表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/23

知ってほしいのは

俺は玖渚家を後にして自宅に帰宅した。

自室にこもって美浜のことで悶々とする。

自身の言葉では上手く言えないかもしれない。

スマホでBUMP OF CHICKENの曲を聴き始めた俺。

BUMP OF CHICKENのある曲を聴いて、これだと思い、美浜にメッセージを送信した。

出掛ける支度を済ませ、暗い外に出て、カラオケ店に自転車を漕いで行く。


カラオケ店に到着して、スマホの電源を入れ、メッセージの返信が届いているか確かめた。

美浜のメッセージの返信は短く、『行く』だけだった。

美浜も自転車で来て呼吸を乱していた。

彼女が自転車から降り、押して近づいてきた。

「ハァハァ……なんでカラオケ?彰人……」

「自転車停めてきて」

「うん……」

彼女が駐輪場に自転車を停めて、また近づいてくる。

「彰人のおごり……だよね?」

「うん、行こっか」

俺と美浜はカラオケ店に入店して一室を借りて、借りた一室に入る。

「ドリンク入れてくる」

彼女はコップを片手に、出ていく。

3分も経たずに戻ってくる彼女。

彼女はソファに腰掛け、コップに注いだ飲み物を飲んだ。

「……なんでカラオケなの?」

「昼はごめん……あのぅ、俺は蒼依のことが一番好きだよ」

「で……カラオケに呼んだのはなに?」

まだ声は低かった。

「ボクの言葉だと上手く言えそうになくて……でそのぅ、歌で……歌うから、聴いて」

「……うっうん」

俺はデンモクを手に取り、入力した。

「俺は蒼依のことを一番に想ってるから」

俺はそう彼女の顔を見つめながら告げて、歌い出す。


俺はBUMP OF CHICKENの『ひとりごと』を歌い終え、マイクを持ったまま彼女の様子を窺った。

彼女の頬に一筋の涙の跡が見えた。瞳も潤んでいた。

「あっちゃん……私ぃぃぐすっ……うぅぅ、ごめん。うぅっっ……私こそごめん。あっちゃんのこと大好きだよ、私ぃぃ……うぅぅっっ!」

彼女は両手の甲で涙を拭いながら泣いて、謝った。

俺は彼女に届けたい歌を続けて歌った。

二曲目もBUMP OF CHICKENの曲を歌った。

俺が歌い終わると彼女は嗚咽を漏らして大泣きしていた。

BUMP OF CHICKENの『pinkie』も彼女に届けたい歌だった。


その後は普通に楽しいカラオケをして、仲直りして、美浜を自宅まで送って帰宅した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ