閑話?イルミネーション
イルミネーションは夏かな冬かな?
ここでは時期はまだ夏ですね。
短いですけどどうぞお読みください。
地球の街並みの写っている雑誌を見ているとフルル女王とミオさんがやって来た。
今、アバシ王国国内の街並みを少しずつ改良するためにいろいろ検討をしているところだ。
フルル女王とミオさんはその中の各地のイルミネーションの写真に注目している。
「これ・・・・やってみたい」
「うん・・・いいよね」
二人の中では決定のようだ。
エネルギーの無駄だよとは言えないよね。
「えーとどこでやるのかな」
「やはりイチゲで」
「そうだね。お試しで夜のイチゲを楽しんでもらおう」
ということでイルミネーションを楽しむイベントの開催が決定した。
こういうことは各国へと伝わるのも速い。
誰だ犯人は?
まあ、各国の代表部のようなものが領都イチゲには増えたからなあ。
やるからには楽しもう!
ということで様々な団体がイルミネーションを造り、コンテストを行うことになった。
場所は中央公園。
露店の配置や数か所にステージを設けて歌や踊りや舞台を楽しんでもらうことにもした。
夏祭りの雰囲気だね。
学園の方も並行して行事を計画してくれた。
イルミネーションに使うエネルギー源は太陽エネルギーを魔力に変換して蓄えたものに限定した。
準備期間が一月しかなったのに3日間で開かれたイルミネーションフェスティバルは大盛況だった。
各国からイチゲに行きたいので飛行船を出して欲しいという要請が相次いだ。
各国もこれを参考に祭りを開きたいと言っている。
私はアドバイザーとして手伝うことになりそうだ。
コンテストの1等はフルル女王とミオさんが率いるグループだった。
見学者の厳正なる投票の結果だ。
臨時の宿舎まで用意したこの祭り、町を活気づけるのには役に立ったようだ。
景気にもいい刺激になったのがよかった。
え、1等の商品?
それは内緒ですよ。。。
お読みいただきありがとうございます。
評価や感想が頂ければ幸いです。
各地でイルミネーションが点灯されていますよね。
夜の外は寒いのでお気を付けください。
私も風邪気味です・・・。