表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

第二話〜旅の理由〜

更新遅くてスイマセン。

今回はギャグ多めです。つーか、会話多っ!?

「取り敢えずお互いに自己紹介も終わりましたし、依頼の内容についてお話しましょうか」



「ああ、頼むわ。

依頼には内容を聞いてから受領するかどうかを決める。

でいいんだよな?んじゃ早速聞かしちゃあくれねぇか?」



「はい、分かりました。

えと、そちらの方も宜しいでしょうか?」



「……好きにしろ。

基本的には聞き役だからな。

そこに居る馬鹿はおそらく、結果だけいって理解するだろうが、俺は違う。

すまないが説明を頼む。」



「はぁ…分かりました。

ではお二方の了承も得られたことですし、依頼内容について話します。

今回の依頼内容はクエストボードにも書きました通り、帝都ラムムまでの護衛をしてもらいます。


報酬は二回に分けます。」




「二回?それはどういうこったぁ?」




「先に報酬金額の半分を貴男方に払い、依頼達成後にもう半分を払います。

勿論旅の資金は事前に此方から支払います故」



「何か面倒くせぇ払い方だな、依頼達成後に全部払うでいいのによ?」



「まぁ、これが自分のやり方ですしね…」



「まあいいや、んでいくらなんだ?」



「前払いで金貨八枚です。」



「「何!?金貨八枚だと!?」」


「アレ?足りませんでしたか?

ではもう少し上乗せして……」



「待て待て!いくらなんでも多すぎだろ!?

普通の護衛依頼でも、達成して金貨二〜三枚程度だぞ!?

どんだけ常識外れなんだよ!?」



「常識外れと申されましても……まだ仕事内容はございますし……」




「……追加で仕事を要求する――だからその値段ではないのか?」




「はいその通りです、アレスさん。

仕事の追加で人捜しを行ってほしいんです。」




「人捜しか……それでも多いな…。

条件が厳しいのか?」





「はい、その通りです。特徴が少な過ぎなのです。

青髪の青年で特殊な武器を使います。

彼が使うのは"糸"や"鋼糸"です。」




「"糸"と"鋼糸"?それはまた特殊な武器を使うな…。

しかし何故その青年を捜すのだ?

何か因縁でもあるというのか?」




「…………」




「……話せないのか?」




「……分かりました。

この事を初対面のあなた方に話すのは気が引けますが、依頼を詳しく知って戴くには、致し方ありませんね……。

しかしこの話を聞いたら依頼を断ることは出来なくなります……。

それでも宜しいでしょうか?」




「……成る程。

聞いて否応なしに連れて行かれるか、聞かずに考えるか、か。

それ程までに重い話なのだな…。」




マルクははっきりと頷いた。



「そうだな……、貴様はどうしだい?ダルク」



「やっと聞いてくれたな!俺でもずっと無視されると結構傷つくんだぜ!?

ついさっきまで俺が話してたのに、何時の間にかお前さんの独壇場だよ!?

……?え!?何この空気?!何その意外そうな顔!?

すっごい心外なんですけど!

傷つくから、本当に傷つくからそろそろ止めてくんない(泣)。ぐれるぞこの野――

「いいから早く話せ、時間が惜しい。どうするんだ?」

――スイマセン。お願いですから最後まで喋らせて下さい………(泣)」




「で?どうしたいんだ?超絶馬鹿。」



「ちょっと待って!?超絶馬鹿って何!?取り敢えず説明を――

「いいから早くしろ、超絶馬鹿。」

――はい、分かりました……(泣)」



ダルクは気を整えて


「コホン……取り敢えず聞いても良いんじゃあないか?

依頼を受けても、どうせ捜すんだろ?

その後のことは……まあ、なんとかなんだろ。」



怪訝そうな顔でダルクを見ながら

「何故そう思える…?」


どや顔で

「勘」

といい



アレスは呆れ顔で

「流石超絶馬鹿だな。」と納得した



「いい加減本気で泣きたくなって着たぞ……こんちくしょー……」




「取り敢えず超絶馬鹿(ダルク)は置いといて話を聞かせてくれないか?」




「おいぃぃっ!?ちょっと待て!今俺を変な呼び方で呼――

「いいから、黙ってろ」

――いいよいいよ、いじけてやる……」

と言って端っこの方で膝を抱えながらいじけだした。



マルクはそれをみながら

「えと…あの…そちらの方は放っておいて宜しいのでしょうか?流石にそのままと言うのは不憫な気がするのですが……」



「放っておいて構わない。どうせ超絶馬鹿だ、詳しい事を聞いても理解しないからな。後で結果を教えればすむ話だ。」

と我関せずといった雰囲気で言った



「はぁ…分かりました。コホン…それでははなします。」










「端的にぶっちゃけると自分は記憶が無いんです……と、いっても7、8年前からの記憶ですが、ね。」

と、彼は思いっきり間を空けて言った

まさかの主人公、記憶喪失!次回遂に明らかに…!!(何が?)


にしてもダルクは馬鹿ですね〜。ほとんどの確率でいじられます(笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ