遅刻
「よーしよし 怖くないよ」
にゃーん
「最初からお前がやればよかったやん」
猫を 逃す バイバイ と手を振る
「景親のかっこいいところが見たかったの」
「ほ、ほ〜ん? なんかごめんなさいね」
「じゃあいいことはなしね」
「まあ そうだなあ」
「ん」 頭出す
「え?」
「んん」
「え、いやなに」
「撫でて」
「頭をか?」
「うん いい子いい子して」
「おー」
撫でる
「えへへ これ好き」にへら
なんか 恥ずかしいな
いつも なでてるんだけどなあ
「っと もう 行かないと」
「そうだね」
よし のれ
「うむ」
ガシャ ガシャ ガシャ ガシャ
「ついた」
入学式 の看板が 立てかけてある
「結局遅刻しちゃったね」
「だなあ」
警備員が 立ってる
「おい君もしかして 入学生か?」
「ええ まあ」
「おー なかなか大物だね 向こうの掲示板に クラス分け書いてあるから見ときなよ 多分もう式終わって皆教室帰ってくるから」
「ありがとうございます」
自転車を置く
「同じクラスだといいね」
「うーん こればっかりはな 俺も一緒がいいけど」
掲示板見る
「一緒だったわ ほら 一組」
「よし」
「行こう」
「そっち職員用の入り口だぞ」
「あ」
がら
わあ 広い
黒板に 席順書いてある
俺の席はここだな
一花はここ
ざわざわ
がら
「あー いた!!! 君が朝倉くんだね入学式から遅刻とかやるねえ」
「お、めっちゃ美人じゃん 俺と友達になってくれる?」
「やばい 可愛い」
一花に向かって
「いやあ 寝坊しちゃって ちょっとな」笑う
「ちょっとじゃないでしょ〜」
ドッ
ガララ




