第二章 忍び寄る魔王の脅威 第二節 選挙開始
前回の小問題の答えは後書きの下部に書きます。
今回はヒント回
これだけ情報が出てくればだいぶ考えが進むのではないでしょうか。
第二節 選挙開始2
第一次選挙はとりあえず、三人に絞れたらと思う。つまり、魔王らしいと思われる者を積極的に排除すれば高確率で二次選挙に魔王がいなくなる。また、国民達もたった一人の魔王を探し出す苦労よりはリラックスして考えられるだろう。
ただし、自己紹介と魔力検査だけでは判断がし辛いのも事実だ。そこで、当人たちの話し合いを公開ですることにした。
また、今回は応援演説の類は無しの方向で考えている。セメスがリオンの推薦という事だが、これは推薦をしたという事実だけであり、それ以上のことについてはフォローしない方向で進めている。あまりリオンが肩入れし過ぎるとそもそも選挙する意味が無くなるのだ。また、リオンがあまり関わらない様に全般的に応援演説の類を無しにしたという経緯もある。
議題は本人達に任せることにした。発言内容、態度、全てが投票の結果に結びつくのだ。その方が緊張感があって魔王も困惑するだろう。また、拡声器は引き続き使うものとする。
とにもかくにも以下がその内容である。わかりやすいように、発言の最初に当人の名前を書いておく。
ライチ
「さて、話し合いという事ですが、何かテーマを決めた方が話しやすいと思います。話したいものがある人はいますか」
コヨルド
「さすがは政治家だな。早速仕切るか。まずは公平に仕切る人を決めるというのはどうだ」
ドメス
「まあ、そんなに敵意を出さなくても。ここにいるほとんどは仲間なのですから」
コヨルド
「だが一人は魔王だ。確実にな。魔王とは仲良くできないな」
グローバ
「ではまずは魔王について話しませんか。残る三人に魔王がいない方が良い。今のうちに怪しい者を炙り出しておきたい」
イサエル
「賛成です。最悪魔王でなければ誰がドラグナーになっても構わない。そういうメンバーが集まっている」
ケーテ
「私は自己紹介の時に申しました通り、魔力が高い者は怪しいと思いますぞ、コヨルド君」
コヨルド
「俺が魔王だと言いたいのか。俺が魔力が高いのは貴方が一番よく知っていると思ったが」
ケーテ
「いえ、魔王は言葉が悪い癖がある。それも加味してですよ」
コヨルド
「それも含めてだ。ちっ」
テト
「コヨルドさんに関してはしっかり歴がありますので、私はそこまで怪しんではいません。実際、さほど元々の姿と変わらないのでは、ケーテさん」
ケーテ
「まあ、そうだが」
二ム
「経歴と言いますが、それはどこまでを言っているのですか。私は若い貴方にも経歴があるとは思いません」
ヌードラ
「確かに、皆様々な意見を言ってくれたが、それがどの程度なのかは気になるな」
テト
「私のは証人となる人物と記録の多い者です。自慢じゃありませんが、私は昔から表彰されることは多かったし、交友関係も広いです」
二ム
「因みに私は経歴に多い者に入っているのですか」
テト
「……。いえ、申し上げにくいですが」
二ム
「私の厚遇な者と言うのも捉え方があると思われますが、表彰が多かった者や英雄と呼ばれている人、高職に就いてる人は含まれます」
テト
「そうですか」
イサエル
「えーと、私の見聞の多い者と言うのは、他の土地の知識があるかないかだ。ライチさんなんかもガー
ディー国に外交に行ったことがあるという事で良かったかな」
ライチ
「はい。ありました。ヌードラさんに護衛してもらい、安全な航海で行けました。ところで、ヌードラさんの力ない者というのは少し捉え方が難しいですね。魔力の低い者という事でしょうか。一応ここにいるのは全員平均以上の魔力はありましたよ」
コヨルド
「この中で一番低かった者が良く言うな」
セメス
「コヨルドさん。私はあまり疑ってませんでしたが、あまり度が過ぎると疑いの目が行きますよ」
コヨルド
「リオン様の腰ぎんちゃくはいいな、ほとんど疑われなくて。わかったよ。黙ってるよ。すまないな。あの大陸に行くと余計に心が荒んじまうのさ」
イサエル
「そう言う話はよく聞きます。それは皆さんわかってますよ。貴方が魔族を憎んでいるという事も」
ヌードラ
「私の発言に関してだが、私はもう少し厳しく考えている。この中で半分以下だった者が怪しいと踏んでいる。それくらいを狙って意図的に隠すだろう、魔王なら。いや、むしろ隠した方が邪悪な魔力が出ないと思う。そういう隠し方をするのではないかな」
グローバ
「しかし、確かに魔王ならある程度隠しおおせるかもしれないが、現に結果として怪しい者はいなかったが、私は今回の魔力検査は本質的な潜在値を調べるには実に理にかなったものだと思う。第一として考えてはいないが、魔力の高さまで隠せるものだろうかと思っている」
ニム
「しかし、それならばずば抜けた数値を魔王は叩き出すのではないですか」
グローバ
「いえ、だからある程度は隠せるのですよ」
二ム
「意見がふらふらしてますね」
グローバ
「私は思っていることを言ってるだけだ」
ドメス
「まあまあ、いがみ合うための話し合いではないので、そんなに興奮しないで」
ケーテ
「グローバ殿の言っているように魔力の値をそうやすやすと操作できるとは思えません。現にここに操作できる人はいますか」
コヨルド
「どうだかな。私が体験した限りだと、奴らはやりたい放題だった。魔力を操作するなんて造作もないと思うが」
テト
「しかしここは結界の外です。さすがにそれは容易ではないのではないですか」
イサエル
「結界により、魔王がある程度弱体化するのはわかるが、こと操作という程度ならできる可能性はあるのでは。元々操作できるのだとしたら尚更」
ライチ
「そうですね。弱体化しても尚、ドラゴンを殺しうる規格外の存在ですから、そこは何とも」
ヌードラ
「魔力操作はどちらかと言うと補助魔法の分類だな。補助魔法が得意な者ならやってのけるとは思う。実際、少ないですが我々(トルティ国)の中にもいると聞いたことはある。ただ、コヨルド殿の意見とは異なることになるな」
コヨルド
「私のは体験に基づく印象だ。魔族のほとんどは攻撃的だったし、ドラゴンを倒しおおせるほどの使い手となるとやはりその線は強いと考える」
二ム
「一応、誤解のないように言っておきますと、私はある程度魔力量を操作できます。もちろん、今回の試験ではそのような不正は働いていませんが。ただ、私ができるということは、セメスさんはできるのですよね」
セメス
「どうでしょう。やったこともやろうとしたこともないので何とも言えないです。が、やればできるのでしょうね」
ドメス
「一応私もセメス殿と同じでやったことがありません。そういう必要性に駆られたことがないので。正直できるかも不安です」
ライチ
「ニムさんは何故、やったことがあるのですか」
二ム
「普通に魔術を極めようとすれば辿り着く場所だと思いますが。私の場合魔力潜在値はそんなに高くないので、引き上げようとする過程で試しました。結果はできませんでしたが、下げることはできます。これを会得すると様々な魔法を繊細に操作できるのである意味では成功でしたが」
グローバ
「興味深い話ですな。魔力操作ですか。できないものと高を括っていましたが、これができるようになれば画期的にトルティ国は発展するかもしれません」
ケーテ
「今はその話は止めておきましょう。結局のところ誰が怪しいかです」
セメス
「そうは言っても、単純に怪しい者から順に七人落とせば良いだけですから、そこまで神経質にならなくても良いのでは」
二ム
「セメスさんの口からそのような言葉が出てくるとは思いませんでしたね。仮にもドラグナーの一番近くにいる方が、そんなに簡単に魔王を軽視するとは」
セメス
「貴方も先ほどからよく突っかかりますね。厚遇を受けている者でしたっけ。確かに私はそうです。一番の中枢にもいるでしょう。しかしよく考えて下さい。では何故リオン様は安全に過ごしていられるのです。私が魔王なら高々人間一匹を葬ることなんて造作もないこと。ドラグナーさえいなくなれば、ドラゴンだってやれる可能性はある。遠回りしなくても良いのでは」
イサエル
「確かに、それは言えてるな」
テト
「いえ、どうでしょう。セメスさんを疑う訳ではありませんが、ドラグナーは殺せないと思います。ドラグナーを殺せば必ず騒ぎが起きる。そうすると尚更ブードー様から遠ざかる。あくまで魔王の目的はブードー様を殺すことですから、ドラグナーを殺すのは危険過ぎます」
ケーテ
「加えて言うなら、ブードー様のお住まいはたくさんの結界が張られており、簡単には近づけませんからね。戴冠の時、ブードー様と確実に会え、また不意を打てるときに行動に移すのが一番やりやすいでしょう」
ライチ
「同意します。魔王には選挙を勝ち抜く理由があるのです」
ヌードラ
「とは言え、その選挙も国民とブードー様の手で守られていて容易に勝ち抜けないのが事実だけどな」
ドメス
「今、こんなこと言って申し訳ないですが、イサエルさんは本当に選挙に参加してよいのですか。いや、変な意味ではなく純粋な疑問として。他国出身者というのは前例がなかったと思われるので」
イサエル
「一応、しっかりと国籍は取っています。選挙権利はトルティ国の国民ということだったので、国籍を取っていれば参加しても問題ないはずだ。それに前例がないということは魔王も意表を突かれたはず。私が魔王である可能性は皆無。そういう人がいた方が皆さんも安心して投票できると思う」
ライチ
「それに関してですが、さすがに私はふさわしくないと思います。歴史あるトルティ国に外からの輩を国主とするなどとは、一種の侵略です。魔王がなってしまう次に汚らわしい」
イサエル
「随分な言われようだな。ふさわしくないという点に関してはライチさん、貴女もじゃないかな。魔力検査等々で低い数値しか出せていない。ドラグナーには強さも必要かと」
ライチ
「貴方もさほどは高くないじゃないの。二つも要素から外れている貴方は私からすればありえませんね」
ドメス
「落ち着いて下さい。ふさわしいかどうかは国民が決めることです。我々ではありません」
ケーテ
「しかし、ふさわしいかどうかと言えば、やはりある程度政務経験や、上に立ったことがある方がその後も滞りなく国が回ると思うが」
ライチ
「その通りです」
二ム
「それは私に言ってますかね。ケーテさん。私は一応異形自治区の代表ですが。確か貴方は異形と魔族の関連を調べていましたね」
ケーテ
「いや、そこまでを言ったつもりは。ですが確かに噂されている異形と魔族の繋がりに関しては個人的に調べています」
二ム
「では、はっきりとこの場で言って下さい。異形と魔族には繋がりがないと」
ケーテ
「いえ、それは。まだ調査中ですので」
コヨルド
「票が割れるのが怖くて明言できないのか」
ケーテ
「そういう訳ではない。ただ、まだ不確かだと言っているだけだ」
二ム
「血液検査も、身体測定も、魔力測定もいずれも別段目立った様子を見せていない我々のどこが不確かなのですか」
ケーテ
「私は観測台責任者という立場から魔族がトルティ国に影響できる範囲を調べている。その過程で異形の人との繋がりを見ているというだけだ。別に疑っているとかそういうのではない」
ドメス
「異形の人と魔族は関係ありません。これでいいですか、ニムさん」
二ム
「……ありがとうございます」
ドメス
「私は異形の人は魔族と関係ないと踏んでいます。特にそういう確証がなければ。国民の皆様は魔族に少々怯え過ぎですね。もう少しブードー様を信じても良いと思います」
二ム
「重ねて、ありがとうございます」
ヌードラ
「セメス殿。私も人のことは言えないが、少し発言が少ないように見える。何か意見などはないかな」
セメス
「これは失礼。どうも皆さんの意見に聞き入ってしまって」
コヨルド
「このお方はリオン様の推薦人だからな。何もしなくても票は集まるんだよ」
セメス
「失礼。一応これでも経歴はしっかりありますよ。テト君は記録は嘘つかないというが、その通りだと思います。私はやはり潜むなら変わった者の中かと」
ヌードラ
「つまり変わり者には空白の時間があり、そこに魔王はつけ込むのではないかということですか」
セメス
「そうです」
ヌードラ
「こういう考え方はできないか。記録があるからこそ成り代わりやすいと。その記録を辿ればその人物がわかるので、演技しやすいのではないかと」
イサエル
「それは私も激しく同意します」
セメス
「そうですね。そういう意見もあるかもしれませんね」
イサエル
「何か引っかかる言い方ですね。魔王に対して興味がないようにも見える」
セメス
「私はただ、そういう意見もあるなと感心しただけです。とは言え、私も当てずっぽうで言っている訳ではありません。自分の意見は変えませんよ。ライチさんのは女性以外ということですが、立場はわかりますが少しひいき目過ぎませんか」
ライチ
「確かに立場はありますが、それを押しても理由はしっかりしたものを申し上げたはずです」
セメス
「そうですが、ここに女性以外というと八人もいます。もう少し絞れないのですか」
ライチ
「第二意見ということでしたら、私も変わり者は怪しいかと。おおむねセメスさんと同じ意見ですわ」
ドメス
「ちなみにその変わり者ってのには私も入りますかね。それほど経歴がある訳でもなく、立候補理由も皆さんほど立派な理由がある訳ではありません」
ライチ
「そうですね。入ります。潜みやすい位置だとも思います。セメスさんは」
セメス
「ええ、私も思います」
ヌードラ
「ドメスさんは私は実はそこまで魔王だという感じがしていない。魔王の特性からは一番離れてると感じている」
グローバ
「語気が柔らかいということですな」
ヌードラ
「はい。ここまで平和的には話せないかと」
テト
「語気がというのであれば、コヨルドさん、ニムさん、時々イサエルさん、そして一応ヌードラさんも強いものを感じますね」
ヌードラ
「私のは性格だ。気にしないでくれ」
コヨルド
「俺も性格だな」
イサエル
「私も性格です。プル国出身の気質だと思って下さい」
二ム
「私は……、私はただ異形が魔族と関係ないと」
グローバ
「まあ、ニムさんも立場がありますし、お気持ちはお察ししますよ」
二ム
「……はい」
グローバ
「語気もそうですが、言葉自体も気にしていった方が良いかと思います。そうなるともう少し候補は増えますか」
テト
「どちらにしてもドメスさんは外れてそうですね」
セメス
「それはどうでしょう。魔王も慣れてきているはず。逆に私は平和的過ぎて怪しくも感じます」
ケーテ
「どうですかね。さすがにこればかしは調整できるとは思えません。過去の例を見ても」
ヌードラ
「ちなみに過去の魔王を直接見た者はどれくらいるのかな」
グローバ
「私は見た」
ケーテ
「私も見た」
ライチ
「私は小さかったので存じ上げません」
ヌードラ
「二人か。実際どうでしたか。魔王は」
ケーテ
「人に成り代わるのが上手いという印象ですね。正直リオン様が暴くまでは全く分からなかった」
グローバ
「私も同じです。見た目ではまずわかりません。暴かれて、思い返してやっと言葉遣いも確かに少し荒かったなという程度でした」
ヌードラ
「つまり慣れてきてはいると」
ケーテ
「そうですね。ただ、グローバ殿の言った通り、確実に言葉は荒い部分があります」
ドメス
「お二人とも、六十台でしたね。仮にドラグナーになったとして、いつ頃の引退をお考えですか。テト君が言ってたことを思い出して」
ケーテ
「私はリオン様には申し訳ないが百歳くらいまでは粘りたいと思っているよ。テト君の言う通り、あまりほいほいと選挙を開くというのも危険だからね」
グローバ
「私は年齢は考えていない。力が衰えたという時に考えるよ。それに関してだが、実は私はテト君の若いからというのは少し立候補理由としては薄いと思っている」
テト
「薄いというのは」
グローバ
「単純過ぎると言うか、そこまで気にすることだろうかと」
テト
「そうでしょうか。魔王の介入の頻度を下げるというのは十分に価値のあることだと考えます。申し訳ないですが、お二方は年を取り過ぎているように自分は感じます」
ドメス
「まあ、正直ドラグナーがずっと元気で生きていてくれればそれに越したことはないと思いますね、確かに。人間としての性ですねこればかりは」
グローバ
「一回一回しっかり向き合えば魔王がドラグナーになることはないと私は思う。私は魔王に対する研究を行っていて、これからも続けていくつもりだ。少なくても、私が引退するときは確実にドラグナーにさせない自信はある。そういう意味で、年齢は気にして欲しくないですね」
セメス
「グローバ殿が魔王でなければ、それで良いかもしれませんね」
グローバ
「年齢を考慮するなら魔王は私を選ばないでしょう。選ばれにくい存在ですから」
セメス
「それはご自身の意見と矛盾していませんか」
グローバ
「考慮するならばです」
セメス
「ところで、グローバさんは魔王の行動が手に取るようにわかるとおっしゃっていましたが、今回も誰かというのは当てを付けているということですか」
グローバ
「ええ、まあ。と言っても、確実にという訳ではありませんが」
ドメス
「誰ですか。知りたいです」
グローバ
「それを言っていいものかどうか」
ライチ
「国民の皆様も知りたいと思っているはずですよ。きっと参考になります」
グローバ
「ふーむ。では、ここまで色々話しましたが基本的に私の立てた推測と何一つ変わっていないとだけ言っておきましょう」
セメス
「つまり、私が一番怪しいと」
グローバ
「……」
ヌードラ
「因みに、リオン様の推薦ということですが、セメス殿には推薦が無くても立候補する意思はありましたか」
グローバ
「その質問は愚かだ」
セメス
「正直、少しあったと思います。リオン様を尊敬していますから、次のドラグナーの方もそれに近い方が良いと考えています。そして、リオン様の考えを一番理解している者は一番近くにいた私だとも思います。だから、リオン様の推薦があったときは本当に嬉しかったです。ただ、リオン様の意志さえ引き継いでくれるのなら、私はそこまで自分にこだわりません」
二ム
「綺麗な回答ですね」
ライチ
「とても素晴らしいお考えだと思います。私もリオン様を尊敬している身ですから、そのお言葉胸に刻んでおきます」
イサエル
「まるで、自分がドラグナーになったような言い方ですね」
ライチ
「いえ、そういうつもりでは。仮に私がなったらという話です」
ここで、議論は終了した。時間が来たのだ。この後国民には二日の間に投票して貰い、それを五日で集計。一週間後には上位三人を発表することになっている。果たして魔王は誰なのか。上位三人に残っているのかが焦点である。
ご拝読ありがとうございます。
問題というほどでもないですが、どの三人が残るかを予想してみて下さい。
これ当たったらすごいですけど(笑)
ご感想お待ちしています!
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↓↓小問題答え↓↓
名前:攻撃-補助=合計
セメス:7-10=-3
ケーテ:8-1=7
ドメス:3-7=-4
ライチ:2-2=0
ヌードラ:8-4=4
イサエル:5-3=2
コヨルド:9-1=8
グローバ:7-2=5
テト:6-3=3
ニム:5-8=-3
グローバとテトに同点がないことに注目




