=閑話?焼き飯とスープ、そしてタルト=
短いお話ですよ。
突然だが、簡単な調理を行う時には焼きめしとスープにサイコロステーキ用の牛肉を使うことが多い。
サイコロステーキ用の成型肉は良い出汁が取れるからね。
スーパーで割と余って値引きしていることが多い。
焼きめしはまずはサイコロステーキの肉を炒めて油をとる。
餃子用の豚ひき肉を代わりに使うこともある。
餃子用のひき肉は脂身が多いからね。
油が出たら冷凍の刻み葱とミックスベジタブルを軽く解凍してから加える。
よく炒めてから味付き塩コショウとおろしショウガとおろしにんにくを加える。ご飯を入れて一緒に炒める。
本当は具材を一回さらに出した方がいいのだろうが、面倒な事はしない。
最後に卵を入れ味を調えて出来上がり。
和風だしの粉末を入れることもある。
今日のスープはサイコロステーキと冷凍ホウレンソウともやしで作った。
ワカメスープの素を入れて出来上がり。
木綿豆腐を入れたりワンタンを入れたりすることもあるけど。
「美味しそうね」
音もなく背後にリサさんがいた。
当然、今作った昼食はリサさんと分けて食べることになった。
少し多めに作っておいてよかった、といってもさすがに二人分はない。
デザートにおやつにと考えていたフルーツタルトを食べることにした。
1つだと買いにくかったので2つに買ってきておいてよかった。
アールグレイをを入れて2種類のタルトを分けて食べる。
タルトは洋梨と紅茶のタルトと8種のフルーツタルトだ。
リサさんは自分の分に8種のフルーツが載っているかしっかりとチェックしている。
優秀な彼女はこういう仕事も素早いよ。
「満足・・・」
後日、他の婚約者からフルーツタルトを運んでくるようにお願いされたのは予想の範囲内だったけど。
神様の分など関係者の分も含めて6ホールも買ったのは痛い出費だったよ。
タルトの食べ過ぎには注意を!
お読みいただきありがとうございます。
本編再開にはもう少し時間をいただきます。
「悪魔退治は異世界で」もよろしくお願いします。