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不思議なパン  作者: TKSZ
245/258

245、ヒハ国(8)

夏バテで更新が遅れています。

『狂乱のネックレス』を着用した騎士と『殺戮の長剣』を持った騎士と人形として操られている男は衰える様子がない。

クレナイさんやトウさんやソウさんにも疲れが見えてきた時、空間に歪みがでてきた。

そして、


「助けに来たよ」


ミスルが観客席に転移してきた。

横にはアスカ神様がいる。


ミスルは操られている男の指輪だけを切り落とした。

ミスルが亜神の力を解放している。

身体に神の力を纏っている。

ミスルが『傀儡の指輪人形』の一つを封印箱に回収した。

さらに『狂乱のネックレス』も鎖を切って落ちたところを封印した。

『狂乱のネックレス』をつけていた騎士も魔法で拘束している。

『殺戮の長剣』を持った騎士はクレナイさんとトウさんとソウさんに寄って無力化されたようだ。

『殺戮の長剣』も鞘がつけられ、封印箱に回収された。

観客席はひと安心だ。

その油断がまずかった。

亜神に押されてバランスを崩した。

亜神の繰り出した神力の刃が左手をかすめる。

それだけなのに左手に激痛が走った。

その時、口の中に何かが現れた。

『魔法のパン』だ。

『魔法のパン』を飲み込む。

体の中の神力が一気に高まった。

亜神が転倒した。

そこを神力の力で抑え込み、封印の短剣を用意した。

亜神に近づき、封印の短剣を亜神に刺す。

亜神が動かなくなった。

そしてミドリさんと戦っていた国王も動かなくなった。

ミドリさんが「傀儡の指輪人形」を封印箱に回収する。

私も亜神の「傀儡の指輪操者」を封印箱に回収した。


空が光った。

そして衛士の姿をした6柱の神様が天から降りてきた。

「神の衛士」だ。

「神の衛士」は封印された亜神を輝く縄で拘束して天へと昇って行った。

どうやら観衆の目を気にして芝居がかった方法で連行して行ったようだ。


実王たちは武器を置き、私の前に跪いた。


「結界に入れられたということは私たちが無力化されたということです。勝者はタカシ様で間違いありません」


これによって魔術武術大会は終わりを迎えた。

国王代理は実王に務めてもらうことになった。

国王が亜神に操られたのは何故なのか訊かなければならないが、後は実王に任せて領都イチゲに帰還することにした。


お読みいただきありがとうございます

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