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不思議なパン  作者: TKSZ
70/258

70、今日の予定は学校の打ち合わせ?

神様たちが再集合?

朝、散歩に行こうとしたらタカオ神とカタクラ神と出会った。

はい、朝風呂ですか。

温泉にはまってしまったのね。

今朝も各町村を巡らなければならないので散歩は短時間で終了。

まず、自宅のホームベーカリーに材料をセットしてスタート。

時間の関係で『魔法のケーキ』の方だ。

その後、『魔法のパン』も作るけどね。

予備も含めて多めに作っておかないと。

あ、材料も買っておくか。

さあ、各町村の社巡り。

あ、タカオ町とカタクラ村は不在かな?

いいか。

社の事は把握していると言っていたよね。

今日は『魔法のパン(プレーン)』に『 魔法のリンゴジャム(失敗作)』をのせて。。。

よろしくお願いします。

10町村と領主館の4つの社にお供えをして戻った。

これがこれからも毎日か。

あ、そろそろケーキができてるはずだ。

1時間半ぐらいでできるから早くていいよ。

さて、次のパンもセットしてスタートと。


戻って朝食だ。


で、この状況を誰か説明して。。。。


食堂の席には16柱の神様もお座りになっていた。

今日は朝食も食べに来たのですか。


「おお、今朝のお供えもよかったぞ、朝から甘いものは頭を活性化するな。はははは」


人みたいなことを言って、神様でしょ!


「ツキ神様もう食べられたのですか?」

「おお、まさに朝飯前というところか」


はい、そうですか。

まさかそれを言いたかった。


「で本題だ。毎朝、各町村の社を巡るのは大変だと思ってな。皆を集めて相談したのじゃよ。アスカ神殿からここに『お供え処』を設置したらどうかって提案があった。そこにお供えをすれば社に転送できるのだ。アスカ神殿も最近お供えをされていなかったので忘れていたらしい」


そんな方法があったのですか。

早く教えてくださいよ。

アスカ神様、てへって。


「申し訳ない。すっかり忘れていた。朝食後にそれぞれの祭壇を作ってそこにお供え御置けばよいようにしよう。各神も同席すれば確実じゃよ」


了解しました。

朝食後ですね。

あ、ツキ神様気にかけていただいてありがとうございます。

あ、面倒くさくなってお供えがされなくなると困るって。

そうですか。


朝食も終わり、領主館本館の4階の1室をお供え処にした。

祭壇を設置して、今朝作った『魔法のケーキ』16等分してお供え。

お参りをした。

神様達は早速、自分の社の転移していった。

お供えが次々に消えていくね。

驚かないけどね。

神様たちが再び現れてお礼を言われたよ。

うん、今日は2階お供えをして、朝食も。

これも陰謀か?


内政官のルルさんと研究施設責任者のマリさんが呆気にとられていたね。

執事のジョンさんは流石だよ。

平然としている。

婚約者達は・・・もう慣れている。

あ、マリさんにも領主館に住んでもらっているよ。


「流石賢者様。神様達と和気藹藹ですね」

「神様のお姿を見られるなってここはすごいですね」

「ははは。慣れてくださいね」


笑うしかないよね。。。


では今日の予定は。。。。


「領都の学校創設のためにタカオ町などの学校関係者に会っていただきます」


はい、流石内政官殿。


今日の予定は学校の打ち合わせですね。


お読みいただきありがとうございます。

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