208、アバシ王国(17)
さらに地下迷宮を進む。
「草原か」
地下迷宮11階は草原だった。
起床後朝食をとるとすぐに10階のボス部屋に向かった。
地下10階のボス部屋では1階から9階までのボスが勢ぞろいしていた。
つまり、スライムキング、ゴブリンキング、コボルトキング、リザードマンキング、オークキング、オーガキング、ゾンビキング、レイスキングだった。
ミスルが2体、他のメンバーが1体ずつ瞬殺した。
ここも含めてボス部屋の魔物は全て消滅して魔石とアイテムを残した。
そして地下11階からは草原が地下20階まで続く。
地下11階の魔獣は角兎でボスは角兎王。
体長1mで50cmの角を1本持つ角兎はこちらを見るとすぐに突撃してくる。
遠距離で殲滅しながら進む。
集団になると面倒だな。
遠回りになりそうなときは魔石やアイテムのの回収はしなかった。
ボスの角兎王は体長3mで80cmの角を2本持つ。
ミスルが剣で首を落とした。
地下12階の魔獣は角貉でボスは角貉王。
体長60cmで20cmの角を1本持つ角貉は擬態が得意で低木などに隠れている。
接近されやすいが気配察知でほとんどすぐに見つけることができた。
ボスの角貉王は体長4mで50cmの角を2本持つ。
これもミスルが剣で首を落とした。
地下13階の魔獣は角狐でボスが角狐王。
体長は1mぐらいで角は20cmぐらいの角狐はすばしっこい。
さらに集団で連携をとってくる。
魔法でけん制して剣と槍で殲滅した。
ボスの角狐王は体長2mで角は50cmぐらいだ。
魔法を使ってきた。
火炎弾を撃ってきた。
まさに狐火か?
こちらも火炎弾を撃って倒した。
地下14階は角猪とボスの角猪王。
体長2mで30cmぐらいの2本の角を持つ角猪は突っ込んでくるだけだ。
消えて魔石と肉を残した。
ここでは死骸が残らなかった。
ボスの角猪王は体長4mで30cmぐらいの2本の角を持つ。
魔法は石弾を使ってきた。
障壁で防いで電撃で倒した。
地下15階は角鹿とボスの角鹿王。
体長2m角鹿は普通の鹿の持つ角以外にユニコーンが持つような1mの長さの角を額に生やしていた。
これも遠距離攻撃で殲滅した。
魔石と鹿肉は全てを回収することはできなかった。
ボスの角鹿王は大きさや形は角鹿と同じだったが水弾を放ってきた。
これも障壁で防いで電撃で倒した。
地下16階は角馬とボスの角馬王。
どちらも体長3mで50cmの角を1本持つ。
素早い、速い。
これが彼らの特徴だ。
ボスは風の刃を飛ばしてきたがこちらも風の刃で迎撃、圧倒して倒した。
地下17階は角牛とボスの角牛王。
どちらも体長3mで50cmの角を4本持つ。
これもこちらに向けて突撃してくる。
石の矢を飛ばして倒していく。
ボスは石槍を飛ばしてきたが障壁で防いで電撃で倒した。
地下18階は角熊とボスの角熊王。
体長4mで60cmの角を1本持つ角熊と体長6mで60cm角を2本持つ角熊王だ。
ボスの角熊王は炎の矢を撃ってきた。
水弾で迎撃した。
その隙にミスルが剣で首を落とした。
地下19階は角虎とボスの角虎王。
両者とも体長は3mで30cmの2本の角。
そして長い牙。
角を生やしたサーベルタイガーだ。
ボスの魔法は風の刃だった。
障壁で防いで電撃でお終いだ。
地下11階から19階は角シリーズだったよ。
地下14階から18階はどの階層も消えて魔石と肉を残し、死骸は残らなかった。
あ、熊だけは肝と熊の手も残した。
地下19階は消えて魔石と毛皮を残し、死骸は残らなかった。
地下20階は安全地帯だ。
ここまで6時間かかった。
休憩とボスの討伐を含めて各階層40分だ。
遅くなったがここで昼食をとることにしよう。
お読みいただきありがとうございます。




