら異世界いってやるよ。その世界ってどんなところなんだ?」
「一応としては、崩壊した世界ね。水と豊穣の神が調整を間違えて、大地が枯れてしまったって世界よ」
崩壊した世界か………ん?
「お前のせいで崩壊したんじゃねぇか!」
「んっ、察しがいいわね。そこを救ってほし…」
遮って言った
「嫌です」
「おねが…」
「嫌です」
「じゃあ、どうすればいいのよ!私が異世界転生させてあげるっていってるのに!」
涙目になりながら言ってきた。
「俺は剣と魔法とでモンスター倒したりしながら、ヒロインとのラブコメ有りのわくわくドキドキの冒険をしたいんだよ!」
「王道ね。そんな王道な人生楽しいかしら?まあいいわ!あなたにはあまり期待していなかったし、消滅させちゃったんだもの。そんな世界に連れて行ってあげるわ!」
ちょっと、ムカつくこと言っている。てか、さっきの涙目どこいった!?でも、思ったより話のわかる女神様だった。なら、頼めば『あれ』も貰えるか?
「転生特典の強力な武器を貰えたりとか、そういうのはないのか?」
もらえるなら欲しいな。
「そうね、あるにはあるわ。攻撃力は初期武器と同じだけど絶対に折れない剣、上位魔法の威力が下位魔法と同じ威力になるくらい落ちるけどほぼ永遠に魔法撃てるほどの魔力、毎日起きるたびに報酬を貰えるカードの3つね」
自慢気に言ってくる。
「パチモンじゃねーか!!最後のに関してはソシャゲのログインボーナスじゃねーか!!」
また、涙目になってきた。
「人が頑張って考えて作ったものを馬鹿にしないでよぉぉー!!」
完全に泣き出してしまった
ーーー「俺も悪かったってだから泣くな。絶対に折れない剣を貰うよ。序盤安定しそうだし」
「うっぐ…ひっぐ…じゃあ、飛ばすわね。いざ、テルミナ




