ノルヴァの影――動き出す“仮面の宰相”
クラリスが去った直後。
ノルヴァ帝国の中枢、宰相エグザムの屋敷で不気味な会議が始まっていた。
エグザム(仮面の男)
「……クラリス姫が、“感情”を持ったか。
ならば、利用する価値は終わった」
側近「王子ライオネル様が動きました。
すでに“学園”に接触を……」
エグザム「ならば、“次の刺客”を送れ。
――“破壊者級”の子供たちを、連れていけ」
ユウトは放課後、屋上で手紙を書いていた。
ユウト(クラリスに何か言葉を送りたくて、でも言葉がうまく出てこない……)
そこへ、アリシアがやって来る。
アリシア「書いてるの?手紙。……私も、何かしたくて」
ユウト「ありがとう、アリシア。お前の優しさが、すごく救いになる」
二人の間にほんのりとした“甘さ”が生まれかけた、まさにそのとき――
現れたのは、仮面をつけた美少年と3人の少女たち。
仮面の少年「命令だ。クラリス姫と関わった者を、排除せよ。とくに“ユウト”――お前は、危険因子だ」
少女1(銀髪ツインテ):「超高速斬撃で心臓一突き、OK?」
少女2(無表情ロリ):「爆弾設置完了。もう帰ってもいい?」
少女3(関西弁のお姉さん):「あんたら、楽しい死に方させたるで♡」
ライオネル「……ユウト、アリシア。後方に下がれ」
ユウト「やれるのか!?」
ライオネル「当然だ。――我が名はライオネル・ノルヴァ。
帝国の牙にして、“絶対防衛の盾”。ここで倒す!」
ライオネル vs 少女1(斬撃スピード勝負)
グレイス&親衛隊 vs 少女2(爆弾解除チーム)
アリシア&ユウト vs 少女3(トリッキーな魔法戦)
激しい戦いの中、ユウトの覚醒が始まる。
ユウト「……やめろ!!これ以上、誰もクラリスを否定するな!!」
彼の叫びに反応するように――
胸元の“クラリスからの手紙”が、まばゆく光り始める。
「ユウト、あなたが心を信じるなら――私も、帰る勇気が持てる」
その瞬間、彼の中に力が灯る。
かつてクラリスが“感情”として遺した魔力――
ユウト「……クラリスの力、今だけ借りるぞ!」
仮面の少年「計画通りではないが……第一段階は完了。次は、“本命”を仕掛ける」
少女たち「次は、“彼女”を連れてくるんだね?」
アリシア「……彼女?」
ノルヴァ帝国、謎の地下室――
クラリスが目覚める。
クラリス「ここは……?
……あの戦いの後、私は……!」
傍らに立つのは、もう一人の“仮面のクラリス”。
仮面のクラリス「――あなたの“感情”は、私が引き継ぐわ。
ユウトの心を、私が壊す」




