151、魔獣の洞窟(14)
新たな力が
クレン司令官に言われたけど最近自分が変わってきているのを感じる。
魔法の発動と早くなり、使える精霊魔法が増えてきたようだ。
自分を鑑定してみた。
タカシ
竹早隆司
地球人 神の遣い 神の友人(新) 賢者 公爵 精霊の主人 精霊の友人 ***の友人
ミオ=ムサシノの婚約者 コン=カタクラの婚約者 ルン=ヒカワの婚約者 リサ=ナリタの婚約者 鈴木リサの婚約者
精霊ホウ様の主人 精霊ロク様の主人 精霊ムサ様の主人 精霊ロボ様の主人 精霊ドラ様の主人
小精霊たちの友人であり主人
鑑定魔法上級 詳12→15(地球では詳細8→10)
身体強化
転移魔法上級→上位空間転移魔法上級
特殊収納魔法 錬金魔法 錬成魔法 製薬魔法 製造魔法 建築魔法 創作魔法付与 鉱山魔法 料理魔法 生活魔法上級 気配察知上級 空間探索上級(新) 結界魔法上級 障壁魔法上級 拘束障壁結界 拘束魔法 麻痺魔法 睡眠魔法 中級精霊魔法→上級精霊魔法 防御魔法→防御魔法上級 回復魔法→回復魔法上級 治癒魔法→治癒魔法上級 変形魔法(新) 耕作魔法(新) 畜産魔法(新) 漁業魔法(新) 化学魔法(新) 分離魔法(新) 合成魔法(新)
チヨダ神の加護 タカオ神の加護 ヒカワ3姉妹神の加護 イチゲ神の加護 カタクラ神の加護 ヤリミズ神の加護 ハチ神の加護 ハ神の加護 アキ神の加護 サガ神の加護 ツキ神の加護 イサ神の加護 タケハヤ神の加護 ムサシノ神の加護 カラン神の加護 ニラキ神の加護 エチ神の加護 ユーラ神の加護(新)
*****の加護
アスカ神の加護 地球神の祝福
ポチの友人
魔法のパンの効果は永久
地球での一部魔法の開放第五段階完了
念話 体術中級→体術上級 剣術中級→剣術上級
装備にあったすべての魔法が自分の能力になった。
上位空間転移魔法上級と鑑定は15か。
上位空間転移魔法上級と上級精霊魔法と空間探索上級を詳しく調べてみる。
上位空間転移魔法上級
転移可能範囲 地球とアスカ (制限中)
一緒に転移できるのは自分以外に24人まで可能。
視覚転移 肉眼で確認した場所への転移 素早くできる ポイント設定不要。
これは以前からあったがさらに早くなったか。
気配察知転移→空間把握転移
明確に周囲を把握できる 空間探索魔法を利用できる
転移ポイント先転移
固定ポイント 移動ポイント 一時ポイント 特殊ポイント
上級精霊魔法
既存の魔法だけでなく精霊への明確な指示によって新たな魔法が創出できる。
精霊が適切な魔法をアドバイスしてくれる。
空間探索上級
半径800kmの範囲の詳細な探索が可能
装備
魔剣
魔槍
鑑定のペンダント
防御と回復と治癒のブレスレット
錬金と錬成の腕輪
万能警棒
王家の指輪
転移の指輪
公爵の剣
公爵のメダル
賢者タカシの身分証
新たな魔法の創出か。
今まで魔法道具への付与ではできたけど自分自身が新たな魔法を使えるということかな。
えーと、新たな魔法ね。
『精霊さんたちお願い。精霊魔法透視』
『それは止めて方がいいと思います。周囲に知られると大変です』
『今のはキャンセル。これからもサポートをお願いしますね』
『かしこまりました』
ちゃんとアドバイスをしてくれた。
では次に、イメージを固めて物理法則でも補って・・・・
『精霊さんたちお願い。精霊魔法浮遊』
体がゆっくりと浮き上がった。
自分にかかる重力を調整してみたんだ。
今は反重力で大地に対して斥力を生み出している。
さらに、
『精霊さんたちお願い。精霊魔法飛行』
部屋の中を自分の思ったところへ浮遊した状態で動けるようになった。
これはすごいね。
でもこれらの能力はあまり公にはできないか。
飛行を解いて地面に降りる。
おっと、降りた瞬間は気を付けないとバランスを崩すな。
戦闘中だったら隙になってしまうね。
さて、精霊さんたちに『魔法のケーキ』をあげてからちょっとお出かけ。
青の洞窟の小屋に転移した。
まず空間探索と鑑定と精霊魔法を組み合わせて、
『精霊さんたちお願い。精霊魔法探索地図作成』
頭の中にカーナビの様な地図が浮かんできた。
範囲を拡げると500km先に険しい山があるね
でそこに竜がいる。
数が多いね。
種類も飛竜、火竜、水竜、地竜、双竜、赤竜、青竜、白竜、黒竜。
双竜は頭を二つ持つ竜だよ。
地竜は飛べない。
水竜は湖のいるね。
一匹が300km先にいるな。
赤竜か。
これで試すか。
空間転移魔法で赤竜の前2kmの空中に移動。
同時に、
『精霊さんたちお願い。精霊魔法飛行』
宙に浮いてるね。
『精霊魔法の同時行使は現在5つまでです。今は探索地図作成と飛行を使用中です』
おっとそれをしっかり確認しておかなくてはいけなかったな。
精霊さんたちアドバイスありがとう。
赤竜もこちらに気が付いて近づいてきているよ。
距離1kmか。
あ、あの動作はブレスか。
500mの距離から炎のブレスが。
『精霊さんたちお願い。精霊魔法絶対零度のブレス』
こちらからも絶対零度という性質を持った空気を射程500mで飛ばす。
当然、空気中の窒素も酸素も液化。
一瞬、固体窒素や固体酸素もできたようだけど流石に維持できないか。
赤竜のブレスは高温の空気と赤竜の出した有機物。
この有機物が高温の空気と反応して燃えている。
でも色は赤。
その程度の高温。
絶対零度のブレスに飲み込まれて有機物も酸素も窒素も二酸化炭素も水も凍っていく。
そして、
ギャオーーーー。
赤竜も凍って落ちていく。
しかしよくあの叫びができたなあ。
ほとんど一瞬で凍ったのに。
おっと落ちる前に、
『精霊さんたちお願い。精霊魔法浮遊』
赤竜を空中に浮かべて、
『精霊さんたちお願い。精霊魔法魔石取り出し』
『これが5つ目の同時発動になりますがよろしいでしょうか』
『絶対零度のブレスは終わっていないの』
『絶対零度のブレスを終了して精霊魔法魔石取り出しをお願い』
『了解しました』
おっと、直径50cmの黒魔石が手の上に。
すぐに収納へ。
魔石を取り出す前に仮死だった赤竜が死体になったよ。
瞬間冷凍状態は仮死か。
思った通り魔石を取り出すと死ぬんだ。
絶対零度のブレスの解除で冷凍状態も解除されている。
液化した空気が期待に戻って風が吹いたよ。
赤竜の死体も浮遊を解除しながら収納へ入れて転移で領主館に帰還した。
精霊さんたちには活躍してもらったから今回は『魔法のジャム』添えて『魔法のケーキ』をあげなくてはね。
お読みいただきありがとうございます。