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【コロナ禍百合恋愛短編小説】隣の部屋の静かな宇宙~ベランダ越しの恋文(ラブレター)~  作者: 霧崎薫


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●2023年9月

2023年9月10日(日)


台風13号が接近している。大型で強い勢力を保ったまま本州に上陸する恐れがあるという。最近の台風は昔より強力になっている気がする。


朝から雨が強く降り始めた。外出は控えて、家で静かに過ごしている。こういう日は読書をするに限る。雫さんから借りた詩集を読んでいる。


午後、停電に備えて懐中電灯やろうそくを用意した。スマートフォンの充電も満タンにしておいた。コロナ禍で在宅時間が長くなってから、こういう準備が習慣になった。


夕方、雫さんの様子を確認しに行った。彼女の部屋は大きな窓があるので心配だった。

「大丈夫ですか?」

「ありがとうございます。一応準備はしてあります」


風が強くなってきた。窓ガラスが振動している。

「もしもの時は遠慮なく言ってくださいね」

「ありがとうございます。心強いです」


夜になって雨脚がさらに強くなった。一人だったら不安だろうが、雫さんが隣にいると思うと心強い。お互いに支え合える関係になってきた。


深夜、一時的に停電した。十分ほどで復旧したが、その間の静寂が印象的だった。電気のありがたさを改めて感じた。


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