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囚われの王女、誓いの脱出

ノルヴァ帝国の地下深く、誰も近づかない古い礼拝堂跡地。

そこに、クラリスは囚われていた。


彼女の記憶と魔力は分離され、偽クラリスに“心”を奪われた状態。

けれど、ユウトの叫びは、彼女の心の奥に届いていた。


クラリス(独白)

「もう一人の私がユウトに触れてる。

……あの人が、私を信じてくれたように――今度は、私が自分を信じる」


その瞬間、胸元のペンダントが淡く輝き始める。


クラリスが囚われた部屋には、

“記憶を封じる魔導機構レコード・シール”が設置されていた。


ところが、彼女が涙ながらに思い出した一つの記憶――

“ユウトと初めて出会った日、屋上で風に髪がなびいた瞬間”――


それが魔導機に反応し、封印が緩む。


クラリス「……記憶は、奪われても消えない」


封印が破れかけた時、扉の外に現れたのは――

黒ずくめの影。


???「クラリス・ノルヴァ。来い、今なら出られる」


クラリス「あなたは……?」


その人物はフードを脱ぎ、低い声で名乗る。

「元帝国特殊諜報部・No.07、“ファルク”。君の兄に雇われた」

クラリス「兄様が……?」


クラリスの兄、セルディス・ノルヴァ公は

表向きは帝国の参謀長としてエグザムに従っていたが、

内心では帝国の暴走を危惧していた。


彼は密かにクラリスの無事を信じて、「ファルク」を潜入させていたのだ。


クラリスとファルクは地下通路を使って脱出を開始。


しかし、すぐに察知され、

“帝国魔導兵”および“精神操作された生徒たち”による追撃が始まる。


クラリス「彼ら……操られてる!?

お願い、殺さないで!」


ファルク「選べ。逃げ延びて未来を変えるか――今、ここで折れるかだ」


クラリス「私は、未来を守る!!」


クラリスが封じられていた魔力を取り戻し、

彼女本来の大魔法“リインカネーション・フレア”を発動!


魔導兵たちの精神支配を解放


周囲の封印結界を焼き払う


そして、偽クラリスの精神の一部を逆流させ、探知に成功!


クラリス「もう一人の私……あなたがどこにいるのか、わかったわ」


クラリスとファルクは、帝国の外縁部にある廃墟都市へ逃げ延びる。

そこで、セルディス公の密使と接触。


クラリス「……私、戻る。あの学園に。

ユウトに、私の気持ちを伝えるために。

もう一度、“本物”として――」



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