兄さんな。合コンに行こうと思うんだ。17
辺りは騒然となります。
「え……?は、はなちゃ……ん?」
私は意識が朦朧としている兄さんに肩を貸し、ヨシノブの元に歩みます。
「すみませんご友人の方。兄さんの妹の花です。迎えが必要と聞いたので。兄さんがご迷惑をおかけしました。連れて帰ります」
「え?あ、あぁ……。あれ?まだ呼んでないよな…」
「あと、そこのお二人もご迷惑をおかけしました。お話近くで聞いてましたが、私を怒らせる方法ははただ一つ。兄さんを馬鹿にすることです」
「……」
決まった……。後は兄さんと共に静かに去るのみです。
あっ店員さんあっハイ。すみません本当。二人とも出禁?ですよねー。
あとお代ですね。2800円ですね。すみませんもちろんちゃんと払います。意外と高いですね。
――――――帰り道
居酒屋から兄さんに肩を貸しながら帰ります。
兄さんはドロップキックのダメージとお酒が残っているのか、なんとか千鳥足で歩けるレベルでした。
「兄さんごめんなさい……」
「んあぁ…………はなちゃん……じゃないかぁ」
呂律が回ってない兄さんなんて初めて見ます。
――――ああ。アリ。これはこれで普段の凜とした兄さんとのギャップ萌えがあってアリ。
「……兄さん。ごめんなさい色々と。説教は帰ってから兄さんが休んだら沢山聞きます。今は無事に帰ることに専念しましょう」
「いや……ちがうんだ……ありがとうな……はなちゃん」
「え……?」
すると、後ろから私達を呼ぶ声がしました。
「おーーーーーい!!!待ってくれーーー!!」




