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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

その探偵は改造されたが変身はしない

作者:福山皆人
 一七八九年 パリ。“死の大天使”サン・ジュストの盟友、不死者(ストラルドブラグ)シルヴェール(のちのギーヴァー)は、百年周期の不可視彗星が拡散するヒュドラ・ウィルスにより不老不死となる。
 彼は、秘密結社『黒薔薇十字団』創始者ではじまりの不死者ゾンネの《全知(神の瞳)》を自分の《未来(神の右手)》と《過去(神の左手)》で別次元へ飛ばしたため、心臓を抜かれ、バスティーユへ投獄される。
 ゾンネの傀儡『賢老会議』統一議長の不死者ヨナは、バスティーユ陥落の混乱に乗じて彼を解放し、極秘裏に保護する。
 二〇八九年『MM21大災害』から『MM21創世記計画』で再生した横浜。再生の象徴であるGタワーは、世界経済を支配する『賢老会議』の中央本部にして不可侵の聖域である。
 改造人間の探偵スパンは、記憶喪失の凪原(ギーヴァーが『MM21大災害』で身体を損壊し、心臓の抜けた不完全な再生により偶然生まれた別人格)と出会う。彼の周辺を調べるうちに超能力少女コーネリア、九人の不死者、十二の聖遺物《レリクィア》の存在を知る。
 十年前、サン・ジュストの血を引くコーネリアは、ギーヴァーに命を助けられ、《過去》を渡される。十年間ひっそりと暮らしていたが『賢老会議』の実行部隊に《過去》を奪われ、その力で抑えていた早老症が進行し始める。
 ヨナは、ギーヴァーのクーデターによりGタワー内の『世界法院』に幽閉される。スパンは、元上官『鉄仮面』(実はヨナ)の依頼でヨナと《過去》の奪還へ仲間と共に向かう。激戦の中、凪原は頭を撃ち抜かれたことで人格がギーヴァーに統合されてしまう。《過去》を奪い返したギーヴァーは、《未来》と《過去》の同期発動で次元の扉を開き、不可視彗星をGタワーに落とそうとする。全ては、ヨナが不老不死となり、ゾンネを超えるための計画だった。
 微かに残されていた凪原の人格により不安定になったギーヴァーから《未来》と《過去》を奪ったスパンは、改造手術執刀医カルルが気紛れで仕込んだ《重力(神の心臓)》を発動、ヨナを太陽に飛ばした後、次元の扉を閉じることに成功する。
 生命維持装置からゾンネが目覚める。その手にはギーヴァーの心臓が握られていた。
プロローグ
2016/10/21 10:27
探偵
2016/10/23 09:40
ネストル・ギーヴァー
2016/10/26 09:20
凪原和也
2016/10/28 16:24
仲間
2016/11/01 18:04
叛乱
2016/11/02 19:42
鉄仮面
2016/11/07 23:27
一枚の写真
2016/11/13 23:06
コーネリア・キルドレーン
2016/11/19 12:42
アジール
2016/11/24 20:08
幸福な王子
2016/12/03 16:35
魔法の指輪
2016/12/18 01:36
ガルダ
2016/12/29 14:01
ミカエル・ショルテの回想
2017/01/09 22:20
記憶
2017/01/28 23:14
本間忠之
2017/02/24 21:20
デザイアとプライム
2017/04/02 00:12
新聞
2017/04/03 00:21
茅野洗多
2017/05/08 00:02
少女の記憶
2017/06/01 00:12
突入
2017/08/31 00:44
特殊改造型
2017/11/17 18:53
TBM
2018/04/09 21:52
凪原の最期
2019/12/19 22:54
レヴナント
2020/06/27 22:02
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