247、アバシ王国での戴冠式(2)
コンピュータの調子が悪く、キーボードからの入力が正確に行えなくなり更新が遅れました。
今年の夏の被害はコンピュータ本体1台、ディスプレー1台、ルータ1台でした。
本人も調子が悪くやっと復帰できそうです。
アバシ王国でのフルル女王の戴冠式の朝。
新女王の誕生を祝うようによく晴れていた。
私は指示された通りの場所にいるだけだ。
夕方の祝賀会までやることは特にない。
フルル女王は素敵だった。
まさに晴れ姿というべきである。
しっかり魅了されてしまった。
魔法を使っていないのに。
女王の挨拶も大変に良かった。
国民想い、国民のための仕事を行うこと、そして他国との友好も大事にしていくことを前面に出して挨拶を行った。
多くの国の代表はこれに賛同する挨拶を行ってくれた。
戴冠式では一介の公爵が挨拶を行うことはない。
多くの国民が歓迎の歓声を上げている。
私の挨拶は祝賀会で行うことになっている。
しっかりと原稿を覚えて準備をした。
アバシ王国からは新女王の活躍を改めて皆さんに披露して欲しいとのことだった。
まあ近くで見ていた私の役目だろう。
お陰で内容も多くなってしまった。
祝賀会の途中で話すわけだけど聞いていただけるのか心配だった。
実際には祝賀会の宴たけなわだったにもかかわらず多くの参加者が耳を傾けてくれた。
祝賀会も無事終わり、翌日にはそれぞれの国の代表を予定通り飛行船で送っていくことになった。
私はアバシ王国の王宮の敷地内に専用の屋敷をいただいた。
もちろん転移で簡単に訪れることができる。
何時でも女王と会えるし、女王もいつでも私のところを訪問できると喜んでいる。
数日経ち、落ちついたところで内輪だけでのお祝いの席を設けた。
肩から力を抜いて楽しむことができた。
これからアバシ王国のインフラ整備に私が協力することになっている。
そして各国もその後押しをしてくれる。
その見返りとして各国への技術提供もしていくことになる。
忙しくなるがより豊かな生活ができるようになる忙しさは苦にならない。
平和な日々が永く続くことを願いながらお祝いの席を楽しんだ。
さあこの世界で私が次にやるべきことは何だろう。
お読みいただきありがとうございました。
今回で一度お休みをします。
少したってから続きを用意するつもりです。
よろしくお願いします。