強行手段にでた友人
俺は授業が終わり、体育館を出て室内プールがある別棟へと走っていた。
この日、登校した俺が下駄箱にスニーカーを突っ込んだら封筒があり、封筒にはレターセットの一式に含まれているような桜の絵が描かれている便箋が一枚入っていた。
その便箋には4限目が終わったら室内プールに来い、といった指示が書かれていた。
昼休みに突入して10分は経過した時刻に別棟に着いた俺は開かれた扉から入り、室内プールの消毒の臭いが漂う廊下を歩く。
プールの様子がうかがえるガラスの扉を開けて、呼び出した人物を呼んだ。
「おーい、島田ぁーっ!俺を呼び出したのはおまえだよなーっ!隠れてないで早く姿を見せろよーっ!」
近くのレーンを仕切るように浮いたコースロープが動き、プールの水面から島田が頭を出し、顔に張り付いた濡れた髪をかきあげ、声を掛けてきた。
「ぷはぁ〜!来た来たぁ彰人〜!呼び出してごめんね。蒼依のスク水のが良かった〜彰人?」
「うっうせぇ……からかうための呼び出しじゃないだろ、わざわざ今の……」
プールから出てきてプールサイドを歩いてくる彼女。
「まぁ〜ねぇ。彰人って私のスク水姿って、興奮したりする?」
「しねぇ……とは言えない。世の男子は水着姿の女子見て、興奮しねぇことないだろ……普通」
「あははっ、正直だね〜彰人ぅ!蒼依のおっぱいが揉めないってなら、私の揉ませてあげるよ。練習台にね、私のおっぱいをさぁ」
「島田、何を……冗談はよせって」
「恋人以外……彰人に揉まれる感触を味わいたいなぁってのもあるし、ちょうど良いかなってさ」
「自分の身体を大事にしろって、島田。何言ってか分かってんのか、おまえ?」
「本気だよ、彰人。ねぇ、揉みなよ。ほらぁ、彰人ぅ。私と彰人のひぃ・み・つだからさぁ!」
スタイルの良い島田がスクール水着姿で、俺の左手の手首をガシッと掴み自身の胸を揉まそうとする。
「おいっ、島田ぁっ……おいって——」
彼女の強引な強行手段によって、俺は彼女の柔らかい胸に触れてしまった。
彼女は、艶かしい喘ぎを漏らさなかった。
なんてプレイだ、これ……
俺は、頭の中が真っ白になった。




