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Infinity job change~デスゲーで仲間と生きる  作者: 寝る人育つ
絶望のチュートリアル
7/24

地獄の始まりと希望の光   (ここからの内容を一旦保存するものとして進める)

5/1 案


・スライムいっぱい倒す話から大きく加筆/超越者の部分も書くかいまだに決めていない。

・もしかしたらチュートリアル終了してしばらくしたタイミングで出す可能性あり。

どれほどの月日が経っただろうか。来る日も来る日もスライムを斬り殺す毎日。だが俺は本当の意味で絶望を超えることを知らなかった。


その日俺は本当の意味で死んだ。



………………



初めは


「まあレベルも3匹でレベル1上がるのなら…」


と思っていたさ。でも勘違いだった。レベルは上がる。それに今となっては


蓄積量(50/1000)


となっている


でも、違う。これは(2/1000)にするためには(1/1000)×2が必要だった。



ただそれだけならまだよかった。(10/1000)の時異変が起きた。11にならなかった。いや、正確には現在(50/1000)なので11にはなった。


俺が言いたいのはそう……10毎に蓄積量がとんでも無く増えることだ



初めは少しの違和感。それは時間とともに不安を煽り。その時が来てしまった。


「蓄積量が上がらない」


、と


だからこそ。蓄積量が(10/1000)から(11/1000)になり、そして(20/1000)になった時確信した。いや、確信背ざる負えなかった。


本当は気付いていた。気づいてもなお目を逸らすことしか出来ずにいたこと。


蓄積量は上がるに連れ必要量が増えていく事に。




外れてはいないだろう。今は50までやっている、そこまでの倍率が10毎に2倍から10倍になっていた




「もう嫌だ」



俺がどれだけ叫ぼうと、この空間(ぜつぼう)からは逃れられない(・・・・・・)



その現実を知ったとき、辞めればいい、と思った。


だが面白いことに、ログインボタン(脱出ゲーム)は消え、これ(【IJC】)が現実と化していた。


そして自殺を同様する勇気もなく、いま現在においてもスライムを討伐し続ける。



これが、システムのバグなどであればどれほど良かったことか。




本来であれば、少年が言うように1匹でレベルを上げるため、スライム3匹でレベル1上げる事自体がおかしい……


つまり、普通の人より俺はレベル1000分の経験値蓄積量の3倍に相当する。



それからは地獄だった。


「よう、、やく………(100/1000)までいった………」



……




そして10、20と同様に区切りのいい数字……100から上がりが遅くなった。



おかしい101に上がらない10倍ならもうそろそろのはずだが……


そもそもスライムのEx(経験値)が少なすぎる


「少年よ、このスライムのExをどうにか上げれないか?」


と、一度聞いてみた事がある。


返ってきた答えは


「あります」


だった。これは希望が見えてきた。そう思ってしまうだろ。でも、現実はそう甘くない。


その甘い言葉(誘惑)には続きが存在した。


「ただ、推奨レベル1の次は200になります」


分かるだろう。


流石の僕でも分かる。この蓄積量だが(200/1000)が、レベル200のために必要な経験値量に相当する。



つまり、それだけの苦労が存在する訳だ。レベル1とレベル200では雲泥の差が存在するわけだ。



なぜそこまでレベルの差を開けるのか。考えた者に聞いてみたい。


レベル2になってもすぐにレベル1に戻される。


だからってレベルアップの恩恵は理解していた。つまり推奨レベル200って事は、平均ステータス2000。いやそれより上だろう


レベルも同じで、10毎に100毎に、SPが倍でmおかしく無い。


そうなると平均ステータス一万は軽く超えている可能性すらあり得る。


それに比べて俺のステータスときたら……




――――――――――――――――――――――



名前:ケイン レベル1

職業:未定

生命   :1

筋力   :60

防御   :0

魔法攻撃 :0

魔法防御 :0

速さ   :38

運    :1


〈スキル〉

剣術99/熟練度

〈ユニークスキル〉

英雄の道/レベル1(100/1000)


〈称号〉

ユニークスキルの保有者

英雄


SP:



――――――――――――――――――――――




弱すぎ……ん?そういえば今まで気にも止めなかったが、剣術って剣に対して補正(恩恵)があるって説明に書いてあった。


見てみよう。




――――――――――――――――――――――



剣術99;


備考:剣に対しての補正(恩恵)を得られる。スキル【熟練度】で、補正(恩恵)上昇


                     ▲



――――――――――――――――――――――




こんなタグあったか? いや意識したから出た可能性もある。何にせよ見ないことには進まない。




――――――――――――――――――――――



補正(恩恵)

筋力+198

速さ+99


                     ▼



――――――――――――――――――――――




味気ないレベル1毎に筋力+2と速さ+1か……


いや待てよ。恩恵があるのは、何も剣術だけでは無かったはずだ。




――――――――――――――――――――――



英雄;


備考:所有者と敵対者のレベル差が10以上あるとき。レベル差に応じて、ステータス上昇。英雄とは…



――――――――――――――――――――――




つまりレベル200の敵に英雄の補正は有効になる。


上昇量によるか?


いや英雄に補正上限が書いてなかった。



だからこれは仮説の域をでないことだが。


レベル200の敵に対して現レベル1ならば、それ相応の補正(恩恵)が得られる。


レベル1に対してレベル200ならかなりの補正(恩恵)がある


これも仮説に過ぎない。地道に倒していく……


ああ、100から全っ然進まない!!



それにこれはゲーム、仮想世界だここで死んでも現実世界に戻るだけ、のはず


そうだよ! なぜそれに気が付かなかったのだ



「少年スライムのレベルを上げてくれ。」

「わかりました。レベル200ですよ。死んでも後悔はなさらないでください。」

「……。」


(どうせ死んだら現実に戻るだけだろ。戻れないにしても(プレイヤー)にとって損なことはないはずだ。って、あれ?)


むかし咲人に誘われたゲームに、デスペナルティー……死んだ時の罰があったような……



(うん、気にしてもしょうがない。俺は英雄による恩恵が存在するのだから)

次回は咲人視点です

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