65、神々集合?
イチゲ神の登場は何かのフラグ!
職場に着いたが朝の騒ぎの疲れが抜けない。
全くとんでもない神様だ。
もうしっかりと社の行っただろうか。
帰ったら居間で寛いでいるのではないかな。
「お疲れですね」
セルさんが入ってきた。
今朝の出来事を説明したよ。
「そういえば、タカシさんは領主をしている全ての各町村の神様と交流されてはいませんね。一度お参りされてはいかがですか」
「そうですね。一度は行かないといけませんね」
「そうされたらよいでしょう」
で、午前中は書類仕事をこなした。
昼休み、まずはカタクラ村を訪ねた。
大岩の祠の前でお参りをするとこの前ここから帰還した時と同じ声が頭の中に響いた。
『おお、やっと来たな新しい領主よ』
『ご挨拶が遅くなって申し訳ありません』
『この前帰還した時以来だな』
『はい、カタクラ神様でよろしいのですね』
『うむそうだ。これからよろしくな、賢者タカシ様よ』
『はい、よろしくお願いします』
『ヤリミズ神も待っているぞ。挨拶に行ってやれ』
『はい、行ってまいります』
続いてヤリミズ村の神木へ転移した。
またすぐに甘い声が頭の中に響いたよ。
『待ちくたびれましたよ』
『申し訳ありません。ヤリミズ神様』
『私が一番初めにあなたとコンタクトを持ったのにつれなかったわね。まあいいわ。賢者タカシ様よろしくお願いしますね』
『よろしくお願いします』
『お忙しいのでしょ。また後で会いましょ。楽しみにしています』
『はい、失礼します』
何かすぐ似合うみたいな感じのいいようだったなあ。
まあいいか。
あまり気にせずに職場に戻ったよ。
まだ行くべきところはハチ村、ハ町、アキ町、サガ町、ツキ町、イサ町か。
ツキ町とイサ町は遠いよな。
そんなことを考えながらも素材の研究をしていた。
研究にちゃんと集中していたよ。
散漫だと危険だからね。
明日は休むのでその準備をしてから領都の屋敷に帰るとえらく騒がしかった。
誰だ、聞いたことのある声もする。
知らない声も。。。。
聞いたことのある声はタカオ神様とヒカワ三姉妹神様、そしてヤリミズ神様にカタクラ神様か?
食堂に行くとごちそうと酒が並んでいた。
ちょっと色っぽいお姉さんがこちらに気が付いた。
かなり酔っているな。
「おお、タカシ帰ってきたか」
「こらヤリミズ神、タカシにちょっかい出すな」
「タカオ神少しぐらいいいだろ。減るものでもなし」
ヤリミズ神様とタカオ神様ね。
何をするつもりだ?
領内の神様が皆集まった?
えーと、ひい、ふ、みい・・・・・・・・・・・。
14人いや、14柱の神様がいる?
え、14柱?
領都を入れて11の町村。
ヒカワ村には3柱の神様。
他にも複数の神様がいるのかな?
それより何なの?
「おお、賢者タカシよ。初めてだな。私がアスカ神だ」
「初めまして、タカシ=タケハヤです。よろしくお願いします」
「この状況で冷静だな。いいぞ」
いや、もう諦めた。
色々と。
「今回はすまないな、公爵領の各神々がイチゲ神の誕生を祝うということで集まってしまった」
「構いませんが、神様は担当の場所から動けないような話を聞いたのですが?」
「今回は大丈夫じゃよ。タカシの領地内だからな。それから何かあったらすぐい戻れる。それからタカシもそれぞれの町村に転移できるぞ」
え、いつの間に。
その後、今までに会っている神様を含めて紹介された。
ですべての神様から加護を頂いたよ。
今まで行ったことのない町村に担当の神様によって強制連行されたよ。
ハチ村は祠の前、それ以外は社の中。
ハチ村とカタクラ村とヤリミズ村には社を建てることになったよ。
領主の屋敷も必要だとも言われたけどね。
夕食も出したりして婚約者の皆さんも大忙し。
皆さんのリクエストで『魔法のリンゴジャム』を試食。
見栄えは悪いけど美味しいということでした。
全ての社にもお供えを忘れるなって釘を刺された。
イチゲ神様が温泉の事を言ったら皆で入ることになった。
私はツキ町とハ町の男神とともに男湯ですよ。
神様方、真夜中まで飲んで騒いで帰って行きました。
疲れた。
今日の予定の仕事ができなかった!
お読みいただきありがとうございます。




