表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強種族の転生者  作者: いちご&ミルク
6/7

#5

次の日、またその次の日と日にちが経ち訓練を始めて1ヶ月が経った。明日は全15階層の迷宮に入る予定だ。


俺が始めてクリスと訓練をした日から白石さん、神崎さんペアと話しているとやたらと相川聖也が会話に入ってきて俺を睨んでくる。ほんとにめんどくさい。この1ヶ月の間にクリスさんのことをクリスと呼ぶようになった。


そしてこの1ヶ月間スキルのレベル上げをしていた成果がこれだ。


皇 綾翔

17歳 男

Lv1

天魔神族 親:吸血鬼・真祖&最上級天使&創造神

HP 7000/7000

MP 7000/7000

腕力 6000

魔力 6000

知力 6000

俊敏 6000

【スキル】

四大元素魔法Lv3(炎・氷・嵐・地)new

聖魔法Lv3new 暗黒魔法Lv3new 雷魔法Lv4new

召喚魔法Lv5new 時空間魔法Lv5

重力魔法Lv5new 魔力操作Lv8 無詠唱Lv_

アイテムボックスLv10 超回復Lv_

魅了Lv5 気配察知Lv6new 索敵Lv4new

テイムLv7new

【ユニークスキル】

皇琉戦技Lv10 スキル創造(制限付き)

吸血Lv1 血液操作Lv5 天使の慈愛Lv_

魔法無効Lv_ 状態異常無効Lv_ 神眼Lv_

【称号】

異世界の勇者 創造神の息子 創造神の寵愛

神々の加護 最上級天使の寵愛 吸血鬼・神祖の寵愛

【テイムモンスター】

神狼フェンリル


ちなみにスキル創造を使ったのは魔力操作と無詠唱だけだ。なかなか頑張ったと思う。神狼フェンリルはなんとなく従魔が欲しいと思って召喚魔法を使ったら出てきた。今はアイテムボックスの中にいる。


そろそろ時間だから行くとしよう!訓練所が集合場所だから訓練所に向かう。


◇◆◇◆◇


訓練所につくとみんなすでに集まっていた。俺が来るのを見るとクリスが前に出てくる。


「全員集まったみたいだな。それでは迷宮までは馬車で移動するぞ。」


全員が馬車に乗り移動すること約30分迷宮の前についた。


「今回は8階層まで行ってレベリングする予定だ。5階層からはトラップがあるから気をつけるように。それでは、中に入るぞ。」


そう言うとみんなぞろぞろと迷宮に入って行く。

みんなで迷宮を進んでいる。俺はクリスさんと1番後ろにいる。先頭には騎士が3人いる。前の方からやったーとか声が聞こえる。俺は近くにいたスライムを鑑定してみる。


スライム

Lv8

HP82/82

MP132/132

【スキル】

魔力操作Lv2 火魔法Lv3

衝撃耐性Lv4


鑑定は一部省略している。すごく弱いな。

俺はスライムを殴ってみる。スライムはベチャッ!となったがすぐに元に戻ってしまった。


「綾翔、スライムには核があるそれを割れば倒せるぞ。」

「そうなのか、ありがとなクリス」


俺が御礼言うと何故かクリスは顔を赤くしている。なんでもいいか。と思いながらスライムの核を割る。

『レベルが上がりました。』

ん?どうやらレベルが上がったみたいだ。

「ステータス(一部省略)」


皇 綾翔

Lv2

HP 14000/14000

MP 14000/14000

腕力 12000

魔力 12000

知力 12000

俊敏 12000


…いや確かに加護とかでレベルアップ時ステータス極大補正3つあるけどこの上がり方はヤバい。


そんな感じで自分のステータスに頭を抱えていると8階層についた。


「それでは、一時休憩とする。そこにある奈落は危ないから近寄らないでくれ、以上だ。」


奈落か俺はここにわざと落ちて一人旅を始めようかな。


「皇くん、お疲れ様。」

「皇くん、レベルはどのくらいあがったのかしら?」

また、二大女神の二人が来やがった…

「いま、レベル2だよ。」

「そんなに上がってなかったのね。」


と話していると気配察知と索敵に反応があった。

…これは…地竜か?よし!こいつにやられた風に見せて奈落に落ちよう!


「おい!勇者の全員は逃げろ!地竜だ!」

そう言いクリスが前に出てくる。俺はそのまま動かないで魅了スキルを使い地竜に俺を襲わせるように仕向ける。


よし、地竜の攻撃が来た!とその時俺と地竜の間にクリスが入ってきた。


「きゃっ!」

そのままクリスは奈落に落ちていく。俺は魅了スキルを使いながらすぐにクリスのあとを追う。


俺が落ちていると地竜も落ちてきた。俺はその地竜を重力魔法を使い内蔵を全て潰して殺しアイテムボックスにしまう、重力魔法を使い着地にそなえる。


下に着くとクリスは無事に着地できていたようだ。

「クリス大丈夫か?」

「な!なんで綾翔もここに居るの!?」


「普通に追ってきたんだけど」

「これじゃあ、王国に戻らないと行けないじゃない。」


「ん?クリスは王国に戻りたくないのか?てか、口調違くね?」

「いつもの口調は騎士団長として威厳を出すためにやってるの。王国にはもどりたくない。」


騎士団長それでいいのか…一応理由を聞いてみよう。

「なんで戻りたくないんだ?」

「だって、あの国の王と王子は私に会う度にセクハラしてくるんだよ!もぅやだぁ〜。」


か、かわいい。まあ、普通に考えて嫌になるよなしょうがない。


「なあ、クリス一緒に旅しないか?」

「え?綾翔は王国に帰らなくていいの?」

「ああ、俺が地竜の前から動かなかったのは俺も王国から抜け出したいと思ってたからな。」

「ほんと!?じゃあ一緒に旅しよう!」

「よろし…ん?おいクリス上から二つなんか落ちてくるぞ!」


『『きゃー』』

あれ?おっかしいななんか白石さんと神崎さんの声がするな…あれ?落ちてきてるのって…俺は咄嗟に重力魔法を使い二人を受け止めた。


「怖かったー、皇くん!どうして奈落に飛び込んじゃうの!危ないでしょ!」

「そうよ!まったく死んじゃうかもしれないのに。」


一言いいたい


「お前らが言うなボケッ!」

…あ、やべ素で言っちゃった

「ごめんなさい!」

「そうね私たちの言えたことじゃなかったわね。」


ふぅ〜めんどくさくなってきたな。


「二人はこれからどうするんだ?俺とクリスはここから出たら一緒に旅をする予定だ。」


「ん?クリスって騎士団長さんのことかな?皇くん?騎士団長さんのことクリスって呼んでるんだったら私のことも結衣って呼んでくれるよね?」

「もちろん私のことも真奈って呼んでくれるわよね?それと他人行儀な喋り方はやめて」


「いや、喋り方はともかく名前呼びはちょっ「呼んで(びなさい)…はい。」


なんなの?一瞬お母さんと同じ目をしてたんだけど。


「それじゃあ、これからは綾翔くんって呼ぶね!」

「私もそう呼ぶわ。」


「それで結局二人はどうするんだ?」


「もちろんついて行くよ?」

「私もよ」


俺はクリスの方に視線をおくる。クリスは困り顔で「いいんじゃない」と行ってきた。


「それじゃあ、まずはレベリングからするか。」

「ん?綾翔別にレベリングしなくても勇者たちならこの迷宮はあの地竜みたいにイレギュラーがいなければ出られるでしょ。」


「いや、無理だ。さっきそこの壁に鑑定をかけてみたんだが、ここは裏迷宮の第一階層でモンスター達もすごく強い。これがさっきたまたま見えたゴブリンの鑑定結果だ。」


そう言い俺はみんなにゴブリンのステータスを見せる。


ゴブリン

Lv159

HP 4520/4520

MP 431/431

腕力 3240

魔力 763

知力 298

俊敏 2431


「こ、こんなの私でも倒せるかどうかですよ!?」

「綾翔くんこれって倒せるの?」

「これ、私たちがあのステータスに届く前に死んじゃうんじゃないかしら?」


「ああ、その事なんだがちょっと待っててくれ。」

『なあ、母さん』

『あら?綾翔から念話なんてどうしたの?ていうかそこ裏迷宮じゃない。』

『それでなんだが俺の目の前にいる3人に加護をやってくれないか?』

『いいわよ。ただし!愛してるお母さんって言ったらね。』

『あ、愛してるよ?母さん…』

『きゃー、私もよ。もう加護は付けたから頑張ってね!』


ふぅ〜なんかすごく疲れたな…

「今みんなに創造神の加護がついてる。俺が敵を弱らせるからみんなはトドメを刺してくれ。」

「「「どういうこと(よ)!?」」」


こいつら仲良いな…


「だから創造神にみんなに加護を付けて貰ったからレベルアップするとステータスに極大補正が入るんだそれでステータスを上げようってことだ」

「「「そうじゃなくて、どうやって付けて貰ったの(よ)!?」」」


「それは普通に頼んだだけど…」

「ホントのこと言って(いなさい)!」


別に嘘はついてないんだけどな…はぁー言うしかないか…


「母親なんだ…」

3人共俺の事を何言ってんの?みたいな目で見ている


「ああもう分かったよ!証拠見せればいんだろ!」

俺はそう言いながら羽をだしステータスを見せた。


「ほ、ホントだったんだね…」

「綾翔くんってチート野郎だったのね…」

「あ、綾翔。天魔神族なんて初めて聞くんだけど…」


「とりあえずみんなレベリングを始めようか。」

「そうしよう!」

「そうね」

「そうだね」


「じゃあ、最初はあいつからだ。」










そうして、俺らのレベリングはやっと始まった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ