< 主人公紹介 : 柊レイ … 物理界の超新星 >
本編にて、主人公たちが宇宙創造を果たしました。
すでにある程度キャラクタの情報が出てきており、
もうネタバレということもないので、
この辺りで各主人公の詳細を書きたいと思います。
これは読まなくても、たぶん本編は楽しめると思いますが、
読んでいただくとより面白くなるかと思います。
2058年11月4日生まれ。16歳。
父親は柊蓮。母親は柊ユイ。両親とも天文学者であった。
父親は2066年11月4日、柊レイの誕生日に宇宙からの人工的に作られたと思われる信号をキャッチ。
その一週間後に発生した『時空の暴走』と呼ばれる世界的大災害で事故に遭い、両親とも他界してしまった。
その後、親類の家を転々とし、最後は自ら家を飛び出し、孤児院で生活することとなった。
小さい頃から卓越した知性を持ち、両親の影響から宇宙に強い興味を持ち、物理を勉強していた。
孤児院に入り、孤児院の図書を全て読み、小中学校では学校の図書館にあった物理、数学の本、市の図書館にあった物理、数学の本を独学でマスターし、図書館のネットを活用し、宇宙物理の論文まで読み込むようになった。
孤児院から公立中学に通い、その中学において成績は中の上であったが、それはレイがいじめを避けるためにそのようにしていた。
学校の視聴覚室で初めてPCを触り、読んでいたソフトウエアの知識で、データ解析を始める。
主に解析していたデータは父の遺品にあった宇宙からの信号であった。
必要に応じて、ハッキングやアルゴリズムの勉強を進めていた。
無断でプログラムのバイトを行い、その収入で自分のPCを購入。
孤児院に置かせてもらい(他の孤児たちが触って壊されるのを恐れて、物置の隅にひっそりとおいてもらっていた。)、それによってさらに腕を磨いた。
ただ、孤児院の先生のたちはレイが何をやっているのか、全く理解していなかった。
14才の時、物理の超弦(SuperStrings)理論、ループ量子重力理論を読み、それを理解。
あるアイディアが閃き、論文を書くことを決意。
若干15才2ヶ月で、とうとう重力まで全て含んだ超統一場理論の構築を成し遂げた。
周囲はこの快挙に驚きを隠せなかった。
成績はそれほど良くない生徒であったためであった。
柊レイは一躍時の人となった。
そして、その翌年2075年9月、日本の最先端である第2新東京工科大学に特別編入することとなった。
柊レイの発表した理論をもってしても、まだ6次元の未知の部分があった。
第2新東京工科大学はその謎を解く実験施設を作る計画を打ち出していた。
あとがきは割愛させていただきます。




