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制御が効かない可愛い彼女の甘え

夕飯を摂り終え、浴槽に湯が沸き、張り終えるまでの待ち時間を潰している俺と美浜。

彼女がベッドにダイブしギィーとベッドが軋む。

「あっちゃんの匂いぃ~落ち着くぅ~!」

「壊れるからダイブはやめてよ、あおちゃん......」

「好きな男子(ひと)の匂いにダイブしたくなるのは仕方ないじゃん~!あっちゃんは遠慮してばっかりで好きにしなさすぎだよ、私のこと」

「あおちゃんは遠慮しなさすぎるんだよぅ~!この前だって──」

「続き、シちゃう?」

瞳をギラギラさせ小悪魔を通り越した悪魔のような不敵な笑みを浮かべ、誘ってくる彼女。

「やめてっ!あれだけは勘弁してぇー、ほんとっ!」

俺に対しては防御(ガード)が甘く、俺の前で平然と──着ている衣服を脱ぎだしてしまうほどだ。

その割に、俺以外の男子に着替えを見られるのを恥ずかしがる彼女。

校内では美少女と呼ばれるほど可愛い彼女──美浜蒼依だが、俺が初めての恋人だという。

しつこく追及したが、そうだと言い張り続けた。

彼女が言うには、告白は何度もされたが相手に対し、『初めて』を捧げるに値するような人間じゃないと感じたとのこと。


彼女から好意を寄せられるのは光栄なことではあるけれど......


「まだ入れないし、膝枕してよぅ~あっちゃ~んっ!」

「膝枕したら、あれは駄目だからね。あおちゃん」

「うぇ~それはズルいってぇ~あっちゃんぅ~!そろそろはだ──」

「あおちゃんっ、それ以上はその口を汚しちゃうから駄目だってーっ!」

「またそんなこといってぇ~あっちゃんは~ぁっ!」






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