表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/10

◆ 第1-1話 告白 ◆


 嫌気がさすほどの猛暑な夏だ。

 まだ8月にも突入していないのに全国の気温は30度を優に超えている。

 近年では温暖化の影響もある猛暑の夏に学生の部活動による考えが変化してきていると言うが、窓を閉め切った教室からでも聞こえる運動部の悲痛の声に、どのあたりが変化しているのかと疑問を持つ。

 1つ前の平成やその前の昭和といった時代では、これくらいの事は普通のことだったのだろうか。

 もしそうだとしたら今の時代に生まれて本当に幸運なのだと神に感謝する。

 こんな猛暑日に運動するなんて正気の沙汰ではない。


 「・・ん? メッセージ?」


 メッセージ着信するスマホを取り出して確認すると、1つ上の先輩からだ。

 

 『 15時から練習 来い 』

 「・・・」


 尋ねる訳でもなく、伝言という訳でもなく、文章からでも伝わってくる強制的な命令に肩を落とす。

 まだアプリを起動して確認したわけではないので既読は付いていない。

 このまま気付かなかった事にしよう。

 ゆっくりとスマホをポケットにしまうと再びメッセージの振動が手に伝わる。

 恐る恐る画面を見ると『 返事は? 』と短い言葉が続いて送られて来た。

 俺は諦めて『はい』と返信した。

 初めまして 黄田 望 です。

 今回の作品では話数を刻んで投稿して行こうと考えております。


 明日も投稿する予定ですので、どうかよろしくお願い致します。


 それではまた次回に。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ