表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小早川さんとイッヌ  作者: ショウイチ大納言様
1/1

第一話

社会人になった。

私は底辺私立大学を卒業してとりあえず就職をした。

なにかしたい仕事とか、大企業に入って自分の地位を上げたいとか、

そんな目標なんてものはなく、ただお金に困らない程度に食えればいいという

そんな考えがあったかというと嘘になる。

正直なところ自分なりに社会のレールに沿ってなんとなくその流れのまま今までこうして生きてきた。

深い意味はないのだ。


仕事を初めて半年・・・。


上司ハゲ1「あのさぁ、こんなのウチの小学低学年の娘でもできる仕事だぞ。」

小早川「はぁ、すみません・・・。」


上司ハゲ2「このデータじゃねぇよ!前のデータちゃんと見直してもっかい作り直せよ!」

小早川「すみません・・・。」


ハゲ3「今晩呑みにいこうよ♪」

小早川「すみません、まだ仕事が終わらなくて・・・。」


スゥゥゥゥー・・・

ハアァァァァァ~ァ


仕事わっかんね。死にて~。


気がつくと私はタバコを吸うようになっていた。

仕事の休憩中と仕事終わりにはもう欠かせない。

学生時代は「ヤニカスファック!」なんて思っていたがまさかのブーメランだ。


辛い。


社会人になって知ったがどうやら私は仕事ができないらしい。

自慢ではないが怒られない日がない。

たまに怒られる回数がいつもより少ないだけで少しテンションがあがる。

いや、あがらないけどさぁ。


そんな私の唯一のストレス発散は仕事終わりのゲーセン。

最近はまっているのは「厨ニズム」というゲーム。

いわゆる音ゲーだ。

このゲームのいいところはアニソンが豊富なところだ。

そしてノーツに合わせる手の動きがカッコイイ!

定期的にイベントマップと楽曲が追加されるのもイイ!!

さらに筐体をバンバン叩いても壊れない!!!

マジで頑丈だぜFuuuuuuuuu!!!!!

人間誰にでも至福の時というものがあるが私の場合

音ゲーでパーフェクトコンボを連発させた時にそれを実感する。

たまに後ろでギャラリーが出来ているがそれも悪くない。

仕事場ではハゲにいびられ不快な目線を送られて過ごす日々だが

ここでは皆、私を神でも見るかのごとく視線を送る。

これぞ至福の時!

なお、このスキルは日常ではまったく役に立たない模様。


そんな私の生活に転機が訪れるのは仕事を始めて一年にもなろうかというころだった。


【つづく】

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ