登場人物紹介
『キミツバ』
『君に翼があるならば、この愛を捧げよう』の略。
いままでの乙女ゲームが物足りなくなった乙女たちへ贈る究極の乙女ゲーム――というふざけたキャッチコピーでリリースされたスマホゲーム。
『巻き戻しの砂時計』
失敗した選択肢にまで戻ることができる課金アイテム。
だが、転生先の世界には存在しないので、やり直しはできない。
▶フレーシア・アドルミデーラ(レーシア)
病弱な少女。外見6歳。中身は、トータルで三十路。双子の弟がいた。モブにすらなれなかったモブ。モブ以下のモブに転生した。前世は二十代後半の腐女子。前世の記憶を思い出したが、中途半端であまり役に立ちそうもないことが大半。
▶ライース・アドルミデーラ
フレーシアの異母兄。攻略キャラ。フレーシアの前世の推しキャラ。ゲームの設定では、妹の死にショックを受けて旅に出るのだが、旅立つ気配が全くない。バッドエンドの場合、国を滅ぼしてしまう。よく死ぬ。
▶ジェルバ・アドルミデーラ侯爵
フレーシアの父親。アドルミデーラ領の領主。マグノーリア王国の書記官。ゲームではわからなかったが、意外と優秀な人。恐妻家。ゲームでは必ず死ぬ。
▶カルティ・アザ
お祖母様の従者。8歳。第一部では敵キャラだったのに、人気爆発に気をよくした運営が、第二部では攻略キャラへと昇格させた。ゲームではジェルバの怒りを買って領地から追放されるのだが、追放される気配が全くない。とてもよく死ぬ。
▶サディリア・アドルミデーラ
フレーシアの祖母。お祖母様。体調が悪く、領地の別荘で静養中。女傑。アドルミデーラ家の女帝。ゲームでは死んでしまうのだが、今のところその気配がない。
▶デイラル先生
医者。元アドルミデーラ家の専属医で、現在はお祖母様とフレーシアの専属医師。処方する薬は激マズ。フレーシアが遭遇した第一モブ。「ふぉっ、ふぉっ」という笑いが特徴的。
▶マイヤ
お祖母様に仕えているメイド長。
▶爺や
お祖母様に仕えている執事。
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